🌼考えごと、できることできないこと🌼

ちょっと考えたの。できることとできないことについて。

あくまで自分視点の勝手な考えだから自分の物差しで行くね。私はピアノが大の苦手で手芸が自分にしては得意な方。だからピアノができないこと、手芸ができることと置くね。

できない側の視点。
まず指をどう動かしたらいいかわからないし右手も左手も動かしてしかも違うように動かすなんて無理。楽譜読むの大変だしドレミ振るのも一苦労。弾き歌いだからドレミを頭の中で唱えながら歌を歌ってそのうえ子どもの顔も見つつとか無理すぎる。和音もコードもわからない。どうがんばっても指が変な方向に曲がっちゃうしいくらやってもできないからやりたくない。

友だちに聞いても教えてくれる友だちはピアノ上手だからなんで弾けるのかわからない。

そして次にできる側の視点

私にできるんだからみんなにもできるでしょ。ただ型紙をなぞって切って縫えばいいのよ。ミシンだって糸の通し方書いてあるからその通りにすればいい。玉結びも玉留めも何が難しいのかわからない。並縫いはただ隣に動かせばいいしまち針は垂直に刺せば曲がることはまずない。刺繍だって線の通りに動かせば簡単なのに。

そうなんだよね。できない側はできる側のことがわからない。できる側はできない側のことがわからない。
｢なんでできるの？｣｢なんでできないの？｣
｢ここがわからない｣｢こうしたら？｣
｢それができないの｣｢手をこう動かしたらいいんだよ｣
｢手がその向きにいかないもの｣｢困ったなぁ｣

人の技能は才能に左右される部分がどうしてもあって、教えたくても教えようがないところはあるし、教わりたくても何がわからないのかがわからない。

私がドレミを振るのに苦労したように、裁断で混乱する人もいる。

だからどうしよう。どうしたら伝わるか。どうしたらその人のためになるか。どうしたらできないことができるようになるか。

違った視点を持つことは重要だと思うし、少なくともできない人のことを笑うことだけはしたくないものです。

そりゃ得意になったのだって努力したからだよ。だけど10の努力をして1ができるようになった人と1の努力をして10ができるようになった人とやっぱり違うでしょ。それを努力不足だと片付けるべきではないと思う。

そして私はピアノができない