Cintiq pro 24使ってみた

どうもサクラギンガです。

さて、先日、ずっと使っていたCintiq 22HD(DTK-2200/K1)からついに、

Cintiq pro 24(TDTK-2420/K0)に乗り換えたので、使用感でもつづろうかと。

というか比較ですかね。前と比べてどう変わったか。

なので、購入を検討しているクリエイターさんの参考に少しでもなれば!

以下、どうぞ!



まず重さ

22HDと比べると割と軽く感じるかな。スタンドが付いてないので持ちやすい&置きやすい。気を付ければ女性でも大丈夫だと思う。


コード類

ニンテンドースイッチっぽい(笑)

気になる程じゃないけど、コードをまとめてカバー穴から出すと、本体上部からコードが出るのでモニターとかの配置によっては不便かも?


附属のファンクションキーとかのリモコン(名前忘却)

使わないから分からん。本体横のUSBを使って充電できるっぽい。

僕はゲーミングパッドを使ってます。


解像度

22インチはフルHD(1920×1080)だったんですが、24インチは4K(3840x2160)対応してます!ただ、PCのスペックが低い(4K非対応?)だと4K表示できない場合もあるとか。

僕は問題なく4Kでイケました。(実はイケるか不安で超ドキドキしてた)

ちなみに僕のPCスペックは、

CPU:Corei7-6700K 4.00GHz  RAM:32GB

グラボ:NVIDIA GeForce GT 740 500GBくらいのSSDで起動とかしてる

ってな感じ。2014年か15年に買ったので、最新のPCと比べたらCPUやグラボが弱めなのかな?それでも4Kは問題なかったので、これ以上のスペックの方は大丈夫かなーと。

ちなみに、USB-Cなら一本で接続できるっぽいけど(+電源アダプタね)僕はPCの方がUSB-C非対応だったので、HDMIとUSBで接続。


画面の見やすさ

単純に解像度が以前の倍なので精細にはなってます当然。

ただ、色んな所で言われてるけどドットのギラつきが気になる人は気になるかも。ドットが角度によって赤とか緑にチラチラするアレ。

僕は慣れたら平気かなーと思う程度だけど。

目が繊細な人は何かしら対策した方がいいかも。メガネとかで。

あと、24インチ画面に4Kなので、当然文字は極端に小さくなる。

クリップスタジオペイントEX使いですが、

字、ちっさ!!

視力0.8以下だとほぼ絶望的だと思われる。

(まぁここはクリスタの環境設定→インターフェース→タッチ操作に適した~で調整するか、PC側のディスプレイ設定で表示倍率を150%にするとかで解決はできる)

ちなみにクリスタのインターフェースでいじると、今までのツールや表示していたUIがまるっとリセットされるので要注意。

僕は結局、気合で4Kデフォルトで使ってます。気合で文字読んだるわい。


プロペン2

筆圧感知が以前の2倍だか4倍の8192レベル 。描いてみると確かに線がなめらかだし、この辺は単にプロペン2のスペックかもしれないけど描き味は良い。

ただ、

僕は8192レベルもいらんかな

筆圧最大にいくまでめちゃくちゃ力いるやん。液晶割れそうやん。

こんな力込めて線引いたらぐにゃんぐにゃんになる!

って事でプロパティでペンは柔らかい設定にして、クリスタでもだいぶ筆圧弱めに設定しなおしました。この辺は好みかな。


色味

カラーについて。これはデフォルト設定だと使い物にならないですが、調整していくと確かに22HDの頃よりはだいぶ改善されてて、理想の表示色に近づけられる気はする。

といっても、色なんて端末によってバラバラなので、普段使うPCとか、使用者が多いiPhoneに近い色を再現して絵を見る人に向けて設定するとか、ここも好みで調整かな。

もう一度言う。デフォルトだと使い物にならんのは相変わらず。

どの機種もそうなのかもね。


22HDと比べて何かしらの遅延は

あと気になるのは遅延かなと。4K出力なんてだいぶ情報量多そう。

結論から言うと、上記の僕のPCスペックでもそんなに気になる遅延は無いと思う。

ペンの遅れも無いし、素材や極太ブラシ描画も以前と大差なく描けるので気にならず。

人によっては遅延が発生するとかって情報があったので少し不安だったけど。




とまぁ、長くなったけどこんな感じです。最後にまとめ比較しようかね。(☆5満点)

画面☆☆☆☆

ギラつきが残念かな。あと想像よりも文字が小さい(笑)けど、高精細だし色は良くなってるし、絵に限っては22HDより格段に良いと思う。

プロペン2☆☆☆☆☆

1より劣っている所がないのでそりゃ高評価でしょう、と。

使い勝手☆☆☆☆

ファンクションキーが本体からなくなったのが人によっては残念かも。
(僕は無くていいので気にならない)

USBポートは増えてるから〇。ファンクションキー代わりのデバイスも付いてるので、ボタン割り当てを覚えるのが面倒そうだけど慣れたら〇な気がする。

本体が軽くなったのも〇。スタンドが附属しておらず価格も高いのは✖。

価格☆

やっぱ高いよぉぉう。スタンドとか高すぎて購入してません(@´Д`@)

国内メーカーで競合他社とかが出てくると液タブ業界盛り上がりそうだけど…そもそも需要が限られてる分野だから難しいのかな。


総評

22HDから乗り換えたい人は乗り換えてもいいんじゃないかなと思う。僕は多少のドットギラつき以外は気にならなかったので。特にカラーが改善されてるのが嬉しかった。

ただ、Companion2、Mobile Studio、pro16インチ等を使用してる人には画面サイズ以外そこまで明確なレベルアップは感じないかもしれないので、どこかお店で試し描きしてみたほうが良い気がする。

まあ、家に居る分にはこれ1台あればすべての絵仕事はカバーできる製品だなとは思います。しばらくはマイナーチェンジ以外でこれを凌駕するスペックの液タブは出なさそうなので、当分これメインで仕事します。



以上、これでもかとばかりに長くなったけど、参考になってれば。


ではまた!


サクラギンガ

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