2019年ドラフト採点

※今公開しましたが、この記事は間違いなく2019年のドラフトの直後に書いていた記事です。
なぜ下書きのまま公開しなかったのか…?多分まだ書いてる途中だったのかなんなのか、よく覚えてないんですよね。
今読むと「この選手が活躍しなかったかぁ。読み違えたなぁ」という思いはあるんですが「的外れだったな」とは思わないですね。当時を思い出せば我ながら納得の採点だったと思います。
以下は2019年のままです。どうぞお楽しみを。
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まず初めに。よく「ドラフトなんて5年後になんないと分かんないじゃん!」と声を荒らげる人をよく見かけますが、僕は別にドラフト直後の採点も意味のある事だと考えてます。ですのでそういう意見はガン無視しますしていうかそう思うなら読むんじゃねぇ!回れ右しろ!と忠告しておきます。
採点のポイントとしては
➀補強ポイントのポジションの選手を獲れたか
➁その選手のその順位は妥当だったか?
➂その選手はその球団で育てられそうなのか?
➃来年優勝を狙うためのドラフトなのか?そうでない場合は減点。
➄バランスが良いor振り切った思い切りの良いドラフトだと追加点
➅あんまり自分は採点に関係ないと思ってるがクジを当てたかどうかも一応評価する
➆育成ドラフトは無視する

巨人・80点
(指名自体は全員文句無し。ただ指名順位に疑問は残る。日体大・吉田は獲りにいくべきだったと、たとえ堀田くんが大成しても自分は今後言い続けることだろう。前橋商・井上が果たして巨人で育成出来るか少々不安だったりするが、ポテンシャルの高い選手達ばかりで今後の成長には期待できる)
DeNA・90点
(去年小園を指名した時から森指名の種は巻かれていたか。正直ショートとして活躍できるのか将来的に外野転向になるのかは自分には判別出来ないのでここでは割愛。他の人に聞いて下さい。お得意の大卒左腕で自分も好きな立命館大・坂本や明大・伊勢は1年目から活躍しても不思議ではない。7位で浅田を獲れたのは美味しい。個人的には青森大・蛯名に注目したい)
阪神・65点
(日ハムのようなミーハードラフトには驚かされた。どの選手も持ってるポテンシャルが高いのは間違い無く、育成出来れば強いチームになるだろう。しかしそれは育成出来ればの話であって、果たしてこの選手たち〔特に及川〕を阪神というチームが育成できんのか?という部分に疑問符を感じる。そしてこの来シーズンを捨てたようなドラフトで優勝が狙えるのか?という部分で大きく減点)
広島・90点
(まさか森下を一本釣り出来るとは。それと韮澤ー小園の二遊間は想像しただけで涎が出そうである。2位の宇草は最近言われている肩・送球の部分が治れば脚・バッティング共に最高のものを持っており野間・西川・鈴木らの外野陣に大きく割って入れるだろう。霞ヶ浦ルートの鈴木はアドゥワ山口遠藤といった早くも活躍する高卒投手たちの中に入っていけるか注目)
中日・90点
(地元の石川を獲得しつつ、2位橋本や岡野、郡司といった力のある選手を満遍なく指名できたあたり中日はドラフトが上手いなと思った。
ただ高齢化の進む外野手を1人も獲らなくて大丈夫なのかとは思った)
ヤクルト・100点
(奥川を当てた事もそうだが、とにかく投手投手投手!の思いが伝わってくる気持ちの良いドラフトになった。しかも、吉田〜大西までの3人は1位指名もあったかもしれないレベルの投手達だ。文句の付けようがない。6位で武岡選手を獲れたのも大きかった。ただ外野は指名しなくて良いの?とは思ったがそこは来年近大・佐藤辺りを狙ってくるだろう)
西武・75点
(宮川・浜屋といった1年目から投げてくれそうな選手を獲れたのは大きい。3位・松岡もこの好評価ならば即戦力と見ているのか?
危機感のあった捕手の部分で柘植を獲れたのは良かった。個人的に岸の指名は目頭が熱くなるほど嬉しい指名。もう少し投手や秋山の居なくなる外野に危機感を持ったドラフトをしても良かったのでは)
ソフトバンク・85点
(今年は良い意味でソフトバンクらしくない指名だと思った。4位・小林以外は既に一軍の戦力に割って入れる〔海野は甲斐相手なのでキツイかもしれない〕だけの力があり、来年優勝を本気で狙ってる事が伺える。4位の小林が投手ではなく内野手指名なのは面白い)
楽天・60点
(1番「このチームはどうしたいのか?」というビジョンが見えなかったので最下位の点数に。
1位での小深田獲得は、やはり近本の影響があったか。よく言われる内野版近本という説明のされ方は納得いくもので1年目から活躍が期待できる。 楽天ファンからは茂木をサードにコンバートという意見もあり確かにもしそういう狙いならばこの選手の獲得も頷ける。
2位・黒川は浅村の後継としての指名らしいが、果たして浅村が衰えるまでに育成出来るか…。
投手は津留崎・福森・瀧中はあまり知名度はないがMAXは150を優に超え実力のある投手たち。津留崎はコントロールに難があるものの速球は武器に出来る。東京六大学野球ファンからは思ったより順位が高いとの声も多い。福森はリーグで圧倒的な防御率を誇り、瀧中は経験豊富な社会人3年目右腕だ。武藤は投手としても140キロを超える左腕だが打者として勝負。
指名した選手自体に問題があるわけではないが、指名順位には少し疑問がある。また嶋が退団し會澤を獲得し損ねたキャッチャーで高卒の水上しか獲得しなかった事はどう考えているのか。去年のドラ2太田で十分と捉えているのか。
外野手も決してまだ層が厚いとは個人的に思えないのだが1人も獲らなくて良いのか?そういう危機感のなさの部分で大きく減点した)
ロッテ・95点
(二木・岩下・種市といった高卒素材型長身右腕を育ててきたロッテならば、佐々木の育成は大丈夫だろう。個人的には1番良い球団に行ったのでは。補強ポイントの捕手も、東洋大・佐藤を指名し2位までの指名でも90点をあげたいドラフトだった。東都二部のヒットメーカー・高部や地元枠のサイドスロー右腕・横山も獲得しまさに完璧なドラフト。-5点をしたのは支配下登録者数の割には指名が5人だけに留まった点が気になったためである)
日ハム・85点
(去年のようなミーハードラフトではなくしっかりと足元を固めようとしたドラフトに好感が持てる。日ハムの投手陣は比較的若く充実しているが、河野・立野といった高卒3年目で力のある選手を獲り4位の鈴木も高卒4年目と若い。3位で守備だけなら全国No. 1との声もある上野を獲得し5位で素材型の望月、6位で完全無名ながら抜群の肩を持つ捕手・梅林を指名。上手い指名ではあったが、各ポジションで確固たるレギュラーはいるがその2番手がなかなか出てこない現状で、捕手以外の大卒・社会人の野手を指名しなくて良かったのか?現レギュラーを脅かす野手の指名が見たかったという点で減点)
オリックス・80点
(個人的には好きな指名。左腕が不足する中で1位・宮城を指名。大型ショートの紅林〔こちらもショートとして活躍できるかどうかの話は割愛〕や5位でバッティングは大学トップクラスのモノを持つと思っている勝俣を指名したのは大きい。間違いなくオリックスの貧打を解消できるポテンシャルがある。4位・前は山本由伸のような成長を期待したい。ただ大学・社会人の野手が勝俣だけで良かったのか?とは思う。来年は近畿大・佐藤の指名を期待したい)

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