2020年ドラフト・個人的1位〜5位指名シミュレーション
コロナで暇なので暇つぶしに作ってみました。今の巨人のチーム事情なら完璧に把握出来てる自信がありますが、他のチームの指名シュミレーションは今年の選手名鑑を引っ張り出して
「あ、このポジションのこの年齢層が空いてるな」
という視点から「この選手良いんじゃね?」と選んでいます。的外れだったり、ホントなら上位指名に来そうな選手の名前が載ってなかったりすると思いますが、まぁ目を瞑って頂ければと。
まぁ少なくとも安○昌彦よりはマシだと思います()
それでは早速やっていきます。
まずセ・パの順位予想から。
○セリーグ
(セリーグの順位予想は少し前にしましたがコロナの影響で延期になり試合数が減る事なども考慮して変更してます)
1巨人
2広島
3中日
4DeNA
5阪神
6ヤクルト
○パリーグ
1ソフトバンク
2楽天
3西武
4ロッテ
5オリックス
6日ハム
この順位で2位以降のドラフト順を決めます。
今年はセリーグからの指名となるのでヤクルト→日ハム→阪神→オリックス→となります。
次に12球団の1位指名から決めていきます。
・巨人→早川(早大)
・広島→佐藤(近大)
・中日→栗林(トヨタ)○
・DeNA→西川(東海大相模)○
・阪神→佐藤(近大)
・ヤクルト→村上(東洋大)○
・ソフトバンク→元山(東北福祉大)○
・楽天→佐藤(慶大)○
・西武→森(日体大)○
・ロッテ→早川(早大)
・オリックス→来田(明石商)○
・日ハム→佐藤(近大)
とりあえず最初の1位指名予想。今年は目玉って選手はいないが各ポジション各年代満遍なく良い選手が多い年なため、一本釣りが多い年になると予想。結果、早川(早大)と佐藤(近大)しか競合しないという結果に。
そんじゃ実際にクジ作って引いていきます。こうなりました。
・巨人→早川(早大)○
・広島→佐藤(近大)✖️→高橋(中京大中京)
・阪神→佐藤(近大)✖️→中森(明石商)
・ロッテ→早川(早大)✖️→牧(中央大)
・日ハム→佐藤(近大)○
よって最終的なドラ1は以下の通り
・巨人→早川(早大)
・広島→高橋(中京大中京)
・中日→栗林(トヨタ)
・DeNA→西川(東海大相模)
・阪神→中森(明石商)
・ヤクルト→村上(東洋大)
・ソフトバンク→元山(東北福祉大)
・楽天→佐藤(慶大)
・西武→森(日体大)
・ロッテ→牧(中央大)
・オリックス→来田(明石商)
・日ハム→佐藤(近大)
※この後2〜5位までの指名を指名順に書いていたのですが、誤字や誤爆が多かったことと結構縦長になったので割愛して一気に各球団の指名と解説をしていきます。
○ヤクルト
1位 村上(東洋大)
2位 山野(東北福祉大)
3位 並木(獨協大)
4位 度会(横浜)
5位 寺西(星稜)
去年、課題であった投手力を補うため1位〜4位まで投手という思い切った指名をしたヤクルト。去年ほどではないが、今年も1位2位を投手枠にする事は固いと予想。
1位指名は東洋大・村上の一本釣りとなった。今年の大学生右腕の中でもトップクラスの完成度。去年秋は少し成績を落としたが、春は四冠受賞・亜大戦では9回2アウトまで完全試合ピッチングをするなど無双。延長に入っても平気で150キロを投げる姿は、去年のドラ1奥川となんら遜色はなかった。
(指名をざっと見てて気づいた人もいるかもしれませんが、東海大の山崎・小郷は1位〜5位指名の中に居ません。2人とも怪我してるという事と、かといって順位縛りがあって下位で指名は出来ない的な事情で社会人野球行きになる。という事にしてあります。ご了承下さい)
2位で大学生左腕の山野を指名。
2位の1番最初の指名というのは、ほんのちょっとした運の違いでドラ1からあぶれてしまった「ドラ1でもなんらおかしくなかった選手」を好き放題選べる指名。その中で敢えて山野を指名した。ヤクルトは去年働いた左腕がベテラン石川と高橋奎、次いで山田大くらいと心許ない状況。去年指名した1位〜4位の投手は全員右腕という事もあり今年の左腕に対する比重は上がると予想してリーグで抜群の安定感を放つ山野を指名した。じゃあなぜ早川・佐藤に行かなかったかというと、単に競合を恐れての事である。
3位では獨協大の並木を指名。次世代(塩見の次)のセンター候補として獲ってみた。それと脚を使って盗塁するのが山田哲人のみという状況の打開の意味もある。
