【『マグ7全部打破』選挙マシーンと化した黒川あつひこ3.0政治団体Q 拘禁反応からのメンブレ懸念】
〈度肝を抜くスケジュール!政治団体Qを立ち上げ千代田区長選挙の後に今治市長選挙、そして朝霞市長選挙に次々と立候補〉
黒川あつひこ氏(46)政治団体Qが次々と選挙に立候補している。一体どういうことなのか。
2024年12月17日23時、『つばさの党』党首黒川あつひこ氏(46)が東京拘置所から保釈その後の動向が気になっている。
1月26日千代田区長選挙に立候補宣言。
そして開票日2月2日に黒川氏の地元である愛媛県今治市長選挙に黒川氏らの運転手を務めていたなべおか幸則氏(43)を出馬、応援演説に駆けつけ、なんと冬の海に入水し、動画を配信。
着替えも持たない突発的行動に視聴者を不安がらせた。そして2月8日、今度は朝霞市長選挙に立候補する。
〈2025年政治団体Qを掲げる黒川氏の得票数〉
千代田区長選挙での黒川氏の得票はわずか63票。全体の約3%にすぎない。
投票率は寒波の影響か39%と過去最低を記録した。
しかし今治市長選挙で現職候補徳永繁樹氏(55)と、なべおか氏の2者選択というの得票は徳永氏約5万4808票に対して3257票。全体の約5%を獲得した。
こちらも過去最低の49.11%という投票率だったという。
〈2月8日朝霞市長選に立候補〉
そして今治市長選挙が終わるとともに2月8日朝霞市長選が始まった。投票日は2025年2月16日。
朝霞市議員は黒川氏のパートナー、外山まき氏(53)が2期目を務めている。
黒川氏は鍋岡氏を今治に置き、急きょ朝霞へ。昼12時から街宣で第一声を届けた。
〈政治団体Qが今後戦う選挙はこちら!〉
この選挙後は、千葉県知事選挙を予定している。
告知日2025年2月27日
開票日2025年3月16日
なべおか氏は千葉市長選に出馬。
告知日2025年3月2日
開票日2025年3月16日
それ以外でも今年は7月に東京都議選挙が控えている。政治団体Qとしては多数の立候補者を出す計画だ。
〈7ヶ月の拘留生活を経て選挙に挑む〉
同年5月17日に衆議院東京15区補選で、立候補者の根本りょうすけ幹事長(30)、他党派の創価学会撲滅党、党首杉田勇人(39歳/つばさの党本部長)と共に公職選挙法違反の疑いで7ヶ月も勾留されていた。
〈『普通こそ悪』の札を全身タイツに貼って釈放といきたかった黒川氏〉
黒川氏は保釈時、『普通こそ悪』というスローガンを御札に書いて記者や支持者らの前に現れ、
「実はこれ最初は『普通こそ悪』って書いたものを、お腹に貼って全身タイツで出所しようという思いがあり、それを関係者に伝えた所、賛否両論あったが最終的に『それはやめましょう』ということになりました。」
終始ふざけたところがありながらも、黒川氏ばりのお茶目なユーモアだと思っていた。
既に黒川氏と親しい関係者仲間は、黒川氏の異変に気づき始める。「あの人がハイテンション過ぎる」「ある人が心配だ」エックスで囁かれた。
黒川氏はその後、自ら呼び名を黒川あつひこ3.0と名前を変えた。次世代に向けてアメリカの時価総額の高さを誇る大企業マグニフィセント・セブンを超えると言い『マグ7全部打破』の公約を打ち立てた。
決してパチンコ・スロット用語ではない。
なおマグ7にはマイクロソフト、アマゾン、テスラ、グーグル、エヌビディア、メタ、アップルのこの7社がある。(2024年現在)
〈竹内兵庫県議の自死を受けとめ心から小池都知事に謝罪〉
新年明けて2025年1月23日の、千代田区長立候補表明記者会見には、兵庫県元県議の竹内秀明氏が享年50歳で自死したことで、立花孝志らNHK党信者による誹謗中傷合戦を背景に、「我々は凸(自宅周辺などに押しかける行為)を止める」小池百合子氏などに対して「凸のあり方について深く反省し、皆様方に謝罪申し上げます」と深々と土下座。およそ1分頭をさげた。本当に反省しているようであった。
態度を180度変えた事で、マスメディアのどよめきが広がっている。
〈謎の男が唱える『南無妙法蓮華経』の読経に安らぎを求めるかと思えば、記者を怒鳴り散らす場面も〉
思わず取材陣が音を立ててしまうと黒川氏は激昂した。かと思えばまた自分の言ったギャグを自分で笑い転げる姿も見られた。
黒川氏は音に敏感になり、張り詰めた空間の中で謎の男によって唱えられる『南無妙法蓮華経』に集中していた。
その謎の男は黒川氏を慕って近づいて来た創価学会員で創価学会の池田派。池田大作氏の言っていることが全てにおいて正しいとしている。池田大作は自分の死後、選挙を存続させてはいけないという教えなので公明党を終わらせようとしている人物。
また、政治団体Qにはそういう者が集まってきているのではないかとちだい氏は言う。
「そこまでになると訳わかんないんで、僕の管轄外ですね。」
誤解されぬよう説明するが黒川氏は決して創価学会から折伏をうけているわけではない。
2月3日に出されたアークタイムズの動画【選挙ウォッチャーちだい/佐藤さおり氏黒川あつひこ氏…千代田区長選で見た「カルトの競演」】スピンオフにカルト集団 にゲストで出演した「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1,650円)の著者で、今治市長選を取材した選挙ウォッチャーちだい氏はこう語る。
