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となりの雑談 EP106 に聞き耳を立ててみた 「感情の色鉛筆」

これは、私・桜会ふみ子が『となりの雑談』というポッドキャスト番組を聞き、そのエピソードから感じたことをまとめたnoteです。

番組やnoteを書くに至ったきっかけについては、以下の記事で詳しく紹介しています。よければこちらもご覧ください。

この記事は2025/01/21に更新されたEP106「感情の色えんぴつ」に聞き耳を立てています。

面倒くさいに隠れているもの

まず前のエピソードに続いて面倒くさいについての話が続きます。

雑談によると、面倒くさいには2つあります。つまり……

・いま動きたくないという面倒くさい
・今後、面倒くさいことになるからするという面倒くさい

わたしは、これを「やめる面倒くさい」と「やる面倒くさい」と考えると、わかりやすいかなと思って聴きました。

番組のなかでは、特に「やる面倒くさい」と隠れている自分の感情を「因数分解」しておくと、行動を間違えないという話につながっていきます。

これを図にまとめたのが下の図です。

実は、あとから「興味がない」面倒くさいという話も出てくるのですが、興味がない面倒くさいも今のことなので「やめる面倒くさい」の仲間としていれました。

図を見ると、それぞれに、面倒くさいに隠れている感情があることがわかります。やはり、スーさんの言うように動く面倒くさいには複雑な気持ちが隠れていることもあるように思います。

あなたの感情の色鉛筆は何色?

ここから、面倒くさいに隠れている感情は言語化(因数分解)しておくといい。とくに、年の初めにそれを見つめ直すのは大事じゃないかという話に移っていきます。

感情のすべてが言語化できるわけじゃない

ここで、二人の会話を少し引用しましょう。

スーさん:
わたしはよく「自分の感情すべてに名前がついていると思うなよ」って言うわけ。
さくちゃん:
それはほんとにそう。自分の感情を思い込んで、自分で名前をつけちゃったらそれで終わっちゃうからさぁ。
なんていうか、ずれたままと言うか…
スーさん:
そう、ずれたままになっちゃうよね。
さくちゃん:
うん。あるある。

となりの雑談 EP.106「感情の色鉛筆」から抜粋

人の心の中は宇宙より大きいとも言われます。

白は200色あるなら、きっと感情はそれ以上にありますよね。

言葉にするのは難しい世界です。

いろんな感情がある

それでも、言葉をたくさん知っていると、少しは感情を表現しやすくなるし、自分の気持ちがわかりやすくなる。という二人の話を納得して聴ききました。

感情をあらわす言葉を知らないと伝わりにくい

逆に感情を「やばい、むかつく」のような言葉で、まとめると伝わらなくて理解されにくい。感情をあらわす色鉛筆は多い方がいい。という話が続きます。

だから、切れやすいのかな…

無理に自分の感情を単純化すると、わかりにくくなって混乱するのかも。

色鉛筆の数は誰かと会話することでも増えるよね。という言葉が印象に残りました。


どうにも感情がつかめなかった時の話

この話を聞いて思い出したことがあります。

わたしは、過去、仕事でグループのリーダーをやっていたことがあります。

そこの仕事は、実験とデータまとめ・入力、そして入荷した原料からサンプル(サンプリング)を採取することでした。

ある時、Aさんにサンプリングをお願いしました。もちろん、事前にできますか?って聞きましたよ。彼女は私より15歳くらい年上でした。

作業を終えて、彼女は戻ってきたのですが、

そこから1時間くらい。
・わたしは、いいんですけどね。
・今日の仕事はたいへんだったんです。
・体がつらかったのに、わたしは仕事をしたんです。
・いや、わたしはいいんですけどね。

のくりかえし。

「そうだったんですね」「すみませんでした」「体調のことをもっときづかう必要があったんですね」
と、声をかけても

・いや、わたしはかまわないんですけどね
・でも、たいへんだったんです

と、堂々巡りで困惑しました。

今回のエピソードを聴いて、もっとお互いに感情を伝える言葉があったら違ったのかなと彼女のことを思い出しました。

実は、わたしは、じぶんの感情を認識するのが得意ではありません。自分の感情を出すこと許されてこなかったせいかもと思います。

それでも、少しずつ、自分の心の動きや周囲の心の動きを感じることができるように心を向けたいな。自分を知るためにも。

では、今回の聞き耳は、このあたりで…



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