精神科nurseになったわたしの話。(自己紹介します)
はじめまして
はじめまして。
noteを初めてみました。精神科看護師のさくらです!看護師のほかにモデルとして活動したり、アパレル事業を展開したりしています。
今回は自己紹介。わたしについて知って頂ければうれしいなと思います。
わたしは先ほど申し上げた通り、現在看護師として勤務しながらモデルとしてもお仕事をさせていただいています。また、ひとつの働き方に囚われない「複業」(複数の仕事を生業とする)という考え方に興味があって元々好きだったアパレルの事業も展開中で、買い付けをしたり自身で商品の管理をしたりとなかなか忙しい毎日を送っています。
そんなわたしについて知って頂く上で外せないのがわたしの病気についてです。わたしは現在、“うつ病”、“パニック障害”、“発達障害”という3つの病気と一緒に生きています。どれも現在進行形で通院・投薬治療を続けています。「しんどくてやってられんわ…」という日もありますが、そんな日をやり過ごしながら看護師として、楽しく毎日を過ごしています。
どうして看護師になったの?
看護師という道を志したきっかけは正直いろいろあるのですが、大きなもので言えば祖母の介護です。
わたしが高校生の頃、大好きな祖母が認知症になりました。家庭的に裕福ではなかったため両親は共働きで忙しく、ほとんどわたしが一人で介護をしていました。認知症になっても祖母らしく生きてほしくて、自分でお薬の管理ができるように一日分ずつ袋に入れたり、日付がわかるように毎日朝起きたらカレンダーの今日のところにシールを張ったり、一緒におしゃれな美容室に通ったり色んな工夫をしていました。高校生なりの工夫だったけれど祖母が笑顔で楽しそうにしているのを見るのが何よりうれしかったです。
しかし、年齢とともに祖母は弱っていき身体的にもしんどい日が増えました。そんな時、背中をさすったり熱を測ったりくらいしかしてあげられることがないことに愕然としました。とっても悔しかったです。
そこから、家族や友人や自分の大切な人がしんどい時にすぐに救える人になりたい!目の前で苦しんでいる人の苦痛をちょっとでも和らげる技術が欲しい!と思うようになりました。実はそのときすでに、大学の英文学科に通っていたのですが、一発奮起、看護師になろうと決心しました。
無事看護大学に進学して二年生の時に祖母は旅立ちましたが、わたしが看護師になることを誰より喜んでくれました。必ず、すてきな看護師になろうと決心した瞬間でした。
晴れて看護師に✨精神科を選んだわけ
看護師の免許を手にしたわたしが、いろいろな科があるなか何故精神科を選んだのかについてもお話しますね。
理由は主に2つ。ひとつは自身の病気です。わたしはうつ病を持っているので患者さんの気持ちにちょっとだけでも寄り添えたらいいなという思いでした。看護師って強くて元気いっぱいのイメージがありますが(わたしだけでしょうか?笑)、患者さんに一番近い看護師になろう!と決意しました。学生時代は、先生方からそんなに弱くて絶対に看護師になれないよというような厳しいお言葉をいただくことも多々ありました。でも今は患者さんから「さくらさんは私たちの気持ちを分かってくれるからなんでも相談しやすいよ。」と嬉しいお言葉もいただけるようになりました!
ふたつめの理由は、看護師として“そのひとらしさ”を追求できる科かなと思ったからです。病気は時としてその人の大切な“らしさ”を隠してしまします。わたしは看護師として、その“らしさ”を再発見していくお手伝いがしたかったんです。自分自身、うつ病に自分らしさを取り上げられてしまった時期もあったので、患者さんのすてきなところ、らしいところをいっぱいみつけたいな、と思いながら仕事をしています。
noteで発信していきたいことo
長くなってしまいましたが、わたしの自己紹介でした。
そして最後に、わたしがnoteを通してお伝えしていきたいことはこんな感じです!
①精神科で働くことの魅力の発信②学生さんや新人看護師さんに分かりやすい疾患や看護のまとめ③私の病気や発達障害について
コラムやまとめ記事にして、気ままにお届けしていきたいです♩もしこれからも読みに来てくださる方がいらっしゃったらこんなに嬉しいことはありません💕
最後までお付き合いいただきありがとうございました。また、次回の記事でお会いしましょう!