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タイミーでスポット保育士に挑戦している

私の将来の夢は里親になることである。将来と言っても10年後くらいのイメージだ。

10年経てば実の子どもたちは全員成人になっている。自宅を出て一人暮らしをしている娘もいるだろう。少し人口密度が減った我が家に小さなお子さんをお迎えして、もう一度子育てを経験させてもらうイメージを持っている。

そのための準備として何ができるだろうか?

最初に思いついたのが「ファミリーサポートの支援員」である。

ファミリーサポートの支援員については別の記事で書いた。この活動はとても楽しい。しかし、短時間だし落ち着いたお子さんが多く、あまり困ることがない。楽しいだけで時間が過ぎていく。これで里親の準備になっているのか少し不安に感じた。

そこで、プロの育児の現場を見たくなり、タイミーを使って「スポット保育士」にチャレンジしてみることにした。

プロの現場は学びがすごい

保育園には長らく我が子がお世話になっていた。いわば「お客さん」の立場だったわけだが、その立場では見えない細かい作業が山のようにあるんだな!と勉強になった。

いったい何回掃除するんだ!

午後出勤だったある日、お昼寝中に任された業務はトイレ掃除だ。自宅でやるチャチャッとしたトイレ掃除ではない。トイレを使い捨てブラシで磨き上げ、トイレ拭きで座面を拭き上げ、床に抗菌スプレーをかけながらクイックルワイパーで磨き上げる。

トイレでちびっ子たちが寝っ転がっても1ミリも心が傷まないくらいピカピカのトイレになった。

また朝から出勤だった日は、昼食前に食事コーナーの床掃除をし、食事中に遊戯室の床掃除をし、子どもたちが遊戯室に移ったら食事コーナーの床掃除をした。

床掃除も我が家の掃除とはぜんぜん違う。まず掃除機をかける。その後、抗菌作用のあるスプレーを振りかけながら、クイックルワイパーで拭き上げる。床はいつでもピカピカだ。

同様に子どもたちが毎日遊んでいるおもちゃもピッカピカに雑巾で拭き上げる。子どもたちが舐めようが、何しようが、まったく心配にならない。どんと来いだ!これだけの掃除を毎日保育士さんがしてくれていたのか、と頭が下がる。

フォーメーションがすごい

フォーメーションも見事だ。保育士が見ていない子が一人も発生しないように、室内でもきちんとフォーメーションを組む。

私はおむつ替え担当をよく任された。その間、ベテランの先生が一人で教室に残る。ベテランの先生がトイレに来ると、別の先生が教室に移動してくる。

アイコンタクトとちょっとした声掛けで見事にフォーメーションが変わっていく。プロの世界だ。すごい。役に立ちたいが、まったくわからない。

とりあえず私はひたすらおしめを替えた。ウンコのおしめを替えるのが上手になった気がする。

Roat to 里親への道

プロの世界は本当に見事だ。保育に参加させてもらうたびに学びがある。少しずつ経験を積んで、私の子育ても上手になるかもしれない。そうすれば里親への道が近づくかも…?

本当かどうかわからないが、里親になっても里子を任されない方が多いと聞く。任せてもらえる里親になれるように、地道に経験を積んでいきたいと思う。


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