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MotoGP 2025年

2025年MotoGP 年間チャンピオン予想

マルク・マスケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)

予想勝数=スプリント:8勝、決勝:8勝。チャンピオン。
ドッカティのファクトリーチームに移籍した事により、より戦闘力が高いマシンに乗れると思われる。2024年のチャンピオンである、マルティンが所属していたプリマ・プラマックがヤマハのサテライトになった事により、アプリリアへの移籍につながったと思われる。
アプリリアでは、2024年にビニャーレスやエスパルガロで優勝しているので戦闘力は高めではあるものの、ドゥカティまでの戦闘力は無いと想像する。
昨年、マルティンはスプリントで8勝、決勝では4勝を上げている。この大部分がマルクとバニャイアへ流れると予想する。
2024年の後半は失速した感じがあるが、荒天や悪路にはめっぽう強い。バニャイアと同様の戦闘力が与えられれば、底力で1枚上手かと思う。

フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)

マルケス同様に、スプリント:8勝、決勝:8勝。と予想。
2024年は不要な店頭によるリタイヤが多かった。決勝で11勝してるのにもかかわらず、チャンピオンを取れてない理由がリタイヤである、20戦中の3位以内回数は、マルティンがスプリント:17回、決勝:17回。バニャイアはスプリント:10回、決勝:16回。特にスプリントでは5回リタイアしている。マルティンは1回である。スペイン、フランス、カタロニアの3戦連続のスプリントでのリタイアは大きかった。
その3回で、マルティンは1位、1位、4位という結果を残している。マルティンの唯一のスプリント・リタイアとなったイタリアではバニャイアが優勝しているため、1回は相殺できるとしても、優勝+4位の18点分がマルティン側に入っている形となっている。チャンピオン争いは10点差での決着となっているので、このスプリントのリタイアの得点差がチャンピオン争いに影響していると言っても良いと思う。

ホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)

2024年のチャンピオンだが、2025年はアプリリアに移籍した事で勝ち星は減ると思われる。スプリント・決勝ともに3勝できれば上出来かと思う。
アプリリアが2024年に勝利したのは、R.2:ポルトガルのスプリントでビニャーレス、続くアメリカのスプリント・決勝で優勝している。だが、ビニャーレスはR.8:オランダのスプリントで3位表彰台を獲得して以来、表彰台から遠のいている。他には、エスパルガロがR.6:カタロニアのスプリントで勝っているが、R.11:オーストリアのスプリントで3居表彰台の乗って依頼、表彰台はない。
今年もその流れで前半に勝利が無ければ難しい事になりうるかもしれないが、2024年の3強とは違い、2強なので”おこぼれ”があるかもしれない。ただ、2強と同じマシンに乗る、ディ・ジャナントニオが、どこまで戦力(マルティンにとっては障害)になるかが鍵になると思われる。ディ・ジャナントニオは、2024年で表彰台の獲得は1度も無い。だが、2023年には2回表彰台に乗っていて、1度は優勝している。シーズン中盤での負傷のため、最終2戦は欠場した。プレシーズンテストでもマルティン同様に転倒→怪我をしている。お互いに開幕には間に合うと思うが、状況が心配される。ちなみにラウル・フェルナンデスも転倒→怪我しているようだ。

小椋藍(トラックハウス・MotoGPチーム)

2025年からトップカテゴリーの参戦となった。アプリリアのバイクでトラックハウスからのエントリーとなっている。
マシン自体は、ファクトリーチームと同じで、マルティンと同じになるのが良いと思う。チャンピオンと情報共有できるのは良い事であろう。
今年の目標は、①全レース完走、ポイント数的には、②80ポイント という数字にしたいと思う。全22戦あり、12位が4ポイントもらえるので安定した成績が残せればと十二分にできそうである。できれば、半分程度の ③10戦でQ2で戦えればと思う。ちなみに、2024年の成績として、ラウル・フェルナンデス:66ポイント、中上貴晶:33ポイント である。2025年はトップカテゴリーで色々と学ぶ1年になっていればと思う。

  

2025年Moto2 年間チャンピオン予想

アロン・カネト(ファンティック・モーター)

決勝:6勝でカネトがチャンピオンになると予想。全身タトゥーなドライバー。
小椋藍は、7回表彰台に乗っているが、優勝は3回である。6回勝てればチャンピオンも堅そうな気がする。2024年の小椋藍がR.14以降で獲得したポイントが99に対して、カネトは123獲得しており、後半戦からは十分に安定した成績を残している。
シーズン後半の好調ぶりが次年度へ継続されるのであれば、カネトが最もチャンピオンに近いと言える。

ダビド・アロンソ(CFMOTO・アスパル・チーム)

Moto3では、圧倒的な強さを示した。1発の速さもあるが、どちらかというとレース巧者であると思う。2024年を通じてリタイアが1度も無いのが安定感を示していると思う。
マシンの強さにも寄るかもしれないが、十分にMoto2でも戦えると予想する。心配事としては、腕あがりの症状が出てしまわないかという事。Moto3からMoto2昇格したライダーが時々なる症状である。
CFMOTO・アスパルは、2024年にジェイク・ディクソンとイサン・ゲバラがライダーであったが、優勝も表彰台も獲得しているので、チームとして全然ダメだという事もないであろうと思う。

2024年のMoto2は、小椋藍がチャンピオンとなったが、前半戦ではセルジオ・ガルシアが、後半戦ではアロン・カネトが活躍した。また、中盤にはジェイク・ディクソンが、波はあったがアロンソ・ロペスとマヌエル・ゴンサレスも表彰台に複数回乗っている。これらのライダーが中心となりそうであるが、ダビド・アロンソとカネトがチャンピオン争いできれば、盛り上がると思う。セルジオ・ガルシア、アロンソ・ロペス、ジョー・ロバーツが怪我から回復して盛り上げてもらいたいと思う。

Moto3は、昨年活躍したライダーがMoto2へ昇格したのと、新規参戦のライダーが多いので予想は難しい。古里太陽、エイドリアン・フェルナンデス、アンヘル・ピケラス、ホセ・アントニオ・ルエダ、ダビド・ムニョスの5人が昨年の実績から候補になると思われる。ムニョスに絡まれなければ、安定した成績を残せると思う。

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