蟹座:アキュベンス
アキュベンスは蟹座のアルファ星です。
あまり明るい星ではなく、四等星です。
北緯35度付近では8月に長期間ヒライアカルライジングになります。
蟹座は大きな星座ではありませんが、メソポタミア時代から
星座として認識されていました。
ちょうど黄道上にありますし、プトレマイオスのリストに入っています。
アキュベンスはアラビア語では、
ズバン・アス・サラタン・アル・ジャヌビとい呼ばれていました、
「蟹の南の爪」という意味です。
ブレイディ氏の解釈では生命への愛、育成することを象徴し、
数少ない幸運の星とされています。
この星は北緯35度付近では8/8~8/26まで
ヒライアカルライジングとなり、太陽と共に上昇します。
蟹座にはM44という星雲があります。
プレセベ(プラエセベ)星雲と呼ばれています。
かいばおけ、ハチの巣とも呼称されており、
プラトンによるとこのエリアは人間の霊魂が出入りする
生と死の門のような場所とされています。
アキュベンス:黄経・獅子座13度59分
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?