奥沢記念杯

「奥沢記念杯」という個人杯にでたので、この話もしようと思う。

戦績とかその他諸々

 本来は、11時にペーパークイズを開始であったが、どうしても午前中に用事があったため、結局参戦したのは13:30頃。150分遅れという、どこぞの某特急もびっくりの大遅延で参戦することに。(ペーパーは事前に解いた)
 ありがたかったのは、大遅延をかましても皆さんから白い目で見られなかったことである。不思議な目では見られたが、一方でその目はどこか、遅れてきた私を歓迎してくれるような目であった。とりあえず、皆さん全員優しい方で助かった。

ルールの説明は省くが、予選ラウンドで1-3ラウンドがあり、勝ち上がったらSF(セミファイナル)、F(ファイナルラウンド)があると思ってほしい。
ちなみに、今回の目標はSF(セミファイナル進出)、すなわち1-3ラウンドで上位8人に入ること。それを目標に頑張ることにした。

1ラウンド(ペーパークイズ)

事前に時間に間に合わないことを伝えていたので、一人で事前に解いていくことに。
正直、後半はボロボロ。本当にわからない問題が多くて、最後はかなり空欄で出してしまった。(特に、理系問題)
また、後から考えたらわかった問題やうろ覚えが故に間違えた問題もちょろちょろ。正直、詰めが甘かったと実感することになった。
ただし、嬉しかったことも。少数正解の問題も3つぐらいとれたし、自分だけが唯一正解した問題も一個あった。今までペーパークイズで単独正解をしたことがなかったので、すごく嬉しかった。

2ラウンド(チーム戦)

参加者を何グループに分けてのチーム戦。初めて一緒にクイズする人もいたけど、皆さん優しい人ばっかりだった。
せっかくだからと、チーム名でふざけたのも良い思い出。

で、肝心のクイズはというと、まあ無理でしたはい。
はっきり言って周りの人が早すぎた。ベタ問ばかりだからある程度聞けばわかるけど早すぎた。うん、無理でした。脳の処理速度が追いついた頃にはもう正誤判定が終わっているというぐらいに早かった。うん、無理でしたはい。
それでもチームはこのラウンドで優勝した。ただし、本当に私は何もやっていないので貢献したかと言われると全く貢献していない。

3ラウンド(ボードクイズ)

予選ラウンド最後は何個かのグループに分かれての選択式のクイズ。私はボードクイズを選択した。
まず1問目。よくわからないアニメのキャッチコピー(?)にあてはまる言葉を考えよという問題。

わかるわけが無い、本当に回答者泣かせの問題。たちまち回答者からはブーイングの嵐。主催者は簡単だといっていたけど、正直どこがやねんって思っていた。このときは。

まともに考えてもわからなかったので、とりあえずボケるつもりで書いた回答が「迷子」。まあ、迷子になっても進みつづけたら鬼畜だろうなぁというぐらいの考えだった。

・・・ところが、まさかの単独正解。
正直、周りの人もびっくりしていたし、自分ももっとびっくり!今年一番の奇跡を起こしたんじゃないかというぐらいにびっくりした。
嬉しかったよりも驚きのほうが大きすぎた。
目を○にするという表現が一番正しいぐらい、本当にびっくりした。

ということで幸先が良いスタートをきったと思ったもののその後は普通にわからない問題がほとんどで、結局あっけなく敗退。
敗者復活ラウンドは3○1×のルールだったものの、攻めた結果1×してあっけなく終了。
やっぱり知識が全然足りていないんだ無いことを痛感させられる結果となった。
はい、頑張ります。

振り返ってみて

 結果は残念ながら目標としていたSFは届かなかった。結果を残せなかったことは悔しいし、もっと頑張ろうというモチベーションに繋がった。

 しかし、クイズ以外の部分では色々な人と交流することができて非常に楽しかった。普段はなかなか交流しないような人たちと一緒にクイズすることができたし、色々話した。空き時間のフリバも他の人の押しがすごいと思った。ドラゴンボールでいうところの悟空の「ワクワクすっぞ」という状態だった。
 やっぱり、私は色々な人と交流して話したりするのが好きなんだなと「奥沢記念杯」を通してそう感じた。

