パリ3区 のマレ地区「カルナバレ美術館」綺麗に蘇ったパリの歴史資料館
大分まが開いた投稿になりました。
1月は出だしがよく投稿できたのに、もう1月も末です。こんな感じでまた今年も早く月日が過ぎていくのでしょうか。
ところで今月、パリ3区にある、【カルナバレ美術館 】に行ってきました。
改装工事を終えて再オープンとなったのは去年の夏です。
パリのマレ地区という立地が良い場所にあり、去年に一度行って、また今年も行ってきました。
ネットで予約をしないといけませんが、常設展は無料なのです。
改装工事を終えた、玄関入口が鍵屋さんの看板。細かい仕事が光ってます。
【Musée Carnavalet, 23, rue de Sévigné 75003 Paris】
カルナヴァレ博物館とも言い、パリの歴史資料を収蔵・展示している市立美術館です。
改修工事は5年もかかっているだけあり、再オープンでバランスの良い、またアーティスティックですよね。
このカルナヴァレの名前は、ブルターニュの領主イギリス名Kernevenoyがフランス語になってついたのです。
美術館に入る前に、中庭には、ルイ14世の立像(アントワーヌ・コワズヴォ作)があります。
別の中庭の、勝利の中庭は、ルイ・シモン・ボワゾ作の勝利像があります。
中もいいですが、外の中庭も綺麗なのです。
ここは夏は、カフェになります(去年は夏の間限定でカフェになっていました)。
カルナヴァレは、階段も綺麗です。玄関入口から鍵屋さんの看板などを通って、この階段から上へも行けます。
もう一つの階段は、Escalier de Luynes (リュイネスの階段)と言っています。
どうもベルサイユ宮殿にもこの手の階段があるらしいです。
見過ごしてしまいますが、ここ階段も有名です。
この階段を上がり、2階へ着くと、そこが「リュミエール」の部屋になっています。フランス語でLumieresと言って光の意味で、いわゆる啓蒙思想のことです。
啓蒙思想家の一人のヴォルテールです。
この美術館は、パリ市の歴史資料を収蔵しているので、啓蒙思想がパリから出たので、こんな展示になっています。
この部屋を進むと、この館に住んでいたマダム・セヴィ二エの部屋になっています。Madame de Sévigné
文体と綺麗な文章で、娘さんとの書簡のやり取りが、フランス語表現のお手本になって有名となりました夫人です。
それもあって、このカルナヴァレ美術館に暫く住んでいました。
居間のようになっている部屋がいくつもあり、インテリアが綺麗です。
その他に、ルノワールの絵が屛風のようになっています。
3階には、フランス革命、パリコミューンの、パリの歴史資料を収蔵がされています。
左の腕を組んでいる人の絵は、リストの肖像画です。
パリの歴史といえば、やはりフランス革命ですよね。
フランス革命を経て、フランス共和国となってからの市役所からのメッセージです。
中には、ワクチン接種(Vaccinations)のメッセージもあります。
それと、ジュリット・グレコの絵は、
常設展でこのくらいあるのは嬉しいです。
ヴィクトル・ユゴーの館からも近く、一緒に見れる距離にあります。
ルーヴル美術館もいいですが、こじんまりとしていますので、1日かけてゆっくりとみるには良い美術館ですね💚💞💕
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