モロッコ旅行記③‐エッサウィラ編‐
刺激的なマラケシュでの初日を終えて、今日は日帰りで港町・エッサウィラへ。
バスチケットは、昨日のうちにマラケシュガイドのアミンさんと、案内所で買っておいた。
バスはかなりややこしく、時刻もルートも料金も乗り場も…チンプンカンプン。
ガイドやホテル以外では英語も通じないことが多いので、アミンが繋いでくれて助かった。
スープラトゥールというバスで、マラケシュから片道3時間!
エッサウィラは、「芸術の街」と言われていて、着いてすぐ意味がわかった。
右も左も前もうしろも、芸術で溢れたアーティスティックな街らしい。
何もかも、センスが可愛い。ちなみに、マラケシュの街カラーは赤茶だったけど、エッサウィラは青と白。このあと行く街・フェズは「フェズブルー」と言われる青らしい。
建物や壁などの色が合わせてあって、本当にオシャレな国。
いろいろ回ってみると、昔の見張り台に辿りついた。
16世紀頃支配していたポルトガル人が作った稜保や、見張り台だった丸穴も、今ではすっかり観光用に。
大砲も残っていたり…
過去に思いを馳せつつ、穏やかで平和な真っ青な空と、自由なカモメたちに、なんだか言葉が出なかった。
なんてしあわせ。もう動けない。
来られて良かった。
迷わないように、ココ、ハッサン広場が目印!
広い。そして白くて青い。
食べたかった港町の有名な料理も食べ、迷わないように恐る恐る街探索もして、海辺でボーッとして…
路地から見える青空が、本当に綺麗だった。
名残惜しいけど、日が暮れる前にマラケシュに戻らなきゃ。
明日からは、ついにサハラ砂漠を目指す。
アトラス山脈を越えるという、この旅最大の冒険が待っている。