最後に

 「振り返ってみて」で文章を終わらせてもよかったのだが、最後に一個だけ。
 実は、一緒にいた人からある相談を受けてそれをその場にいた人たちと考える時間があった。以下はその概略である。
内容:
・サークル員が少ない
・サークルの活動に全然人が来ない
おそらく多くのサークルが抱えている問題であるのでそこで自分なりの解決策を考えてみる。(色々話したけど時間が経ってしまったこともあって詳しい内容は忘れたごめんなさい)

1.サークル員が少ない

まず一つ目、「サークル員が少ない」は当たり前だが新歓の勧誘を頑張ることであろう。まあもちろん大前提ではあると思うが、やり方というかコツは色々ありそう。
◎サークルの認知度を高めること
 まあ当たり前だけどサークルが認知されないと人は集まらないであろう。そもそも自分たちが所属している学校にそのサークルがあるかどうかなんて新入生は入る前ではわからない人が90%である。大半の人は、興味はあってやってみたいけどそもそもあるのかわからないなという人たちである。情報開示というわけでは無いけど、しっかり自分たちのサークルのことをアピールする必要がある。ありがたいことに昨今は色々なSNSのツールがあるのでアピールする機会はたくさんある。この機会を逃さないように頻繁にアピールする必要があると私は考える。
 私の考えをだらだらと書いているが、実はこれ経営学のマーケティングの考え方を参考にしている。世の中には、とても使いやすくて便利な商品があるけどそれをうまくPRすることができないせいで利益をあげることができていないという事例がたくさんある。同じことをサークルの運営にも当てはめてみればわかりやすいと思うので是非ともこの考え方は知ってほしいものである。(特にサークルを運営している人)

2.活動に人が来ない

 これが一番の死活問題だと私は考える。
 やっぱり人が少ないと活動が成立しないわけだしサークルの存続危機にも関わってくる。正直、会員を集めることよりも日々の活動がちゃんと成立するようにすることが大事なのではないかと思う。
 ここからはうちのサークルの経験談になるので少しでも参考になるのであれば嬉しいです。
①非日常性の演出
 「活動がマンネリ化しないこと」と言い換えることもできる。クイズサークルなのでフリバをやっていることも多いが、フリバ以外の企画も結構な頻度でやっていた。(特に本格始動初期は。)
 クイズ番組を知っている前提で話させてもらうが、クイズ番組「ネプリーグ」の「ハイパーボンバー」や「ファイブリーグ」といった割とバラエティ色が強いクイズをやっていた。このように普通のフリバとは異なるテイストのクイズを行うことで、「今日は特別な日だな」と後輩たちに思ってもらえるようにしていた。今年は、通常の活動での非日常感だけでなく他校のクイズ研究会との交流会を定期的に行うことで、この非日常感を演出している。
②来たいと思える雰囲気づくり
 うちのサークルは良くも悪くも自由である。理系もいれば文系もいるし高校時代にクイズをやっていた人もいれば全くやったこともない人もいるし、青問が得意な人もいれば地下クイズが得意な人もいる(私はどっちも苦手ですが・・・)。しかし、それをお互いに認めてあってそれを日々のクイズに生かしている。また、うちはスタートアップサークルということで人が少なく普段の活動に来るのは多くても10人ぐらい。しかし、少ないからこそ学年の壁を越えてつながりが強くなっていると感じる。
 以上のように、お互いがお互いを認め合い、人が少ないからこそ一体感が強くなって帰属意識が強くなっているのではないかと思う。
③活動日の固定
 あとは、活動日の固定である。夏期休暇・冬期休暇のように長い休みになるとそれぞれ帰省だったりバイトだったりの予定が変わるため、アンケートを実施して人が集まれそうな日に活動を行うが、通常の週だと毎週曜日を固定して活動を行っている(うちの場合は月・火・金の夕方から夜にかけて。活動時間が長いので途中参加も可能だし途中退出も可能である)。このように、日々の活動を固定することで、日々のルーティーンの中にサークル活動を組み込めば安定して活動に来る人が多くなるのではないかと考えた。
 実施曜日は全員で話し合って決めるためになるべく不公平感がないようにしている。
 
 と、ここまでだらだら書いてみたが、あくまでもこれはうちのサークルを運営する際に行っていたことである。うちの場合はたまたまこれで上手くいったが、必ずしもこの策を行って成功するとは限らないので悪しからず。こんな策もあるんだなぁ程度に思ってくれればいいです。

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