4位には横浜の度会を指名。この指名は自分の希望枠である(笑)。しかし山田哲人の後釜候補という意味で充分意味のある指名だと思う。
5位は星稜の寺西を指名。ヤクルトは投手の補強が急務とはいえ、目先だけの指名にならないようにするため、素材型の右腕を獲ってみた。なによりチームに先輩の奥川がいるという点が大きい。高校3年間だけでは吸収しきれなかったものをプロの環境で手に入れられるか。
○日ハム
1位 佐藤(近畿大)
2位 伊藤(苫小牧駒澤大)
3位 川瀬(大分商)
4位 赤尾(東海大札幌)
5位 小深田(履正社)
日ハムの個人的なポイントは…まぁ見ればわかる通り和製大砲・長打力である。
1位指名は近畿大の佐藤を指名。その年のNo. 1を指名する日ハムの風土と、中田翔以来の和製大砲(清宮はまだ本当の活躍してないので除いてる)を生み出したいという点で選んだ。2位で地元の怪物・伊藤大海を指名し2位指名まででも高得点が貰えそう。
3位では将来性豊かな川瀬を指名し、4位ではこれまた地元の大砲である赤尾を指名。
佐藤は左。赤尾は右。左右W大砲で攻撃力アップを狙う。ちなみに佐藤のポジションについて日ハムは三塁手として指名してます。
5位は高校生内野手が手薄気味だと感じたので小深田を指名。野村佑希と競わせたい。
今回は5位までしか書かなかったが、6位指名をするならば根本(苫小牧中央)といきたい。
○阪神
1位 佐藤(近大)→ 中森(明石商)
2位 古川(上武大)
3位 高野(関西大)
4位 関本(履正社)
5位 元(中京学院大中京)
阪神の1位指名は迷う事なく近大・佐藤と予想。外れてたとしても阪神ファンのメディアのせいにすれば良い()
しかし抽選を外し、明石商・中森を指名。去年の西と同様、甲子園のスター右腕で話題を取りに行った(もちろん中森くん自身にドラ1の実力はある)。
2位は意外かもしれないが上武大の古川を指名。もちろん、29歳梅野の後釜である。阪神は立命館大の捕手・榮枝にコメントしているのを見たが、阪神に足りない長打力を補うため古川を指名。阪神の捕手はほとんど右打者なので左打ちの古川は尚よいだろう。梅野が君臨し続けてる間は別のポジションを守ってもいいかもしれない。例えばショートとか笑(冗談です)
3位は関西大・高野を指名。21〜24歳の左腕がすっぽり無かったので当てはめてみた。フォーム的に怪我をしないか心配な面はある。
4位の関本はヤクルト度会と同じく個人的希望枠。去年同じ高卒捕手である藤田を指名したが、まぁ若い捕手同士競争し合うという事で。
5位は藤田の後輩である中京学院大中京から元を指名。去年藤田を甲子園で見て指名を決めたというなら、彼の事も目に付いたはずだ。6位には関西国際大の翁田を推したい。
○オリックス
1位 来田(明石商)
2位 平山(JFE東日本)
3位 牧原(日大藤沢)
4位 武次(関西国際大)
5位 若林(駒澤大)
1位指名は明石商・来田になると予想。オリックスは比較的外野の年齢層が高くなりそうなのでここらで目玉的高卒外野手を獲っても良いのでは。オリックスの弱点の1つである「正センターの不在」を将来的に埋める活躍を期待。
2位ではこれまたOPS的に見ると壊滅的な三塁もしくは一塁を埋めるため平山を指名。
3位では高校No. 1との声もある牧原を指名(自分はほとんど見たことないのであれだが)。ちなみにオリックスの捕手は1番下が23歳の頓宮である。
4位は20〜23歳の左腕が居なかったので関西国際大の左腕・武次を指名。
5位は駒澤大の若林を指名。アクロバティックな守備を見せるセンター候補である。なお打率。
○DeNA
1位 西川(東海大相模)
2位 宇田川(仙台大)
3位 小川(國學院大)
4位 佐々木(NTT東日本)
5位 仲三河(大阪桐蔭)
DeNAの1位指名は東海大相模・西川。
右の長距離砲であること。地元横浜高校の選手であること。19〜21歳の外野手が居ないこと。次世代の筒香(和製大砲)が必要なこと。全て踏まえれば完璧な指名と言える(ドヤァ)(個人の見解です)。DeNAは一本釣りに抵抗が無い事も理由の1つ。
2位は大学生右腕として仙台大・宇田川を指名。大きく落ちるフォークはまさしく大魔神。先発でもリリーフでもいけそう。
