マレ地区のサンポール駅~シシリア王通りとピエール・カルダン
パリ4区マレ地区はおしゃれな雰囲気がいつもする地区です。
サンポール駅からは、ピカソ美術館や、カルナヴァレ美術館までもすぐですが、美術館へ行かずとも、駅からシシリア王通り(Rue du Roi de Sicile)まで行くと、思わず足を止めてみたいところだらけです。
地下鉄1号線のサンポール駅から、シシリア王通り(Rue du Roi de Sicile)までは徒歩3分くらいです。
つい最近、行ってきたらこんなお花屋さんがありました。
紫陽花が綺麗でした。
お花屋さんの横からみた中のインテリアもいいですよね。
隣には和食店もあり、日本の国旗が。今はコロナでテイクアウトのみでした。
このシシリア王通りはセヴィ二ィエ通り(rue de Sévigné )と交差しています。
ここは、セヴィ二ィエ通りの消防所前です。
赤色の郵便投函箱のように見えるのは、通報機(le dernier avertisseur d'incendie)なのです。
緊急時にはこの通報機で、他の署へ連絡がとれたようです。今はスマホの時代ですが、まだ何台かはパリにあるということで、時代ものですね。
それと、シシリア王通り通りから北へ行くと、サン・メリ通り(Rue Saint-Merri)があり、ピエール・カルダンのブティックがあります。
懐かしいスタイルのワンピースが見えます。いかにもピエール・カルダンの雰囲気ですね。
マレ地区は、どこを歩いていても、良さげなブティックやスーパーが目に入ってきます。
ここは、自然派のエコロジーのコンセプトストアです。
気になる作りですよね~~。
ところで、ピエール・カルダンのブティックは、エリゼ宮の近くにもあります。
去年12月末にピエール・カルダンさんは亡くなりました。
その後エリゼ宮の方へ行って、ブティックを見に行ったのですが、電気も消えていたのです。
ちょっと寂しかったのですね。
ピエール・カルダンのエリゼ宮のブティックは、オートクチュール全盛期には、6階に縫製作業アトリエがあった場所です。
時代は変わり、オートクチュールからプレタポルテへほぼ以降しています。今度ここの中に入る機会があれば、また投稿したいと思います。
ショコラティエのメゾン・ラルニコルはマレにあります。