【三菱UFJ銀行女元管理職クラス 貸金庫から10数億円相当を窃取スペアキーを使用していた完全内部犯行】
三菱UFJ銀行が、東京都内練馬支店と玉川支店で貸金庫を無断で開けて顧客の金品を繰り返し盗んだとして、40代の女元管理職クラスを2024年11月14日付で懲戒解雇したと発表したこの事件。
事件は、10月31日発覚した。この女元管理職が、顧客の貸金庫から資産を窃取しようとして見つかったという。
女は支店の店頭業務責任者だった。
事件全体の真相解明が早急に求められている。
これまで具体的な手口は明らかにされていなかったが、関係者への取材で、この元管理職の女が顧客に渡している鍵のスペアキーを使い貸金庫を開けていたことが判明した。
スペアキーは支店で管理されていた。銀行は管理方法に不備があったとして、今後は本部で一括管理する方針を示している。
が、今回の件で貸金庫自体の信頼が失墜し、利用者が減少する可能性は捨てきれない。
近く、半沢淳一頭取ら経営幹部が会見を開き、詳しい経緯を説明する予定だ。
銀行は被害額を時価で10数億円と見積っている。盗まれたものは金銭以外にも高価な物品などが含まれており、顧客との事実確認に難航している。
被害者は60人以上に及ぶ。
貸金庫を開けるには銀行用の鍵と顧客用の鍵の2種類が必要であり、スペアキーは支店で管理されていたが、金品を盗んでいたのはその管理責任者。
支店長クラスでないとこの鍵は管理できない。
〈名前も、逮捕されたかも一切出ない謎の女元管理職〉
週刊文春の報道によると、元管理職は40代で女優の和久井映見に似ているという。
ややぽっちゃりして大きな目がチャームポイントで、既婚者だが子どもはいないらしい。
いわゆるマジメそうな“よくいる銀行員”にしか見えない。
大金を盗んだことで、ホスト狂いだったり、誰かに貢いでいる話もなかった。
新卒で入行後、キャリアを重ねて管理職になったいわゆる“叩き上げ”のベテラン行員で店頭での業務を担い、責任のある立場にいて、この犯行だ。
盗んだ金品の額が10億円ということもあり、具体的な使い道については調査が続けられている。
なぜ銀行内部の調査のみなのか、警察になかなか身柄をうつさないのはなぜか、が非常に気になる。
参考サイト:さくらフィナンシャルニュース
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