【英利アルフィヤ 英文で『私は百田にスパイだと偽情報を流されている』私のあとに続く人々のためにも誹謗中傷許さない 】
2023年11月10日、日本保守党代表の百田尚樹氏(68歳)が少子化対策について、「例えば女性が25歳を超えて独身の場合、生涯結婚できない法律にする」などと発言し、国内外から批判を浴び、発言したことを撤回し謝罪したのは記憶に新しい。
これに対して、自民党の英利アルフィヤ外務政務官(36歳)が、日本保守党代表の百田尚樹に批判が集中していることにすぐさま反応し便乗、「彼はまた、私をスパイとして糾弾するビデオを何本も作り、私の自民党推薦が私の父やその職場によって買収されたという偽情報を流布している」といった英語の抗議文をXに投稿し、物議を醸していた。以下原文。
英利アルフィヤ(外務大臣政務官/衆議院議員) Arfiya Eri, MP@eri_arfiya
He’s also made multiple videos denouncing me as a spy and spreading disinformation that my LDP nomination was bought by my father and/or his workplace, all based on my foreign heritage without any tangible evidence.
An utter, absolute, embarrassment and disgrace to our country and democracy.
Apparently they also support the Uyghur cause.
I have no words.
I call on @UyghurCongress and other human rights based organizations to cut all ties. @CUyghurs @RushanAbbas @lukedepulford @ZumretErkin
※機械翻訳
彼はまた、私をスパイだと非難する複数の ビデオを作成し、私の自民党指名は私の父や父の職場によって買収されたという偽情報を広めましたが、これらはすべて私の外国の血統に基づいており、具体的な証拠はありません。
これは我が国と民主主義にとって、まったくの恥辱であり、不名誉です。
どうやら彼らはウイグル人の大義も支持しているようです。
言葉がありません。
私は世界ウイグル会議@UyghurCongress と他の人権団体に対し、すべての関係を断つよう呼びかけます。@CUyghurs @RushanAbbas @lukedepulford @ZumretErkin
これに対して日本のXユーザーから批判が殺到した。
リプライ欄に「日本国民のために働かなきゃいけない方が英語でどちら様に発信ですか」「貴方のいうわが国とはどこの国ですか?」などの返信が殺到した。
英利氏は自身の事務所を通じて18日までに公式X(旧ツイッター)を更新、自身についての虚偽や誤った内容の投稿がSNSで拡散されているとして声明を公開した。
英利アルフィヤの外務政務官での最初の仕事が、英語による日本保守党攻撃の呼びかけ」との情報が拡散されているということに対しては「偽情報です」と否定した。
拡散されている情報には、英利氏が外務政務官就任前の11月10日にXで投稿したポストが引用されているとして、
「引用されている投稿は、一国政政党の党首が女性や他政党の国会議員に対して深刻な人権侵害を促す行動や発言をしていたことについて、政務官就任前に、日本の一国会議員としての立ち位置と人権団体に対する関係性の見直しの必要性を表明したものであり、当該政党への直接的な『攻撃の呼びかけ』ではありません」
と説明した。
日本語でなく英語で世界に問いかけたのは何故か、は説明がなかった。
日本保守党の百田氏だけではない。英利氏に対しての誹謗中傷は多い。「あなたは本気で中国のジェノサイドに対し何かできるのか」また父親がウイグル人でニトリの執行役員であることから、中国と親しいニトリが、北海道の森林を中国人に買収させようとしている、などという噂も出ており、誹謗中傷に関しては、10月12日付でステートメントを発表、Xで、タグ付けで公開。
『英利アルフィヤ及び英利アルフィア事務所は、そのようなデマや誹謗中傷に断じて負けません。より良い日本社会のため、そして、英利アルフィア本人だけでなく、そのあとに続く人々のためにも、このような偽情報や誹謗中傷に対し、断固として厳正な法的処置をとっていきます。』
英利氏だけでなく、もしかしてそのあとに続く外国人の議員のためにも偽情報や誹謗中傷に対して厳正な法的処置を取っていくというふうに捉えることもできる。
英利氏自身は昨年4月の衆院千葉5区補選で落選したものの比例代表で復活当選した自民党(公明党推薦)のいわゆる『ゾンビ議員』で初当選だ。
参考サイト:さくらフィナンシャルニュース