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情報処理安全確保支援士に1ヶ月半で独学合格する方法


こちらも読んでください。


私が、働きながら情報処理安全確保支援士に、1ヵ月半で独学合格した勉強方法を紹介します。


1.結論

過去問から暗記対象を抽出して、A4用紙15枚分の暗記リストを作り、それをひたすら覚えることで、効率的に合格できました。


この暗記リストは 800円 で販売していますのでご参考ください。


600円に値下げしました



これまでにも、複数のプラットフォームで 800部 以上の販売実績があります。

以下、メルカリでの評価の内容の抜粋です。

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しかし、販売数の増加に伴い、制作作業が間に合わなくなったことや、プリンタの故障(以前は紙媒体での販売も有り)などにより、一時販売を停止していました。


youtubeでも紹介しています。
倍速で見て、勉強して、サクッと合格しちゃいましょう。


ちなみに私は、応用情報技術者試験合格後に公務員に転職できました。

支援士(RISS)を持っていれば、より転職が有利になり、またセキュリティ業務への信頼が増すと思います。

また、応用情報技術者試験も過去問から暗記リストを作成し、働きながら2ヶ月で1発合格しました。


この勉強方法の対象者は下記に記載している通り、この試験の特徴を利用したもので、情報職員やエンジニアとしての知識・実力はあまりつきません。

「とりあえず、65点~70点くらいでサクッと合格して、あとで深く勉強したらいいかな~!」って人向けです。

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2.他人の勉強方法は信じるな

勉強方法の紹介ブログで、いきなりこんなことを言うのは、気が引けるのですが、真実と思っているので記載します。

他人の勉強方法(特にネットの情報)は、疑ってかかるべきです。

これは応用情報の勉強方法を検討していた際の教訓なのですが、ブログとか、Twitterとかの情報は、生存バイアスがかかりまくりで、凡人の私には参考になりませんでした。

例えば、下記のような記事が注意。(この記事も同様なのですが(^^;)

・応用情報技術者試験に1ヶ月や2ヶ月で独学合格

・基本情報技術者試験に1ヶ月や2ヶ月で独学合格

・情報処理安全確保支援士試験に1ヶ月や2ヶ月で独学合格


内容を見ると、「低学歴(Fラン大学卒)で、働きながらでも、この参考書、テキスト、問題集なら最短合格できるからおすすめ」とか、書いています。


ブログや、参考書を否定しているわけではありません。

念頭に置くべきなのは『勉強環境や地頭の良さは、人によって全く違うこと』です。


例えば、以下のような「違い」が比較的わかりやすいです。

■環境の違い
「社会人」と「学生」
「ホワイト企業」と「残業50時間」
「SE」と「一般事務」

■地頭の違い
「2,3回読むとでテキストが理解できる」と「7回読むとテキストが理解できる」
「参考書1冊を3日で読み終える」と「参考書1冊を7日で読み終える」
「参考書はひたすら文章を読んでいく」と「参考書は疑問を抱きながら読んでいく」
「Fラン大学卒(偏差値50)」と「Fラン大学卒(偏差値40)」

※Fラン大学の認識は人によって、かなり異なります。

このようなバックボーンの違いがあるため、鵜呑みにしてはいけないと考えています。


同じ参考書を使っている受験者、専門学校に行っている人でも、合格する人落ちる人がいます。

これが、地頭の差です。

ブログやyoutubeでは紹介されませんが、「文章の基本的な読み方」や「理解力」にそれぞれ差があって、これが合否に影響するのです。


(1)筆者のスペック

では、何を信じればいいのか。

それは可能な限り、情報発信者のことを知ることです。


私のプロフィールは以下のような感じです。

・偏差値42の大学の文系学部を専願で受験し、合格。

・センター試験未受験

・学歴コンプレックス

・卒業後は非上場の中小一般企業で営業事務

・ITに全くの無縁

・支援士の勉強中の残業は40時間程度
(応用情報の勉強中は残業60時間以上)


この状態で、過去問丸暗記戦法で応用情報に一発合格して、支援士にも一発合格しました。

「この人よりはましかも」と思えたなら、ここで紹介する勉強方法は効果を発揮すると思います。

ちなみに、私だって、本当はじっくり勉強する予定でした。
しかし、仕事の負荷が高く、休日出勤もあり、勉強が手につかない日々が続き、気付いた頃にはギリギリになっていて、追い込むしかなかった。
これが勉強方法に至った経緯でもあります。



(2)過去問の丸暗記がなぜ有効なのか

先ほど、環境や地頭の違いを述べました。

それを踏まえて、この記事での勉強方法をお勧めする理由は何か。

それは「やることが単純」だからです。

頭の良さなんて関係ありません。


暗記リストは、応用情報用が1500部以上、支援士用は800部以上の販売実績がありますが、これだけ売れたのは、やることが単純だからだと考えています。

ただ、選択肢を選べるように、覚えるだけ。

3日で覚えれなかったら、5日で覚えれるようにしたらいいだけ。

超シンプルです。やるだけです。


3.合格のためにやったこと


試験合格のために私が取り組んだことは、下記の2つだけです。


(1)過去問を解く

(2)15枚のA4資料(暗記リスト)を覚える


これをひたすら繰り返して、1ヵ月半の勉強期間で合格しました。

’’働きながら’’でも合格できます。


この試験は、応用情報とまではいきませんが、ただの暗記大会です。

地道に黙々と効率的にやった人が勝ちます。


そして、午前Ⅰ免除があれば、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験ほどの勉強時間は不要です。


(1)過去問を解く

過去問は、なるべく早い時期から取り組みます。

というか、私は過去問しかしていなかったので、最初から過去問でした。


過去問は、実力確認と文章に慣れるために解きます。


情報処理安全確保支援士試験は、午後の読解にエネルギーを費やしますが、

知識さえ詰め込んでいれば、難しい文章ではないです。

ただ、文章の量が多い!


