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【図解】ビーチダイビングでフィンを履くときに便利な小技
ダイビングには大きくビーチエントリーとボートエントリーと2つの方法があります。
ビーチと言っても、今あなたが想像しているビーチとは違う岩場みたいなところからエントリーする場所もあるんですよ。サイパンには世界的に有名なグロットというポイントがあって、117段の石段を下りて大岩に渡ってそこからジャイアントストライドエントリーで入ります。
かなり、肉体派なポイントです・・・。一日でも若いうちに挑戦してください。なるはやで。
ボートダイビングであれば、器材を背負ってから数歩あるけばすぐ水に入れますが、ビーチダイビングは重い器材を背負ってボートダイビングより移動する距離があるケースが多いです。ちょっと大変ですね。
そこで、1つだけどうしても伝えたいことがある!
今日は小さいことだけど、ぜひやってみてほしいことを書きます。
あ、ちなみにあなたのバディがムキムキマッチョであれば、今日のお話は聞き流してください。
バディシステム
ダイビングは、バディシステムにのっとって必ず2人以上で潜ります。インストラクターさんとマンツーマンでもバディシステムですね。
バディシステムを採用する理由は3つ。
①バディと一緒の方が安全だから
②バディと一緒に潜った方が楽しいから
③バディがいた方が便利だから
そう、やっぱり誰かと助け合えた方が便利で安全なんですよね。
で、特に今日言いたいのはビーチダイビングでフィンを履くときのことね。
フィンの履き方については他にもいろいろモノ申したいことがたくさんあるので、また違う機会に書きます。言いたいことが多すぎる。
本日は「ビーチダイビングでフィンを履くときにバディとして安全に効率よく自分の体力を減らすことなく手助けをする方法」を伝えたい。
まずダメなケースはこちら。
これは一番のあるある。腕につかまっちゃうパターン。
さっきも言ったようにバディがムキムキマッチョマンであれば、しっかりと支えてくれます。
ただ、一般ピーポーであれば片手一本で相手の体重+器材総重量約13キロ+装備したウェイト量を支えるのは無理ゲーです。
足場がよくて自分が身軽であれば行ける人もいるかもしれませんが、器材背負って波打ち際でなんてぜったいむりー。
これなんてもっとダメね。さらに腕力を要求されるパターンです。仲良しなのはわかった。助けてあげたい気持ちもわかった。
しかし、これでは両者共倒れ必須のスタイルなんです。2人でエントリー直前にコケたときの体力の消耗ったらないですよ・・・。とにかく重いもの背負っているので思わぬケガにつながることもあるし。
とにかく、バディの腕につかまっちゃだめだし、バディを腕を差し出しちゃダメなの。
いいですか?つかまるのは肩です。
肩につかまってくださいと言ったとたんに、ここまで極端に肩組んじゃう人いましたね・・・。それ、逆にやりづらくないです?
正解は、こちらです。
バディの肩につかまってフィンを履く。支える方の人は手でヒジを固定してあげてください。ヒジを固定してもらったら、驚くほど安定することに気づくと思いますよ!ヒジが動かないからブレないんですよ。
これマジで試してみて!めっちゃ楽だから。
図に書くとこんな感じ。
ここまでの挿絵をすべて「いらすとや」さんでいただいたので、今日はいらすとやさんだけで完結させようと思ったんだけど・・・さすがに「肩につかまってヒジを固定する人」のイラストはなかったので描きました。
どっからどうみても2人組のフルフェイス強盗にしかみえない。
その日初めて会った相手とバディを組む場合はちょっとヒジをガシッとつかむのは気が引けるなぁって方は、肩につかまってもらって、支えるときは相手のBCDの袖ぐりのところを掴んでも良いです。でも、一応一番効果があるのはヒジ固定法だと思います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
こういう方法もあるよーっていうのがありましたがぜひ教えてくださいね!
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