「選挙に行こう!!」に選択肢はあるか?!

選挙が始まりましたね。こんなタイミングで「選挙に行こう‼︎」と何人かの芸能人が呼びかけているようですが、ボクは「現実的な政権の選択肢は示されていない」と思っていて、まあ普通に自民・公明の与党が勝ってしまうでしょうという現状に危機感を持っています。

「選挙に行こう‼︎」と言っている人達は、いったいどの政党に投票することを想定しているのでしょうか?! 普段、選挙に行かない人というのは「まあ、現状でも特に不満はない」という人達であり、もし投票に行っても必ずしも「野党に有利になる」とは考えずらいのですよね。政党支持率から計算すると、その人達が選挙に行っても与党が圧勝ですね。

野党第一党である立憲民主党は原発デマや反ワクチン的な発言をする候補がいたり、そもそも革命を標榜する共産党と選挙協力するような人たちであり「お客様根性ばかりで当事者意識がない」という意味でも、ボクにとっては全く話にならないのですよ。

ボクは現状では野党の選択肢としては、国民民主党と日本維新の会しかないと思っていて、どちらも政権批判ばかりではなく、当事者意識を持った提案型の野党です。もちろんこの2党にも欠点はありますが、立憲よりはまともなことを言っていて、その勢力が大きくなれば「政権の選択肢」になりうると思っています。

日本の政治の問題点は「政権の選択肢」が無いことです。ボクは普段から大阪で抜群の政権担当能力を発揮して、地方議会ですが、自民党ですら野党に追いやっている「日本維新の会」が全国で勢力を伸ばすことができれば「政権担当の選択肢」になると考えて応援しているのですが、本当は別に維新で無くとも良いんです。

国民民主党が今のようなまともな野党の形を崩さずに全国に勢力が伸びるなら、それでも良いと思いますが、維新のように「政権担当能力を証明」できていないので、どちらかと言うと維新の方が期待はできると思っているだけなんです。

衆議院選挙というのは「性格や人柄の良い人を選ぶ」のではなく、日本国民を幸せにしてくれる政権を選ぶものです。性格が悪くても、政権担当能力が優れて国民を幸せにする政治をするなら、人柄なんてどうでも良いのです。

その初期段階として「政権の選択肢になりうる勢力を作ること」が大事で、それがないのが、今の日本の不幸だと思います。選択肢があれば、政策の切磋琢磨が生まれます。大阪のように自民党には出来なかった改革も可能です。

お願いだから「選挙に行こう!!そこでまともな政権を選ばせてください」です。

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