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4ヶ月間の歩み

こんにちは!
第2弾の投稿では, 6/1に立ち上がった「さくらびと」がこれまでどのように歩んできたのかをお伝え致します.

―今までの私たちの活動としての主眼は,桜川市を”知る”こと.

1. 桜川市の現状・課題調査

 まず私たちが取り組んだのは, 桜川市の現状や課題といったものを, 行政資料や実際にまちを出向き, 地域の方へのヒアリングを通じて把握していきました. メンバーには大学で都市計画を学ぶ学生が多いこともあり, 実際のデータや行政資料を基に, 現在の桜川市を取り巻く環境や, 抱える課題について整理し, それらに加えて現地の方の声も併せることで, 何が本質的な問題なのかを考えていきました. そうすることで, 桜川市全体としてどういった実態にあるかを把握し, 今後の活動への参考にすることが目的です.
それあたって, 以下の4つのチームに分けて進めました.

①人口・財政・公共施設
②交通・都市構造・防災
③住環境・環境
④産業振興・観光・農業

1チーム二人ずつに分かれて, 試行錯誤しながら調査を進めていきました. 6月下旬から2ヶ月間という期間を使って, メンバーはこれから活動をしていく桜川市というまちを様々なことから, 紐解いていくのです.

以下, 代表以外は初めて桜川市を訪れた時の様子です.

雨引観音

雨引観音②

雨引く観音③

雨引観音④

雨引観音⑤

 雨引観音


五所駒瀧神社①

五所駒瀧神社②

五所駒瀧神社③

五所駒瀧神社④

 五所駒瀧神社


真壁の町並み①

真壁_お酒

真壁の町並み
2020.06.21


つくし湖

つくし湖


真壁の町並み②

真壁の町並み③

真壁の町並み④

真壁の町並み


夜の雨引観音

夜の雨引観音
2020.07.08


公共施設見学①

公共施設見学②

公共施設見学③

公共施設の見学


田園風景

田園風景


スイカ

ムラカミ書店さんでスイカをいただきました
2020.07.16


2. 地域おこし協力隊の方への発表会

 調査を始めて約2か月間が経過した8月24日, 桜川市で地域おこし協力隊として活躍される3名の方(大川さん・田中さん・萩原さん)をお呼びし,  Web会議ツールzoomを用いて「桜川市現状・課題の整理・分析発表会」と題して, 私たちの取り組んだ成果の発表会を行いました. 

大川さん萩原さん打ち合わせ

地域おこし協力隊:大川さん・萩原さんとの打ち合わせ@真壁伝承館 

 1つ1つの班に対して3名の方が毎度細やかなフィードバックをくださり, 地域で試行錯誤されている当本人ならではの助言を多くいただきました.
以下, 地域おこし協力隊の方への発表会を通じての, メンバーの感想です.

✓地域おこし協力隊の方に, 自分たちが調べたことを「確かにそれば大事な事だね」と共感してもらえたことが嬉しかった. 目指すゴールが一緒でもそこまでの取り組み方や視点は違うんだと思った.
✓データを見ているだけでは気づけないこと, 伝わってこないことがたくさんあると感じた. 住民の方々の声をもっと聞いてみたい.

発表_人口

✓日頃から地域で活動されている方の見解を知れて良かった. 私の考えと共通している部分と異なっている部分両方あった. まず, 大川さんのグリーンツーリズムやワーケーションを推し進めたいという考えは私の考えと共通していて, 一緒に何かできたらいいなと思った. しかし, 石材業については「必要以上に頑張らない産業でもいいのでは」とおっしゃっていて, 内から見る桜川と外から見る桜川は異なる部分があると実感した.
✓想像していたよりも公共交通に対して不満があるのではないかと感じたので, これからさらに住民の方の意見を聞きたくなった. 大川さんがおっしゃっていたように「小さな声を大きくしていく」ということができればと思う.

発表_ハザードマップ

✓私が考える桜川の課題や提案と地域おこし協力隊の方の考える課題が異なっていたり, あまり調べていなかった部分が実は桜川にとって大きな課題になっていたりなど, 沢山の気づきがあった. 公園や空き家に関しては, 地域おこし協力隊の方と何か新たなプロジェクトが起こせたらいいなと思った. 
✓「調べる・まとめる」という作業も大切だが, それを誰かにぶつけてリアクションをもらうことで, それが広がったり深まったりして, より一層価値のあるものに変わると感じた. 現地の方とお話しすることで得られるものは非常に大きいということを感じ, 現地の方と関わる機会を今後も積極的に作ることで, 知見も人脈も広げていきたい.

