ろくぶんぎ座アゲイン

ろくぶんぎ座は天体観測をする六分儀がモチーフになっています。
1690年に確定された比較的新しい星座です、小さいし明るい星が
ないので名前がついた星がありません。
 
以下、ヴィヴィアン・ロブソンの「占星術における恒星と星座」
からの引用です。
 
ウラニアのろくぶんぎ座・ Sextans Uranie: The Sectant of Urania
 
へべリウスによって1690年に確定されました。
彼はろくぶんぎ座を獅子座とうみへび座の間に置きました、
なぜならこの2つの星座は燃えるような性質だからです。
彼の観測用の六分儀が1679年の9月に
ダンツィヒの自宅の火事で燃えてしまったことにより、
破壊されたことを記念してろくぶんぎ座は確定されました。
 
その影響としては鋭敏さ、知性、秩序があり、
数学、天文学、それに似た主題に興味がある安定性のある思考力
を表しています。

獅子座22度~乙女座10度 赤緯北7度~赤緯南8度
(現在は獅子座24度~乙女座12度付近)

うみへび座アルファードが獅子座27度、獅子座レグルスが乙女座1度です、
ろくぶんぎ座は占星術とも深い縁があります。
パランには使えませんが、ヘリオセントリック占星術ではつかえそうです。

追記:
ろくぶんぎ座アルファ星はだいたい獅子座25度付近に位置するようです。
120度の位置が牡羊座25~27度:アル・リシャ(牡羊座29度)
射手座25~27度:アキュレウス(射手座25度)、アキュメン(射手座29度)
180度の位置にはサダルスード&デネブ・アルゲディ(水瓶座24度)
このあたりの恒星とリンクして使用できそうです。
(ヘリオセントリックの場合)

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