即興でストーリーを創造することは、私に何をもたらしたかーストテラWSを受講してー
「即興でストーリーを創造することは、私に何をもたらしたか」について、語りたいと思います。幾つか書きたいテーマがあるのですが、今回はストテラWSを受けて何が変わったのか?を中心に、インプロに多少慣れてきた方向けに書きました。ぜひ読んで頂きたいです。
『Impro for storytellers』の本(以下ストテラと表記する)を教材に、このワークショップは進んでいきます。ストテラは「物語をうまく創造するコツ」を中心に教えてくれる本ではなく、「物語がうまく行かない理由」を教えてくれる本です(※hintを教えてくれるときもあります。)
物語がうまく行かない理由を知ることは、いい物語を創る近道になります。「なんとなく上手く行かない」という感覚がなくなり、振り返りのときに上手く行かない理由を自分で発見できるようになります。慣れてくるとインプロしている最中に、すでに上手く行かない瞬間が自分でわかるようになります。そこまでいくと、違和感に即自分で気づいて、次は軌道修正できるようになってくる兆しが見えてきます。それが良いインプロバイザーになっていく過程なのだと思います。
※良いインプロバイザーへの道(イメージ)
即興でストーリーを創るためには、3つの視点があります。①役者(演じること)②演出家(決めること)③脚本家(物語を創ること)です。ストテラではキース本人が演出をしている描写も丁寧にある項目もあり、特に②演出家(決めること)③脚本家(物語を創ること)の視点を養う事ができます。
フルレングスに興味がある、演技力が求められるようなインプロに興味がある、という方にも(こそ)おすすめします。ストテラを受けたらストーリーテリングの基本は押さえることが出来るからです。
②キースの本は読みにくいので仲間と一緒に読むと心強い
キース・ジョンストンのこの本は、皮肉たっぷりの文章で書いてある&インプロの基礎経験がないと、英語が得意な人でも読みにくいところが沢山あるので、独学しようと思っても単純に読むのが結構面倒くさかったりします笑 内海くんやみんなと一緒に読むことでより一層理解を深めることができます。
※オンラインだけどイメージこんな感じ笑
③チームとしてインプロを学べる
ストテラWSは、長期の連続クラスです。なので段々みんなでインプロする絆が生まれます。インプロもキースの本もチャレンジングなので、みんなで助け合って、失敗を笑い合って、自分を高めていくことができます。他の人と一緒に学ぶことで得ることが、私には沢山ありました。
サポートすることはもちろん大切ですが、サポートされることも相手に輝く瞬間を与えることになる。サポートする愛、サポートを受け入れる愛。どちらも大切なこと。そして相手に愛と感謝とユーモアの視点を持って接することを学びました。
※オンラインだけどイメーz(以下略)
ちなみにこのワークショップをこんなに熱く語ったところで私には1円も入って来ないですが笑、いまこうしてこの文を書いている理由も、内海くん、そして一緒に頑張ったストテラ木曜チームのみんなに感謝の気持ちがあるから。本当に良いワークショップだったから。そして!!新しいストテラを受けた仲間と一緒にインプロしたいからです。本当に価値のある良いワークショップなので、ぜひ興味のある方は参加してみてね。
そしてインプロアカデミーもよろしくお願いします。(英語インプロも!)
https://improacademy.jp/class/impro-for-storytellers-2/