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フィレンツェ在住のソムリエが 勢いで飛び込んだ「取材ライティングコース」で得たものは?

※この記事は2022年2月の取材ライティングコースの課題として執筆したものです

クラウドカレッジ取材ライティングコースは、2022年1月から開講しました。もっと取材ライティングコースのことを知りたい方に、現受講生であり、ソムリエでもある小笠原 聡子さんにお話をうかがいました。

取材ライティングコースとは?

クラウドカレッジでは、自分らしい働き方の実現を支援するべく、「コミュニティ学習(仲間づくり)」と「変革へのガイド(コーチング)」を軸にさまざまなコンテンツを提供しています。取材ライティングコースは、クラウドカレッジの新コースとして2022年1月に開設されました。

取材(インタビュー)を伴う記事執筆を仕事にするための最低限の知識を4週間で身につけるコースです。マーケティングを意識した取材の企画から、当日の準備、記事の執筆の方法などを網羅的に解説するとともに、毎週課題に取り組むことで実践的なトレーニングを行います。

現役インタビュアーである佐々木ゴウ氏を講師に迎え、実践的な学びができるコースです。

小笠原 聡子さんプロフィール

  • 2012年 オリーブオイルソムリエ取得

  • 2015年 イタリアソムリエ協会認定ソムリエ取得

  • 2012年 ~ 2021年イタリア(フィレンツェ)在住。

  • 2012年 ~ 2021年フィレンツェ中央市場勤務

  • 2021年~ 日本に一時帰国中 

神奈川県出身の45歳。フィレンツェ在住。

 2020年3月から6月までイタリアで非常に厳しいロックダウンがあり、以降もこれに近い生活が予想できたため、一時帰国を決断。

 この機会に日本のワイン業界を見てみようと、友人の勤めている会社にバイトとして勤務。 バイトは2ヶ月 ~ 3ヶ月の予定だったが、コロナが終息することはなかったため、インタビューをおこなった2022年2月まで勤務が続いている。

取材ライティングコースを受けようと思ったきっかけは?

 イタリアでは、コロナで厳しいロックダウンがありました。外出もままならず、何もできないときに、なにかできることはないかとクラウドワークスに登録。仕事はしたことがないのですが、定期的にメルマガが来ていました。

 その後も ロックダウンが続くと予想されたため、結局、日本に一時帰国しました。そのとき、「ワインに詳しいから」と、知り合いの依頼でワインの頒布会の文章を書く仕事をすることになったのです。頒布会の文章の中では、私がワイナリーに行ってイタリアの生産者の話を聞いた話ものせています。執筆をつづけるうちに、私が魅力的だと思った生産者のストーリーや、ワインづくりのこだわりを、私が取材時に受けた印象と同じように、読者に伝えたいという気持ちが強くなってきました。

私は、イタリアでソムリエの資格をとりました。なので、ワインには詳しくても日本語でワインのことを書くことは全くの素人。文章を書くスキルはありません。執筆が上手になりたくて、書店で取材に関する本を買ってみたりもしたのですが、私には難しすぎて読み進められませんでした。

そんなとき、クラウドワークスのメルマガのなかで、取材ライティングコースがあるのをみつけました。 

ちょうど、テキストが書けず困っていたときだったので、講座の内容も詳しく見ずに、「とりあえずやってみよう」という感じで、取材ライティングコースの参加を決定。取材ライティングコースなら、今後、ワインの生産者さんに話を聞くときにも役に立つだろうという思いもありました。 


実際に取材ライティングコースを受けてみて、どうでしたか?

 私は取材ライティングコースのことを、あまり知らずに受講しました。実は入門講座として、表面だけ説明するコースかと思っていたのですが、受講してみると深い内容に驚きました。

 取材の準備に始まって、取材中、取材後に至るまで、たくさんのノウハウが詰まった動画と講義、相互取材の体験まであります。内容がもりだくさんなので、受講中のいまは、知識をぎゅうぎゅうに詰め込んでいて、頭がパンパンの感覚です。

 取材ライティングコースには、Slack上で、日誌を毎日提出するのですが、皆さんの毎日の日誌を読んでいると、やる気が出てきて、私も頑張らなくてはと思わせられます。私は、仕事をしながら受講しているので、特に2週目は分量が多くて大変でした。

でも、そのぶん学びを実感できています。取材ライターの経験を重ねてからでも、役に立ちそうなので、もういちど受けてみてもいいかなと思っています。


取材ライティングコースを受けようかと迷っている人に伝えたいことがありますか?

 まず、伝えたいのは取材ライティングコースは、しっかり学べるコースだということです。

 取材をしたことがない方はもちろん、取材をしたことがある方にとっても、役に立つ内容だと思います。見過ごされがちな、ちょっとしたコツも、たくさん詰まっていて取材以外にも役に立ちそうです。

 内容が詰まっているだけに、仕事を持っている私にとっては大変でした。聞いたところによると、2022年3月から受講期間が3週間から4週間に変更されるようなので、そのスケジュールのほうが、他の仕事を持っている人には学びやすくなっていいと思います。

  受講すれば、取材ライティングに関しての大きな学びのあるコースです。表面だけでなく取材ライターに必要なノウハウを教えてくれます。

  

取材ライティングコースの学びを生かして、どんな仕事をしていきたいですか?

 まずは、取材ライティングコースで学んだノウハウを生かして、ワインの記事を書けるようになりたいです。

コロナ禍で海外への渡航制限が行われている影響もあるのか、ワインの頒布会を利用者は増えているように思います。皆さん、イタリアの雰囲気を感じながらワインを楽しんだり、ワインのことを勉強したいと思っていらっしゃるようです。当面は、頒布会を利用している方に向けて、そのニーズに応えられる仕事ができるようになりたいと思っています。

 将来的には、その経験を生かしてソムリエの仕事だけではなく、ブログなどでイタリアの魅力を発信していきたいです。

  私は2012年からイタリアで暮らしています。イタリアで暮らし始めてからは、イタリアの食やワインの魅力に開眼し、ソムリエの資格を取ったり、ワインの生産者に会いこだわりを聞いたりして過ごしてきました。他の方には、なかなかできない経験ではないかと思います。

  コロナ禍があけても、これからもイタリアを拠点にして、日本とイタリアを行き来するつもりです。イタリアの生産者の思いを消費者に届ける役目を担いたいと思っています。 

 

クラウドカレッジで他に気になっているコースはありますか?

 将来、イタリアの魅力を発信する存在になるためには、仕事の幅を広げていく必要があると感じています。

 今後は、動画やライティングのコースも受講して、色々なことができるようになり、もっと幅広い活動をしていきたいと思っています。


取材を終えて

  この取材の後にも、イタリアンシェフへの取材を予定されていた小笠原さん。興味をもったものに向かっていく熱量が、とても魅力的でした。これからも彼女ならではの視点で、イタリアの魅力を発信してくれるのが楽しみです。

小笠原さんの受講しているクラウドカレッジ取材ライティングコースは、取材(インタビュー)を伴う記事執筆を仕事にするための最低限の知識を4週間で身につけるコースです。マーケティングを意識した取材の企画から、当日の準備、記事の執筆の方法などを網羅的に解説するとともに、毎週課題に取り組むことで実践的なトレーニングを行っていきます。
詳細は以下のリンクから、ご確認ください。

取材ライティングコース | クラウドカレッジ (crowdworks.jp)

クラウドカレッジのほかの講座に興味のあるかたはこちらからご確認ください。

クラウドカレッジ | 株式会社クラウドワークス (crowdworks.jp)

(取材日:2022年2月15日、取材・執筆:SAKURAE)






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