発表_住環境

発表_農業

発表の様子


発表_集合写真

地域おこし協力隊の方々との集合写真

メンバーはこの会を通して非常に大切な経験を得たと思います. 地域おこし協力隊の大川さん・田中さん・萩原さん, お忙しい中ご参加いただき, そして的確なコメントや感想をいただきありがとうございます. この場をお借りしてお礼申し上げます. 今後, 一緒に活動できることを楽しみにしています!

3. 観光まちづくりコンテスト・地方創生アイデアコンテスト

 地域おこし協力隊の方への発表後, 私たちが次に取り組んだのは, 以下の二つのコンテストです. これまで調べてきたことを踏まえて, 私たちはこの桜川市というまちでどんな取り組みをしたいのか, どんなまちにしていきたいのかといったことをコンテストに取り組む中で真剣に, 熱く, 議論を重ねて検討していくことが目的です.

観光まちづくりコンテスト

出典:http://gaku-machi.jp/

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出典:https://contest.resas-portal.go.jp/2020/

 観光まちづくりコンテストは昨年代表が取り組み, この桜川市で活動するきっかけとなったもの. 来訪や交流を促進する, ニューノーマル時代を見据えた観光まちづくりのプランが求められます. 地方創生アイデアコンテストは, 地域経済分析システム(RESAS)を使用し, 地域の現状課題に対する政策アイデアを提案するものになります.
 地域おこし協力隊の方への発表を終えてから約1ヶ月半, メンバーはこのコンテストに全力で取り組み, 取り組む中で私たちの桜川市に対する想いの変化や, これまでよりも実際に桜川へ足を運び, 多くの人と出会ってお話をしたことで, 桜川に対する理解が深まっていきました. コンテストに取り組む様子や, 取り組んだメンバーの感想などについては, 後日改めてnoteでご報告いたします!

4. 次のフェーズへ 

 これまでの4ヶ月間, 私たちは桜川について調べ, 分析をし, 多くの方々と出会い話していく中で, そしてコンテストに取り組む中で, 桜川市というまちについて知り, 私たち自身がこのまちにどういった価値を生んでいきたいのかを考えてきました.
そしてこれからは, 次のフェーズに移ります.

― 私たちが目指す姿を定め, それに向かって行動をする.

この4ヶ月の活動を通じて, メンバー一人一人が何を感じ, これからどうしていきたいのかを話し合いました.

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これからの活動について話し合ったMTG後の集合写真

さくらびとが, 何を想い, 何を実行するのか.
次回以降の投稿でご報告致します.

5. STAND IBARAKI・社会貢献プロジェクト

 最後に, 並行して取り組んでいることを2点ご紹介いたします.
私たちは今年の夏から茨城県庁主催, 茨城移住計画企画・運営のSTAND IBARAKIといプロジェクトに手を挙げ, 挑戦しています. 最終的には茨城県の関係人口を増やすことを目指したプロジェクトになります.
私たちは, このプロジェクトを通じて, より桜川市のことを, さくらびとのことを知ってもらうために, そしてより多くの人と出会い, 繋がり, 何か新しいことを生み出すことを期待しています. 4で触れた今後活動を行っていく中で, こうしたプロジェクトも同時に尽力していきたいと考えています.

2点目は, 筑波大学の社会貢献プロジェクトになります. これは, 代表が団体を立ち上げる前に, 桜川市での活動を行うために申請し, 見事採択されたものになります. このプロジェクトの一環として, 12月に住民の方と一緒に作り上げるイベントを予定しております. こちらに関しましても, 随時ご報告いたしますので, ぜひチェックいただけると嬉しいです.

長くなりましたが, 以上が4ヶ月間の私たちのざっとした歩みです.
じっくりと桜川について考えたこの期間は, 必ず今後に活きると信じています.


最後までお読みいただき, ありがとうございます.
次回投稿は, 代表の自己紹介とこの団体, そして桜川市への想いになります.
お楽しみに!





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