超個人的隠し玉ドラフト候補2020

今回は、おそらくほとんどドラフト候補としては知られていない選手。いわゆる「隠し玉」の選手を紹介していきます。
ここで紹介するのは雑誌にまともに載らないし仮想ドラフトにすら名前が出ない選手達です。しかし本気で選んでいることを誓います。
追記・書いてる途中だったけどプロ志望届を提出しなかったので消した選手もいます。なんかちょいちょい口調が変わるのはちまちま書いてるからです。

小山一樹 兵庫ブルーサンダーズ 捕手

高校時代からプロ注目の捕手。甲子園には届きませんでしたが2年秋は四国大会ベスト4。
高松商のエース浦(現・立教大)からのレフトポール直撃ホームランを、テレビ中継で見たのが印象的な選手。
大学は上武大に進学するも、同学年に古川裕大…。更に1年秋に肩を故障し2年で中退。
その後リハビリに努め、関西独立リーグの兵庫ブルーサンダーズに入団。
去年は打率.321・3本塁打・ops.879を記録。数球団から注目されたが指名漏れ。
一念発起した今年は打率.435・ops1.046とパワーアップ。巨人の入団テストでも注目されたという。今年こそ指名があるか?

平安山陽 松山聖陵 投手

平安山で「へんざん」と読みます。覚えてね。
1年秋からMAX137キロのレベルの高いピッチングをしていた平安山。センバツでも先発し大分高校に敗れたものの、そこから順調に少しずつ伸びていき、3年夏はMAX146キロ。決勝では7者連続三振を記録した。
持ち味は何と言っても切れ味鋭いスライダー。右打者には外にスルスルと逃げていき、左打者には外のボールゾーンからストライクゾーンに曲がっていくバックドアのスライダーを投げる。
特に前者は外角低めに決まれば「プロでも空振るんじゃね?」と思わせるキレだ(※若干の愛媛の高校野球ファンゆえの贔屓目があり)。
大学を経ても面白いが、個人的には高卒プロで伸びてほしい選手だ。

黒野諒太郎 JR西日本 外野手

JABA広島大会でその長打力に惚れた選手。
高校・大学からパワーが自慢の選手らしく社会人でもその能力は健在。
JR西日本は今年からチームグラウンドにも足を運ぶようになり、6試合ぐらい見ました。
ショートの嶋谷選手(夏ぐらいに退部しましたが…)や高卒1年目の野邊選手や長身アンダースローの前元投手など、多彩な選手層を誇るJR西日本で5番or6番ライトで主に出場。
JABA広島大会ではダブルヘッダーで行われた準決勝・決勝で2試合連続ホームランを記録。
1本目は確信歩きホームラン。2本目はマツダスタジアムのバックスクリーンに放り込んだ。
プロのスカウトが注目している感じはないが、もしかしたらどこかの球団が見ているかも?と思って名前を挙げました。
あとこの大会で気になったのはJFE西日本の鳥井選手ですね。彼も面白い気がします。

仁木敦司 広島国際学院大 三塁手

この選手は隠し球と言って相違ないと思います。とあるスポーツライターの方が彼を記事にしたのでこの秋少し有名になりましたが、それまでは全国でも完全無名、広島六大学を観てる人だけしか知らない選手だったと思います。
僕は広島に住んでまして去年から広島六大学を観るようになったんですが、僕も彼を知ったのはこの秋です。プロ志望届を提出し、その数日後僕が観に行った2試合で連続ホームランをかっ飛ばした事により、僕の中でドラフト隠し球候補の選手になりました。
強打と爆肩を併せ持つ三塁手です。
この秋は打率.467で初の首位打者を獲得
2本塁打を記録し、三塁手のベストナインにも選出されました。広島六大学のHPで確認できる限り、3年春から4年秋の3季(4年春は無し)で打率.384を記録しています。
そして彼の凄さを物語るのがその強肩。
僕はタイミングが合わず見られなかったんですが、リーグ戦後半から投手としても登板し始めなんと149キロを計測しました(とある方のツイートでは151キロとの情報も)。
150キロ近い球を投げる三塁手。夢がありますね。ただ正直守備はあまり注目して観てなかったのでよく覚えておりません…。見とけばよかったなとこの記事書きながら後悔してます
流石に名前は出せませんがいくつかの球団が観に来ているそう。

加藤大輔 四国学院大 投手

四国学院大は水上由伸だけだと思ってませんか?いいえ違います。
今回は四国学院大学のもう1人のエースについてご紹介します。
体格は185/86(若干誤差あるかも)と大型。
2年秋に最多勝・最多奪三振。3年秋も最多勝。
ほぼ毎シーズン息を吸うように投球回を上回る奪三振を記録しているのが特徴。この秋も28と1/3回で31奪三振でした。
その他今季4試合先発で2勝0敗1完投・防御率0.95・WHIP0.78という破格の成績。
ちなみに水上は5試合登板4試合先発2完投うち1完封3勝2敗・防御率3.34でWHIP1.00。奪三振は35回で34個。
四国大学野球連盟はYouTubeで中継をやってまして動画も残ってるのでぜひ見てください。
球速表示がないので何キロ出てるか分からないのが難点ですが、MAXは145、6キロらしいです。低めに決まったスライダーのキレが凄いですね。
プロ志望届を出したタイミングが水上と違うことを考えると、もしかしたら独立志望なのかもしれませんが育成でどっか獲らないかな…。

行木俊 徳島インディゴソックス 投手

この記事を書いてる途中で見つけた好素材。
高卒2年目の19歳。183センチ75キロと細身ながら最速は150キロ。
フォームはほぼ森下で上から投げ下ろしてきます。低めに決まった時は叩きつけたような威力があって、それに惚れました。
成績は無双しているわけではありませんが(そもそも独立で投げ始めて1年目ですし登板数自体少ない)伸び代を買って早めに獲得する球団があるかもしれません。
ちなみに出身校は横芝敬愛。そう、ロッテ鎌田や西武の伊藤翔で、すっかり独立リーグ→プロへのルートが出来上がった高校です。この波に乗れるでしょうか?
にしても徳島インディゴソックスはここで全員名前挙げたいぐらい良い投手多いですね。

ひとまずこれで終了。「隠し球」の線引きが難しく載せられなかった選手も多くいます。
また思いついたり発見したら追記していきます。全員指名されるといいなと思います。

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