3位は大和・倉本を押しのけるショートとして國學院大・小川を指名。
4位はNTT東日本の左腕・佐々木を指名。上位候補にも名前が挙がっているが、アピール不足で順位を落とすと予想してこの順位。
5位はロマンある高卒外野手として大阪桐蔭・仲三河を指名した。
○ロッテ
1位 早川(早稲田大)→牧(中央大)
2位 藤井(JX-ENEOS)
3位 角田(習志野)
4位 印出(中京大中京)
5位 有村(立命館大)
1位は迷う事なく早川と予想。理由は言うまでも無いので割愛。しかし抽選で外してしまったので中央大・牧を指名。藤岡や福田光を脅かす存在、もしくは中村奨吾の後釜、もしくはレアードが今埋めているサードの日本人候補…。色々と使い道がある選手。要はポスト鈴木大地という意味合いで獲得した。バッティングなら将来的に鈴木より上を行くだろう。
2位で早川を獲れなかった分を補うべく藤井を指名。3位で地元・習志野の次世代ショート・角田を獲得した。4位で19〜21歳が空いていた高卒捕手から印出を獲得。
5位で「この選手呼ばれて無いな〜」と気づいたので立命館大・有村を指名した。(テキトーですんません)
○中日
1位 栗林(トヨタ)
2位 五十幡(中央大)
3位 高田(静岡商)
4位 三井(立教大)
5位 中山(中京大中京)
中日は1位で栗林を指名。若くて生きの良い投手が多い投手陣を更に盤石にする指名をした。
2位では中央大・五十幡を指名。大島・京田更には高松といった脚のある選手がいる中日だが更なる「走」アップを目指した。
3位で地元エリア静岡の好左腕、高田を指名。25歳以下の左腕が4人しか居なかったので編成的にも丁度良いはず。
4位は1位2位で「守」・「走」を獲ったので最後の「攻」の要素として立教大・三井を指名。実際三井にはスカウトがコメントもしているので、本当にありそうだ。
5位で中京大中京のショート中山を指名。中日の若手ショート(京田の後釜)には根尾が候補に挙げられているが、根尾は外野に挑戦しているのでもう1人獲ってみた。という感じ。
○西武
1位 森(日体大)
2位 今川(JFE東日本)
3位 山本(かずさマジック)
4位 藤村(横浜商大)
5位 西野(大阪桐蔭)
西武の1位は日体大・森。去年の松本に続き日体大から2年連続のドラ1指名となった。実力としては松本と遜色もない。
2位は満を持してJFE東日本・今川を指名。秋山が抜け手薄な外野に光が差し込んだ。なにより今川優馬という選手にとって西武というチームは最もピッタリな組み合わせだろう。
山川・中村・森という最高のお手本と共に30ホーマー4人打線を目指して欲しい。
3位でかずさマジック・山本を指名。動画を探しても出てこないのでほとんど知らない投手だが評価が高いので。(テキトーですんません)
4位で横浜商大の左腕・藤村を指名。
5位では3人目の個人的希望枠として大阪桐蔭・西野を指名。もちろん「ポストおかわり君」としての指名だ。
○広島
1位 佐藤(近大)→ 高橋(中京大中京)
2位 木澤(慶応大)
3位 矢野(亜細亜大)
4位 向山(NTT東日本)
5位 横山(作新学院)
1位指名は近大・佐藤と予想。鈴木誠也以外の和製大砲獲得を目指して指名したが、抽選で外して中京大中京・高橋を指名した。未来のエース枠である。
中京大中京…ドラフト上位…うっ頭が。
2位では少し不安要素のある投手陣を補うべく木澤を指名。先発でもリリーフでも。ただ個人的にカトタク…じゃなくてヤサタクになりそうな気がしなくもない。
3位では亜細亜大・矢野を指名。田中広輔から小園へのリレーに待ったをかける存在として期待。また将来的に菊池の後釜としてセカンドで活躍するも良し、肩を生かしてサードのレギュラーを狙うも良しだ。
4位では外した近大・佐藤に代わる即戦力大砲として向山を指名。長野・宇草・野間のレフト争いをひとっ飛びで掻っ攫う。別にトヨタの逢沢でも日本生命の越智でも個人的に○。
5位で作新学院・横山を指名。ショートも捕手も外野も出来ちゃうスーパーマン。なんとなくカープにぴったりだと思った。個人的に鈴木誠也の後釜として期待、
○楽天
1位 佐藤(慶応大)
2位 入江(明治大)
3位 細川(智弁和歌山)
4位 長谷部(慶応大)
5位 児玉(九産大)