なので、知識の詰め込み(暗記リスト)と並行して、過去の問題文を読み、慣れていくことが大切です。

国語が得意な人以外は、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の時よりも、問題文を読み込むことに時間を充てるべきでしょう。



(2)15枚のA4資料(暗記リスト)を覚える

この試験は特徴的で、過去問とほとんど同じ問題や、類似問題が多く出題されます。

ほぼ同じものが3割~4割くらい、類似問題が2割~3割くらい出題され、残りが新しい問題や、難しい問題といった試験構成になっています。

なので、市販の分厚いテキスト、参考書、問題集、専門学校のありえない分量のテキストを使用しなくても、

過去問の必要な個所だけ覚え、問題文に慣れることで、合格点に届くと思います。

では、何を覚えればいいのか・・・。


暗記の対象は、過去問から、よく出題される問題だけです。


私は過去問から、「複数回出題されている問題」や「頻出キーワード」等を抜き出して、暗記のリストを作成して、それをひたすら覚えるようにしていました。

これがnoteで販売している暗記リストです。


「これだけ覚えたら合格できます!」というような市販のテキストがあればいいのですが、どれも分厚いものばかりで、勉強時間の確保が難しい私には、マッチしませんでした。


暗記リストの中には、問題文と選択肢だけ覚えるようなものも結構あります。

例えば、「〇〇〇」という問題文が出てきたら、選択肢は「ウ」といった感じです。


実際に過去問を見てみると、こんな感じです。

令和元年度秋期情報処理安全確保支援士試験午前Ⅱ問5 解答:ウ

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平成30年度春期情報処理安全確保支援士試験午前Ⅱ問6 解答:ウ

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面白いくらいに、同じ問題です。

こんな問題のために、分厚いテキストは必要でしょうか?



詳しい知識や計算の理解をする気がなく、とりあえず合格したい私には、これで十分。

これが、上記で記載した「情報職員としての知識はあまりつきません」の理由です。


2割から3割程度出題される類似問題は、選択肢が入れ替わっていたり、文言が微妙にこれまでと違っているようなものを言います。
youtube動画に掲載していますので、ご参考ください。

これらは、問題文と解答を覚えていれば、ちょっとくらい違っていようが、十分に対応可能なレベルと思います。


新しい問題についても、暗記した知識で消去法を使えば、高確率で正解できます。

ここで無理に得点しなくても、合格レベルに十分達するのですが、新しい問題で得点できれば、とりあえずラッキーです。



注意点として、この暗記リストをすべて覚える必要はありません。

もちろん、覚えれるのであれば、一番良いですが、私は勉強期間が1ヶ月程度しかなく、しかも偏差値42の文系大学(センター受験経験なし)なので、暗記力が貧弱で丸暗記はしていません。

単語を見てその他の知識を何となく連想・イメージできるレベルまで仕上げました。


4.暗記リストを使う対象者像


私の暗記リストを使った勉強法は、これまでの内容の通り、最低限のものを覚える方法なので、万人受けしません。

あくまで下記のような受験生を対象としています。


 午前1が免除の方

働きながら、午後Ⅰ対策をまともにやる場合には、勉強へ充てる時間によりますが、1ヶ月~1ヵ月半では、かなり厳しいかなと感じます。

免除でない方には、今後販売予定の応用情報用の暗記リストを、午後Ⅰ対策用として、おすすめしています。

支援士の暗記リストは、免除者が前提です。


【完全保存版】応用情報技術者試験にIT未経験者の文系営業職が2ヶ月で独学合格する方法(基本情報技術者試験は不要)


短期合格を可能にした応用情報技術者試験の特徴を比較分析した記事も作成しました。
分析結果は800円でダウンロードできるようにしていますので、効率的な勉強にお役立てください。



 忙しい社会人

私自身が働きながらの受験だったため、暗記リストは社会人としています。

おそらく、学生等の時間の確保ができる方々は1ヵ月程度で合格レベルに届くでしょう。


 知識をつけるよりも合格優先の人

知識を身につけるために勉強する方は、テキストを読み込んで深く理解し、試験に臨むことをお勧めします。この暗記リストで合格しても、実力はあまりつきません。

私は、とりあえずサクッと合格して、実務に活かせる必要な知識は、合格後に身に付ければいいと思って勉強していました。


5.午後選択

午後選択は「プログラミング以外を選択すること」が前提です。

この勉強方法は、文系人間(私のことです)が効率的に受かることが前提のため、プログラミングは選択しません。

ちなみに、暗記リストにもプログラミング関連の対策は含まれません。

ここ最近は、セキュアプログラミングが出題されないこともありますが、出てきても無視しましょう。


6.さいごに

支援士試験は、その他の高度試験と比べて、新たに詰め込む知識量は少なく、年2回も開催される試験です。

しかし、他の高度試験と同等に扱われ、転職時、仕事上においても、信頼される材料となります。

中には(特に非IT企業)唯一の国家資格という認識で、他の高度試験よりも高評価を得ることもあります。

なので、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の合格者の方は、とりあえず取っておくことをお勧めします。



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