〈黒川はメンタルクリニック言ったほうがいい〉
ちだい氏は、黒川氏がヤバいと自身のブログ新聞にもさんざん書いてきた。
アークタイムズの望月衣塑子氏(49)と尾形聡彦氏(55)は、つばさの党から政治団体Qになってからの黒川氏が、どのようになったか質問を投げかけるとちだい氏は
「要するに“凸”をやめただけでパフォーマンスそのものは今までよりも、より、頭がおかしくなっています。」
尾形氏「あー。それは、どういう意味でですか?」
ちだい氏「昨日(2月1日)なんて、金髪に白のタキシードで薔薇の花束(薔薇10本)持って立ってたんですよ。」
望月氏「それは誰かに渡すんじゃなくて?そういう見てくれで?」
ちだい氏「そういう見てくれで。それでひざまづいて『百合子、ごめん』と言って薔薇を渡すシーン撮ってたんですけど普通に意味がわからないですけどね。普通に『すいませんでした』って言ったほうがいいと思うんですよね。」
望月氏「そうは言っても昔はもうちょっと政策を語って来たイメージがありましたが、それも無くなっちゃってる?」
ちだい氏「今はどんどん政策とかじゃ無くなってきてます。今は政策というよりは…今日のさっきまでは…『ホモ・サピエンスは何年前から始まったか知ってますか!』しらねーよこんなもん、ていう。『25万年前です!』それ合ってんのかよ。」
戸惑いを隠せない。
(尾形氏検索して「ほう、30万年前くらいですね!」望月氏「大体、合ってる!」)
〈人類は滅亡する!と危惧する黒川氏〉
望月氏「で、それは何をいいたいために言っているんですか?『人類は進化しない!』とか?」
ちだい氏「いや、ただ今は人類が急速に発展しているんだと。」
望月氏「すごい時に来てるんだと。」
ちだい氏「『この発展が加速したらどうなりますか?』って言い出して。どうもなんないじゃん加速すればいいじゃん、って思いますけど。『その発展が、加速して壁にぶつかったらどうなりますか?』って。」
「バァアアアン」ちだい氏は手と手をぶつけ合うジェスチャーをして黒川氏の演説を再現した。「これを演説でやっているんですよ。」
望月氏もウケながら「えっ?本当に?」と言い信じられない黒川氏の変化に驚いた。
ちだい氏はより強く「だからはよメンタルクリニックに行け!」と念を押した。
〈黒川氏、味覚に異変〉
黒川氏は、大阪府豊中市で2025年1月26日、異種格闘技キックボクシングの試合で対戦した相手のマカナ氏が経営するハンバーガーを改めて試食し「そんなに美味くない」と本気で言っていたショート動画がある。その後友人である250番氏が試食、「めちゃくちゃ美味いですよ」に対し「そうかなあ」と黒川氏。
食べるものが美味しくない。これは味覚に異変がおこっている症状にも取れる。精神病と、味覚の関係性は実は重要なサインの一つである。これは、脳内のセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質のバランスが乱れることで、味覚を正常に感じにくくなるためだと言われている。また、食欲の低下にも影響したりする。
以前黒川氏は、留置所拘留に入れられ、23日拘留以降もまだ拘留されることが決定的になり、保釈請求が降りない時に
「やりたいことが出来ないなら死んだも同然」
などと、パートナーの外山まき氏や支援者らに手紙を書いたことがあった。
〈黒川氏、拘禁反応?〉
そして拘留生活7ヶ月を経て保釈されたときは、むしろ拘留生活に慣れてきたので保釈に戸惑った。拘禁反応ではないかと呟かれてきた。
拘禁反応は黒川氏の友人である、囚人系ユーチューバー250番氏も経験があるという。稀なケースではない。
黒川氏の場合は、自分が計画していた事が逮捕によって余儀なくされ「魂は死んだ」と手紙に書いたあたりは相当な鬱状態だったと思われる。
保釈後は、これまで関われなかったつばさの党や、事業の様々な問題が一気に押し寄せ、色々な人が面会に訪れるなどしてますます躁状態に加速がついた形になってしまった時もあった。
急激にハイテンションになり『普通こそ悪』という札を頭から下げる、レディ・ガガにファッションで勝つといいコム・デ・ギャルソンでおおよそ20万円のセットアップや、純白のスーツ、また人気コミック東京リベンジャーズのマイキーをイメージしてスタジャンを購入した。金髪に髪を染めて、ビル・ゲイツ、サム・アルトマンに勝つなどと誇大な発言をするようになった。
黒川氏は、エックスの、リアルタイムミーティング、スペースで発言した際に「俺には声が聞こえているんだ」と説明した。そしてこの声が聞こえなくなった時に俺も死ぬなどとも話した。
〈黒川氏は拘禁反応による双極性障害の可能性が拭えない〉
黒川氏の選挙戦略は、非常に積極的かつパフォーマンス性が高いが、その背景には拘留生活からくる精神的ストレスの影響がみられる。日本の精神医療の現状では、薬物療法が中心ですが、黒川氏の場合は心理的なサポートも必要だ。彼の選挙活動は、政治的なメッセージだけでなく、彼自身のメンタルヘルスについても考えさせるものであり、長期的な選挙戦を続けるためには、適切なメンタルヘルスのケアが不可欠と言えるが本人はどう受け止めるだろうか。
参考サイト:さくらフィナンシャルニュース
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