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魂のふるさと。

GIFTを観て感じたこと
一番覚えておきたいことから書いていく

言葉に起こせないものも沢山ある

一番覚えておきたいものも、
どこまで言葉にできるか分からない

今これを、ひと通り書いた後に書いてるのだけど
まだ感じている感覚と一致していない表現もある

それでも、書いておきたかったんだ
ぼんやりした形でも留めておきたい
また新しい言葉を見つけられたら、また書く

羽生くんの発した言葉とか、
記憶は印象になっていってしまっているので
正しくないかも知れないけど書いておきたい


あの周回での一瞬の感覚を




最後の周回

羽生くんが見上げる観客席が映像に映った瞬間

私の胸に

優しさが流れ込んで来た

素朴な温かい優しさ。。



何と言えばいいだろう

圧倒される程の多くの人々が居る会場

ライビュの画面越しでも

その熱気と感動が、熱く伝わってくる

でも

この一瞬

羽生くんが見上げたその景色からは


まるで、よく知っている街を見渡した時のような

優しく、柔らかい空気を感じた



そう、、ふるさと

あれは、ふるさとの空気だ




自分の住み慣れた、安心する街の空気

そんな、素朴な温かい優しさを感じた



その一瞬の感覚で、

ああ、羽生結弦という人は

「ふるさと」なんだ。。って思った


帰れる場所、
還れる場所、、


羽生くんの言葉、とてもよく、分かる


このふるさとは

私たちがひとりであるからこそ辿り着ける場所

生まれて、生きて来たから、見つけられる場所


そしてまた

羽生くんにとっては私たちひとりひとりが、

ふるさとなんだ、と感じた

私たちの、自我を超えた、魂の光が。。


光っている

輝いている

それは
私たちがみな
ひとりだからこそ

私とは違うあなただから

あなたとは違う私だから

その光が、あなたに、私に、届く


触れられるこの手では、支えられないものがある

この胸に宿る魂でしか、癒せないものがある


その魂を削り、
命を吹き込んだプログラムたちを

私たちに捧げてくれた、羽生くん


なんという、真心だろう


羽生くんの声
ひとり、と語る言葉たち

「この物語と、プログラムたちは、あなたの味方です」

消えることなく
変わることなく
そこに在る、真心

こころを開きさえすれば
気付きさえすれば

そこに在る、真心


私が今もずっと、
羽生くんに
畏怖と感動を感じ続けているのは

この、身体を持つ、人の温もりではない
直に触れる人の手では、ないものでしか

そのこころに
寄り添えないものがあることを
知っている人なのだということ

それは
何よりも優しくそばに居て
誰にも触れることの出来ない、こころを
根源の自分を
癒し、支えて
見守り照らしてくれている

また、それを生み出せるのは
「ひとり」である自分自身を
見つめ続け、寄り添い続けた者だけが

持つことの出来る、魂の力


この真心を、受け取れる自分でいたい、と思った




羽生くんの語る、ひとり、という言葉からは
私は、多次元の構造を感じるんだ

ひとりぼっちのひとりから
孤高の存在の、ひとりまで
何段階も感じる
そして最後は
自分という果てしない宇宙にまで広がる感覚になる

この「自分という果てしない宇宙」については
ずっと以前から
羽生くんから感じていた感覚でもある


羽生くんが
自身の抱える孤独を
インタビューなどで語られる際に、感じていた


最後の周回で、
あの一瞬の景色に感じられたものから
羽生くんは
孤独のその先へ向かわれたのを感じた


その行き先について、ずっと私は
ビックバンのようなイメージを想像していた

極まって、始まる場所

でも違ったんだ

還る場所なんだ

生まれる前からそこにある

生まれてからもそこにある

ずっとそこにある、還る場所

魂のふるさと




自分という宇宙を、旅する魂でいられるように

生きていきたいと思った








読んでくれてありがとう

おやすみなさい☆彡




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