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Windows ServerでiCloudを使う方法。

Amazon WorkSpacesや各種クラウドサービスで利用できるWindowsはServer系OSですよね。
それは、Microsoftのライセンスの問題が大きいのですが、、、
クライアントPCを持ちたくない私は、リモートデスクトップでWindowsを使う時には、Server系OSを使うしかできません。そこである壁にぶち当たりました。

Windows Server 2016にiCloudがインストールできない

Appleのエコシステムにどっぷり使っている私は、WindowsでもiCloudを利用できる事が必須なのです。

その為、Windows ServerでもiCloudを使いたいのですが、iCloudを普通にインストールするとこのようなエラーが出てインストールができないのです。
インストーラーでOSを識別していることが原因ですが、Server系OSもクライアントOSとしての役割を果たすことができますから、今回はこれを回避してインストールすることにします。

今回、このサイトを参考にしました。 https://rianjs.net/2014/02/icloud-control-panel-on-windows-server



①必要なソフトウェアをそろえインストールする

必要なソフトウェアを揃えることにします。必要なものは次の3つです。

  • 7-ZIP (EXEファイルの中身を開けるため)

  • SuperOrca (MSIファイルの中身を編集するため)

  • iCloudのインストーラー

7ーZIPとSuperOrcaはコンピュータにインストールしておきます。

②7ーZIPで必要なファイルを抽出する

iCloudSetup.exeを右クリックし、7-ZIP>Open archiveと開きます。

EXEファイルの中身が表示されるので、次の3つのファイルを適当なディレクトリに移動します。
・AppleApplicationSupport.msi
・Bonjour64.msi
・iCloud64.msi

OSが64bitであっても、AppleApplicationSupport64.msiではなく、AppleApplicationSupport.msiを使ってください。

③SuperOrcaでMSIファイルを編集する

!この作業が大事です!
SuperOrcaでiCloud64.msiを開きます。

「LaunchCondition」テーブルを探して、右クリックメニューから、「Drop Table」を選択し削除します。
自動保存ですので、そのまま✖️ボタンで閉じてください。

④Bonjour64.msiをインストールする

⑤AppleApplicationSupport.msiをインストールする

⑥iCloud64.msiをインストールする

自動アップデートはオフにしておいた方が良いかも
再起動したらiCloudが使えるようになっているはずです。

さいごに

なぜOSで制御をしているのかわかりませんが、サーバ系OSでも iCloudを利用することができます。
アップデートなどの時にどのような動きになるのかはわかりませんが、現時点では正常動作しています。


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