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オタクとインテリア

常々バズっていらっしゃるから、私がいまさら言うまでもないが。

私はこちらのチャンネルさんの大ファンです。
正直、ここを見ていて、「なるほど!!」と目から落ちたうろこがもはや山積み。本当に楽しいし面白い。
オタクグッズを隠すのではなく、「どう素敵に飾るか?」「宝物はなにか?」と理論的に教えてくれる。最高です。
こちらを見ることで、「…オタクだけど、素敵なお部屋で生きられるんやろか」と第一歩を踏み出して、今はぼんやりインテリア好きになりました。
本当に面白いチャンネルさんです。

ただ、自分が好きなものが、「ぼんやりナチュラル」なので、ちょーっと困るところ。もっと思い切って北欧に振り切るか、今もまだぐだぐだしております。うーん。
モダンよりクラシックよりなんだよな~~~。好みがな~~。

そういう目で見るようになったら面白かったこと。
1)ゲームの背景が面白い。
先日、お片付けゲームの実況を見ていまして。

こちらの、おしゃれな部屋っていうのは、もう、ちゃんとインテリアのお作法をめっっちゃ守ってるんですよ!!
とくに、このライト。

エスプレッソフロアランプ。
これ、テーブルランプもあるんですが、ほんともう、まーじでおしゃれ部屋っていったら出てくる。
すごい偏見で話しますが、現代おしゃれ部屋といったら、
1)シェーカーボックス
2)ドローアライン
3)エスプレッソフロアランプ
だと、勝手に思ってまして!!
このエスプレッソフロアランプが、めっちゃくちゃ出てくるのです。それももう、笑えるくらい。
そして、また、ちゃんとかっこいいんですよね~~。
5万もするから、自分じゃそうそう買う気にならないけど、知っていると「あ、これ進研ゼミでやったとこだ!!」みたいな喜びがあって楽しいです。
たぶん、そういう「データ」があるからだと思うんですが、ゲームの背景っていうのも、そのへんが「ダサい」と、没入感が薄れちゃうんですよね。
だから、ものすごく作りこんでるのが素晴らしいです。


2)舞台の背景が面白い
舞台の背景になる部屋は、『なにもない空間に「部屋」をイメージさせる』というパターンでない限り、それなりの『背景』を作ってます。
先日の『tick,tick...BOOM!』でいうと、ジョナサンの部屋は、けっこうな「ブルックリンスタイル」でした。
1990年代に、マンハッタンには住めないけど、NYの近くに住みたい若いアーティストが作ったスタイルです。
私が感じたのは、部屋についてるランプの形とか、レンガの壁にちょっとリノベしてる感じとかからですけどね!!
でも、詳しい人が見れば、もっとわかると思う。
それくらい、舞台の美術の方々は、「その時代の、その人が住んでそうな部屋」をちゃんと作られてるわけです。
そういうメッセージを、前よりちゃんと受け取れるようになったと思います。


3)わかんなくてもわかるのがすごい
実は、1も2も、「そういえば」というとこが怖いなって思ってて。
「なんかわかんないけど金持ちっぽい」
「なんかわかんないけど、90年代っぽい」
「なんかわかんないけど、おしゃれっぽい」
…背景であり、インテリアの怖いとこって、そこなんですよ!!!
わかんないのに、『感覚として』わかってしまう。
だから、部屋をおしゃれにしようとして、「うまくいってないのはわかるのに、なにがダメなのかわからない」という、恐ろしい現象が起きる。

ぶっちゃけ、全部無印でそろえるのは一つの答えだと思います。
ニトリだとダメです。ニトリはけっこう、幅広いイメージそろえてるので。
無印は、否が応でもなく無印なおしゃれは再現できます。リアルに。
でも、私の場合は、もうちょいナチュラルだったり、デコってるのが好きなんですよねー。
…というわけで、まだまだ悩み中ですが。
インテリアがわかると楽しいのは、別に「お部屋を素敵にしたい」だけじゃなくて、いろいろな世界の「背景」が理解できるのがすっごく楽しいよ!というお話でした。
よろしくお願いします。


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