パリ11区の屋根がないパッサージュがいい
パリでパッサージュができたのは1850年代、当時は屋根で覆われパッサージュは150もあったと。
今は、約30が残っていると言われています。
有名どころもあれば、ほぼ無名というのもあります。
ホテル・ショパンのあるパッサージュ・ジュフロワ(Le Passage Jouffroy)などは、歴史建造物に指定されて有名です。
先週フラフラと歩いていたら、良さげなパッサージュがありました。
ここは、パリ11区のあまり知られていないパッサージュ(le Passage de la main d'or )です。
夏の今はとりわけ雰囲気がいいです。
ここから左手に行くと、路地になっています。パッサージュと言っても屋根がないパッサージュです。
この路地を南へ行くと、 フォブール・サントノレ通り(rue du Faubourg-Saint-Antoine)という大通りへ到着します。そこにはカフェがあります。
路地からカフェを覗いたインテリアが見えます。雰囲気がいいですよね。
そして、このカフェがある向かい側は、ストーリートアートのペイントになっています。
フォブール・サントノレ通り(rue du Faubourg-Saint-Antoine)の入り口です。ちょっと怪しいと感じるかもですね。
この入り口から入り、先ほどのアンニュイなレストランにたどり着くまでの雰囲気です。
屋根がないパッサージュで短いです。見過ごしてしまいますが、雰囲気抜群です。
また、冬の間と夏の間は随分と感じが違います。
ここは屋根がないので、夏場の方が雰囲気がいいです。
テラス席ではまだ食べたことがないのですが、車の往来がないのがいいですね。
11区と12区にあたりは、ミクロクリマと言われています。ミクロクリマというのは、本当にそこにしかない微妙な雰囲気のことです。
この辺りは、地理的にはバスチーユとナションの間にあり、地下鉄駅は、ルドリュ・ロラン Ledru-Rollin (8号線)が近いです。
散歩にうってつけです。
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