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【埼玉 朝霞市長選挙 新人の松下昌代氏が自・公の応援を受け初当選 政治団体Q黒川氏は269票】
2025年2月16日朝霞市長選挙の開票が行われ、元朝霞市議会議員や朝霞県議会議員を務めた経験のある新人の松下昌代氏(54)が初当選した。
現職が退き新人4人の争いとなった朝霞市長選挙は、自民党・公明党が応援する松下氏を、次点の自治労・立憲民主党などの応援を受けている無所属小野寺徳子氏(59)が追いかけ、1,500票差。接戦となったが惜しくも破れた。
元陸上自衛官の田村雄二氏(78)も自ら結成した政治団体「平成改新」で立候補したが叶わず。
〈政治団体Q黒川あつひこ、外山まきの1/10の得票〉
また異色を放った、政治団体Qの黒川あつひこ3.0氏(46)は外山まき朝霞市議(53)の内縁の夫であるが、外山市議の2期目の票数2053票の1割強と、やや健闘した。
〈結果は以下の通り〉
松下昌代(54) 諸派・新 当選 2万1923票
小野寺徳子(59) 無所属・新 2万377票
田村雄二(78) 諸派・新 558票
黒川敦彦(46) 諸派・新 269票
松下昌代氏のコメント〜
朝霞市議会議員や埼玉県議会議員を経て今回初めて市長選挙に立候補。
今の市政を継承し発展させていきたい。市民が誇りを感じられる、地域社会や教育環境などを整備し、豊かな人生を彩れるようなまちづくりに取り組みたい。
松下氏は、地域の防犯パトロールに力を注いでいる。
〈投票率が前回の市長選挙を上回った!〉
投票率は37.20パーセントで、前回投票率を5.96ポイント上回った。これは大変喜ばしい結果となった。
当日の天候も良かったことが理由の一つに上げられる。
しかし…
〈最近の「無所属」ってどういうこと? 幅広く支持を得ようと「政党隠し」との批判も〉
政党対決の様相が強い国政選挙とは異なり、地方議会の選挙は「無所属」で立候補する人が多い特徴がある。特に首長選はそのほとんどが無所属ばかり。なぜだろうか?
〈無所属であれば、特定の政党の支持に依存していないという目眩ましができる。〉
地方選挙では、政党色が強いと有権者からの支持が限定されることがありこれを危惧して『無所属』出馬を編み出した。
「無所属」の利点として指摘される「特定の政党の支持に依存していない」というメリットは、同時に批判の対象にもなり得る。つまり、「政党隠し」や「政党色を隠すための方便」として無所属を名乗ることは、透明性や誠実さに欠ける行為と見なされることも覚悟しておかなくてはならない。
参考サイト:さくらフィナンシャルニュース