【MT?XB?】洋服サイズ表記覚書【46?52?】
アイキャッチ画像(Ralph Aichinger from Linz, Austria, CC BY 2.0 https://creativecommons.org/licenses/by/2.0, via Wikimedia Commons)
こんにちは、ごつりです。
今回は洋服のサイズについての覚書です。
私は体型が平均値から離れており、長袖長ズボンのものの丈が足りないことがよくありました。
いまではメルカリで古着の大きいサイズが市場によく出ているので助かっていますし、もはや自分のサイズのものを掘り出すのにハマってかなりウォッチングしています。
服のメーカーやサイズタグの写真は必ずチェックするのですが、その中で得た知見をメモっておこうかなと思います。主にアメリカ古着なので、ヨーロッパ古着に特有なサイズはあまり知らないかも。
とりあえず表に起こしてみる。
通常のサイズ対比(日・欧米)
$$
\begin{array}{llll}
\textbf{欧米サイズ} & \textbf{意味} & \textbf{相当日本サイズ} \\ \hline
XS & Extra Small &S \\
S & Small &M \\
M & Medium &L \\
L & Large &XL \\
XL & Extra Large & XXL \\
2X & 2 Extra Large ? & 2XL \\
LT & Large Tall &XL \\
XL Tall & Extra Large Tall & 2XL \\
XB & Extra Big & 2XL \\
XL/TG & Extra Large/Tres Grande & 2XL \\
\end {array}
$$
LT や XB
アメリカの大手のアパレルメーカーでは Tall and Big というカテゴリで縦に長い人と横に長い人のサイズを扱っている場合があります。
TはTallのTです。 S・M・L・XLの前や後にTがつくとトールサイズになります。袖と着丈が同一サイズより長くなります。ちなみにH&Mのボトムスの商品を見ていると説明に(32L)などLのついたサイズ表記で説明されている時がありますが、これはアジア市場で扱っていないトールサイズです。モデルさんの着用サイズなんですね。
TじゃなくてTallと親切に書いてくれるブランドもあります。LLBeanとか。
Longと書いているのもあります。
BはBIGのBです。BADのBでもBREAKのBでもありません。
身幅が大きくなります。シャツなどの首周りは経験上変わらないので自分の首周りに合うサイズにBがついてるとオーバーサイズめで着れるかも。
X
Lをつけずに、Xの数を増やしていく表記もあります。2Xとか。これは大体ウィメンズっぽいです。メンズ市場にも出てきますが、袖が短いので注意。
スポーツブランド
Nikeやadidasなど。二段階違う。日本の感覚で買うと失敗するぜ。
$$
\begin{array}{lll}
\textbf{欧米} & \textbf{日本} \\ \hline
XXS &S \\
XS &M\\
S &L\\
M &XL\\
L &2XL \\
XL &3XL \\
LT &MO(adidasで確認) \\
\end {array}
$$
Oとかはなんぞや、についてはJASPO規格を参照のこと
豆知識
Lをだけで表現するのは日本だけ
LLとか3Lのサイズは私が見てる範囲ですが、日本の服だけです。そのため欧米古着だけ探したいなと思ったらLLや3Lを除外ワードに入れるのもノイズを減らせます。
シャツのサイズ
主にインチを使うアメリカのシャツのサイズですが、以下のようなサイズがあります。
これはインチ表示で 上が首周り 下が裄丈 です。こういう表記のシャツはトールサイズなどが無いので、袖の長いものが欲しい場合は下の数字を 2.5倍くらいにしましょう。
数字サイズの違い
46とか42とかのサイズです。センチとインチの違いのせいで2つの地域で違いがあります。
例えば
のような表記があります。IはイタリアのIで、ヨーロッパサイズ(実際は国によって細かく違うらしい)です。
この数字は身幅を示している(と私は解釈している)のですが、単位と測り方が違います。
下の適当に書いたTシャツのイラストを見てください。
アメリカサイズではインチでB(胴回り)の測り方をします。
つまり、 US40 は 40*2.5 = 100cm の胴回りとなります。
ヨーロッパサイズではセンチでA(平置き身幅)の測り方をします。
I50を胴回りに換算すると 50 * 2 = 100cmというわけですね。
やはりヤード・ポンド法は悪い文明・・・