1位で慶応大・佐藤を指名。もし外してたら来田にいってた。佐藤指名の理由としては「松井が先発に回るくらいだから先発左腕が欲しいんだろーな」というノリで決めた。実際、先発左腕は塩見と辛島は盤石だが後は弓削くらいという状況なのであると思う。早川以上に実績が少ないので早川ほど人気が出ず楽天が一本釣りとなった。
2位では明治大・入江を指名。元々は別の選手だったが「あ、明治大の入江指名してる球団ないじゃん。やっぱ楽天の2位指名変えよ」と後付けで変更指名(1人ドラフトだから出来る技である)。
3位で次世代センター候補として智弁和歌山・細川を指名。去年指名した黒川の影響もある。
4位で同じく慶応大の左腕・長谷部を指名。楽天の独自的な指名ならあり得そう。高卒のショート候補として横浜の津田を指名しても良かったかもしれないと今更思い始めた。
5位で野生児的な守備をする九産大・児玉を指名。西巻が消え鈴木大地が入ったことで上がった内野の平均年齢を下げたかった。
○巨人
1位 早川(早稲田大)
2位 小林(智弁和歌山)
3位 渡部(桐蔭横浜大)
4位 下(健大高崎)
5位 小川(同志社大)
巨人の1位は早川。あんまり巨人に行きそうなイメージが無いけど
個人的に欲しかったから指名した。
こういう事が出来るのが1人ドラフトの良さ。
2位では将来のエース候補として智弁和歌山・小林を指名。どこの球団に行ってもちゃんと成長してくれそう。小林バッテリーが見てみたい。
3位では桐蔭横浜大・渡部を指名。スカウトが見に行ってる感じもなければ行きそうなイメージも無いけど
個人的に欲しかっ(以下略
理由としてはファーストの日本人大砲が欲しかったという点。岡本がサード専念・大城も捕手をやる回数が多くなるとなると、巨人のファーストは中島・北村・山下・陽・亀井という感じで若いファーストが北村・山下のみの状況。
この2人もまだ一軍でちゃんとした成績を残せてるわけじゃないし陽・亀井の2人は外野が本職。となると「比較的即戦力で」「ちゃんとファーストとしての長打力がある」渡部を指名。守備も下手ではない(と思う)。ちなみに個人的にファーストに外国人枠を使いたくない。
自分が大学日本代表の松山合宿で彼を観た時、彼はショートフライを放った。ただのショートフライではない。高い高い弾道で真上に伸びっていった打球が、全然落ちてこなかった。もちろん数秒後にちゃんと落ちたが、後で撮った映像からその滞空時間を測ると、なんと7秒弱というタイムを出した。ショートフライでこのタイムは凄い。その日はたしかノーヒットだったと思うが、この打球1つでも彼のパワーを証明できるだろう。
4位では健大高崎・下を指名。去年のドラ4・井上温大に続く高卒左腕で、湯浅や山下など近年指名の多い健大高崎ルートという点で実際獲りそう。
5位で将来のセンター候補として同志社大・小川を指名。巨人のセンターは丸以外だと松原ぐらい(立岡?知らん)なので。
チーム事情が分かってるだけに巨人のドラフトが1番悩んだ。二遊間は獲らなくて良いのか?と思われるかもしれないが、個人的には獲らなくて良いと感じている。半端な選手では余計だぶつくし、湯浅・増田陸・黒田といった有望な選手の試合出場も少なくなる(親バカ)。
○ソフトバンク
1位 元山(東北福祉大)
2位 平良(九共大)
3位 井上(花咲徳栄)
4位 内山(星稜)
5位 山下(福岡大大濠)
ソフトバンクのドラフトはとにかく野手野手野手のドラフトを目指した。
1位で東北福祉大・元山を指名した。もちろん今宮の後釜。もしかしたら指名から2年後には奪ってるかもしれない。
2位では地元九州の身体能力高いスラッガー平良を指名。いかにもソフトバンクらしい選手で他の球団に獲られる前に2位での指名となった。
3位では花咲徳栄・井上を指名。去年佐藤・柳町を獲っているので大卒外野手はほぼ獲らないと思うが高卒で1人欲しかった。人材としては申し分ない。
4位は星稜・内山。個人的に捕手としてもショートとしても評価はしてないし、実際ドラフト当日になれば順位は抑えめになるのでは。ただ身体能力は間違いなく高いのでソフトバンクは欲しがりそうだなと感じて指名。
5位はこれまた地元の素材型右腕を指名。大化けさせる事が出来るか。
丸2日かけてやっと書き終えた…。その割には低クオリティですが。
取り敢えずこんな感じの指名となりました。意見は欲しいですが、どうぞお手柔らかに。笑