学生結婚〜② (学校生活)
結婚して学生主婦となり日々過ごすことになりましたが、
つわりと食欲との繰り返しでお腹が空くと吐き気がして何か食べておかないとまともに授業も受けれなく学校にとりあえず結婚妊娠を報告。またここでも分かれました。先生の態度。けしからんと言う先生は本当に冷たく。おめでとうと言ってくれる先生は体のことを気遣ってくれ授業中の食事も許してくれ、そんな感じだったので授業も先生により考えながら出ないと行けなくて本当に辛かったです。
友達にも話せなくて半年くらいは内緒にしてました。けど、お腹が出てくるので隠せず、いや実は・・・と告白するとみんな喜んでくれて気を使ってくれてとても感謝したことを覚えてます。
大学が終わって家にすぐ帰り、ご飯を作って旦那様を待つ。周りの友達は遊んでバイトして、すごく気持ちの葛藤がありました。今となればその感情もったいないよってその時の私に言いたいと思うんですが。わからなかった。
卑屈になったり、気持ちの不安定が続いて正直HAPPYな気分になれず。
そんな中救われたのは、朝はいつも父親が学校まで送ってくれて仕事の話や人生の話、父は忙しい人であまり話したことがなかったので嬉しかった。
短大2年の2月最終テストの日。テストを受けてるとお腹が痛くなり、でも最後だからやりきって、先生に陣痛がきたことを告げ自宅に帰り、雪の降る中病院へ向かい、明朝、元気な女の子を産みました。
人生でこんなに幸せな気持ちになったのは初めて。こんな可愛い生き物がいるのかと。とにかく感動でしかなかった。
退院して、短大の単位は取れていたので卒業を待つのみ。晴れて卒業式には娘を抱いて出席。周りの驚いた目は面白かったなと。そんな私の学生生活は妊婦さんで終了。なかなか体験した人は少ないでしょう。
でも一言言えるのは、
選択は間違ってなかった。かな。
人生なるようになるって本当そうなのかも。貴重な学生生活でした!
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