人生ではじめて読んだラブストーリーがバッドエンドだったって話。
そう言えば、私が初めて読んだ小説は『夢見るように愛したい』という、漫画家の折原みと先生がはじめて書いたという少女小説だった。
女の子の顔がアップで描かれ、レース柄に縁取りをされている全体的に淡いピンク色の表紙。その表紙に一目惚れして、中身も確認せずにお父さんに買ってもらった。
その時、私は小学4年生くらいだったと思う。
天使の男の子と人間の女の子の恋物語なんだけど、10歳の私にはあまりにも衝撃的すぎるエンディング。恋愛物語って全てがハッピーエンドじゃないんだ。ってはじめて知った。
そして、10歳にして
『どんなに好きな人だったとしても、一緒になれないことがあるんだ』ということを悟ってしまった(←ませてた & 大袈裟)。
そして、この時に恋と愛の違いも知った(→嘘つけ)。
いやぁ〜もうね。悲しくて悲しくて。
この頃の私って、多分、ものすごく敏感だったの、そういうネガティブというか悲しいとか、切ないとか、そういう感情に。
だからまるで自分のことのように感じちゃっていたよね。
その瞬間から心は失恋モードだよね、笑。
この『夢見みるように〜』から はじまって、そこから少し間があいて、中学時代は折原みと先生の小説は新刊を必ず買って読んでたのよね。
多分、あの頃のティーンズ文庫は中高生女子の恋のバイブルでもあったんじゃないかなぁ。
いやぁ〜本当に懐かしい。
私、昔に買った本はほとんど処分しちゃってて、こちらも例に漏れずでして、また読みたくなってしまって、数年前に中古で買い直したくらい。
あ。ちなみにこの『夢見るように愛したい』の主人公のお名前は桜子ちゃんです。
何を隠そう、私のアーティストネームの藤野櫻子の【櫻子】は字こそ少し違えど、完全にこちらの作品の影響でございます。
まぁ〜でも 桜子ちゃんみたいな素敵な大人の女性には慣れなかったけどね、てへっ(←可愛くない)。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
それでは まったね〜!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?