千葉県の金谷の街がとても良かった
南房総が好きだ。しかし、南房総は車じゃないとどうにも行きづらい。20年間運転していない筋金入りのペーパードライバーに首都高やゆりかもめは荷が重い。
思い焦がれながらもなかなか足が向かなかった南房総なのだが、ひょんなきっかけで横須賀と金谷を結ぶフェリー航路があることを知った。なんと40分間で着いてしまうらしい。
手軽な船旅で南房総に行けるというのはワクワクが止まらない。というわけで、東京湾フェリーを使って、金谷に遊びに行ってきました。
徒歩民に優しい街、金谷
金谷に行って驚いたのだが、金谷はとても徒歩民に優しい。フェリーのりばを降りてすぐ目の前にあるのが「The fish」というレストラン&おみやげ市場。
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千葉旅行で楽しみたいスポットの一つが道の駅なのだが、大抵車がないと行きづらい場所にある。宿泊先の最寄り駅の小さなおみやげ売り場で、「なんだかなぁ〜…」と思いながら謎のまんじゅうを買うことも多かった。
このThe fishは本当にフェリー乗り場の目の間で、しかも南房総No.1の広さのおみやげ売り場と地元料理を楽しめる複数のレストランが入っている。
「食べて、買う」という旅行の醍醐味を堪能できる。
金谷海浜公園の砂浜は貝拾いがはかどる
さらに徒歩5分くらいのところにある金谷海浜公園の小さな砂浜は驚くほどタカラガイを拾える。
タカラガイって知ってますか?こんな感じの丸くてツルツルした貝です。
![](https://assets.st-note.com/img/1712134391053-zj0dg14LUX.png?width=1200)
いろいろな色や模様があり、サイズも大きいものから小さいものまであり、まさに”宝貝”。これを拾うのがとても楽しい。
金谷海浜公園の砂浜はとても狭いが、とんでもなくカジュアルにタカラガイを拾える。むしろ大量に拾えすぎて「小さいサイズはもういいや」となるほど。
旅先で砂浜があると常にタカラガイを探しているが、金谷海浜公園ほどタカラガイだらけの砂浜は初めてだった。
鋸山(のこぎりやま)がハイキングにちょうどよい
さらに5分くらい歩いたところにロープウェイ乗り場があり、「鋸山(のこぎりやま)」という山に登れる。鋸山は標高300メートルくらいの山なのだが、眺望良し、見どころあり、ハイキングコースありの”ちょうどよい”山なのだ。
Wonder! NOKOGIRIYAMA(金谷地域農泊推進協議会)
今回は鋸山の斜面に10万坪ほどの敷地を持つ「日本寺」に行ってきた。
断崖絶壁にせり出す「地獄のぞき」とか…
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めちゃでかい大仏とか…
![](https://assets.st-note.com/img/1712135256212-CxZgEXhLEx.png?width=1200)
他にも色々あるらしいのだが、回りきれなかった!次回の楽しみが残っていて良い。
遊歩道はきれいに整備されているものの、勾配はかなりハードモード。ゼーゼーハーハー言いながら上り下りし、足がプルプル震える体たらく。日頃の運動不足を実感する道のりだった。
体力と時間があれば登山道を使って登れるし、ロープウェイの力を借りつつ頂上付近で手頃なハイキングを楽しむのも良い。都合に合わせて”美味しいところどり”ができる、ちょうどよい山だった。
もっと金谷にスポットライトがあたっても良い!と思う
南房総というと館山などが有名だと思うが、金谷もかなり良い観光地。ぜひもう一度行きたいと思わせる観光地だった。
今度は夏頃にフェリーに乗って遊びに行きたい。