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自分自身を取り戻し誇りを手にする、二股恋愛からの脱却ストーリー

華やかな恋の始まり、そして二股の影

自己評価の低かった私は、
周りの恋人がいる人達が羨ましくて
恋愛にすべてをおいていた時期がありました。

この考えが元で、結婚もうまくいかなかったのです。

これは結婚前の出来事です。

学生時代、私はある男性と出会いました。
彼は優しくてユーモアがあり、私を笑わせてくれる存在でした。

すぐに交際を始め、私は仲の良いカップルだと思っていました。

しかし、幸せは長くは続きませんでした。

ある日、偶然彼のスマホ画面を見かけた私は、
信じられない光景を目にしました。

そこには、彼が別の女性と親密なやり取りをしている
メッセージが映し出されていたのです。

胸が締め付けられるような痛みを感じながらも、
私は彼を問い詰めました。

彼は、二股であることを認めながらも、
私への愛情は変わらないと訴えました。

私は彼の言葉にすがるように、関係を修復しようと努力しました。

しかし、彼の態度には変化が見られず、
私は次第に都合のいい女扱いされていることに気づき始めました。

それでも、彼への執着心を捨てきれず、
関係を断ち切ることができませんでした。

二股恋愛の苦しみと葛藤

二股されているという苦しみは、想像を絶するものでした。

常に不安を抱え、心が落ち着くことはありません。
日常的に吐き気を感じているような状態でした。

それでも、彼を失いたくないという思いが強く、
関係を終わらせる決断を下すことができませんでした。

周囲からは「別れろ」と忠告を受けながらも、
私は自分の気持ちに嘘をつくことができなかったのです。

ぼろぼろになった挙げ句捨てられる

何度「もうやめよう」「もう別れよう」と思ったかしれません。

でも、彼から連絡がないと不安になり
会いたいと思ってしまう。

会っても、楽しいことなんかなかったのに・・・。

この頃は作り笑いばかりで、
本当の笑顔を忘れてしまっていました。

彼からの連絡は減り、
「お前、重いよ」とひどい言葉を投げかけられ
連絡が取れなくなりました。

その後、さらに自分に価値がないと焦った私は
何も考えずに男性と付き合い、結婚して、
そしてその結婚は失敗に終わりました。

二股恋愛から抜け出すための決断

苦しい結婚生活から救ってくれたのは占い師の方でしたが、
離婚後も、私はまだきちんと自分と向き合えていなかったのです。

離婚後、お付き合いした男性に、私はまた違和感を感じました。

女性の勘は侮れないもので、私はまたもや二股恋愛に落ちていたのです。

いえ、二股どころではなく、彼には複数の相手がいました。

私は本命でもなく、ただ複数いる相手のうちの一人だったんです。

私、なんにも学んでない!!!!!!!!!!

この時、私は「私が世界で一番不幸だ」と本気で思っていました。
(今考えると本当に恥ずかしいです・・・)

人間、腹が立ちすぎると吐き気をもよおします。
悲しさで、彼と他の女性に復讐してやることばかり考えました。

この彼はタチが悪い男性だったので、別れようと距離をとっても
「君がいないとダメなんだ」とLINEを送ってきたり、
待ち伏せをして(同じ会社でした)
いかに私を必要としているか話してきたりしました。
(でも、私一人にするとは決して言いませんでした)

最初こそ、絶対に彼の本命になる!私を選ばせてみせる!と
息巻いていました。

そんな息苦しい日々を送る中、
疲れ切っていた私は、フラフラとまたあの占い師さんを訪ねていました。

占い師さんは
「離婚してスッキリしたのはいいけれど、またズルい男に絡まれているのね」
と言いました。

そしてタロットカードをめくりながら
「弱い男ね・・・。弱い男は、時にとても魅力的に映るのよ。
でも、この男性はあなたのことを愛してはいない。時間をかけるだけ無駄」

とハッキリ言いました。

別れなさい、とか諦めなさい、とは言われませんでした。

ただ「私を愛してない」この事実だけを告げられました。

この言葉は、私の心に深く突き刺さり、
これまで気づかなかった自分の弱さに気づかせてくれました。

私は、ここでようやく、自分自身と向き合い始めました。

過去の恋愛を振り返り、
なぜ二股恋愛に陥ってしまったのか、
なぜ離婚してしまったのか、
なぜ自分自身を大切にすることができなかったのか、
じっくりと考えるようになりました。

彼からは相変わらず連絡が来ていましたが、
返信はしませんでした。

そんなある日、仕事終わりに話しかけてきて
食事に誘ってきた彼に、
「それは私ときちんと付き合うこということ?
どういうつもりで誘ってるの?」
と、ハッキリと言いました。

彼は目をそらし「それは、まあそのうち・・・」など
はっきりしない返答をモゴモゴ言っていました。

その姿を見た瞬間、サーッと冷めるのがわかりました。

「あっそ。じゃあね」
それだけ言うと、呼び止める彼を無視してその場をあとにしました。

私はようやく、自分自身を愛し、尊重することができたんです。

なんでもっと早くに言えなかったんだろう。

思えば、私は「君を愛していない」と言われるのが怖かったんです。

この人は私を大事にしてくれていない
そう感じていたのに、見て見ぬふりをしていたんです。

私は、私自身を大事にする!

今までの自分と決別して、不毛な恋愛に終わりを告げた瞬間でした。

この時、私は今まで感じたことのないほどの解放感と清々しさを感じました。

長い間、苦しみの中にいた自分が、ようやく自由になった気がしました。

同時に、自分自身を大切にし、愛することを決意したことに、誇りを感じました。

占い師との出会い、そして新たな旅立ち

占い師さんとの出会いは、私の人生を大きく変えてくれました。

占い師さんは、私が自分自身を見つめ直し、真実の愛を見つけるための道標となってくれたのです。

今では、私は神楽サクラとして、同じように占い師としての道を歩んでいます。

かつての自分と同じように苦しんでいる方に、希望の光を届けたいと思って・・・。

二股恋愛の苦しみから抜け出し、真実の愛と誇りを手にするための道標になりたいと考えています。

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