銀魂考③松下村塾と真選組の三角×三角関係

松下村塾三角関係×三角関係

    松陽
  /              \
 高杉────銀時
  \              /
     桂

真選組三角関係×三角関係

    近藤
  /              \
 土方────沖田
  \              /
   ミツバ

松下村塾の三角×三角と真選組の三角×三角の対比

松陽と近藤………………………圧倒的光ポジ
高杉・銀時と土方・沖田……ライバルポジ(ライバルだけど表裏一体で、もう1人の自分でもある)(→銀さんと総悟の気が合うのは、似たような位置だから?)
桂とミツバ…………………………ヒロインポジ(ライバルたちのどちらも別ベクトルで大切なので、どちらかだけを選ぶことはできない)

※この“ヒロインポジ”というのは便宜上であって、必ずしも恋愛関係を指すものでは無い。ミツバと沖田は姉弟だし、村塾だって弟子同士だし、むしろミツバと土方のみが恋愛関係。

村塾と真選組の失ったものとライバル関係の変化

・土方と沖田は光(近藤)を失わなかった。ミツバを失ったことでより繋がりを強めた。
・高杉と銀時は光(松陽)を失い、対立を深めた。このライバルたちの関係に桂は入れない

※“桂はヒロインだから2人の関係に入れない”というよりは、“桂は銀時と高杉のライバルではないから入れない”。同じように、土方と沖田の関係に近藤は入れない。ライバルではないから。つまり、誰かと誰か2人の関係には他の誰も入れない

長篇におけるトライアングル設定

ミツバ篇は、土方⇔沖田⇔ミツバ⇔
動乱篇は、土方⇔沖田⇔近藤⇔

がメイン。同様に、

紅桜篇は、銀時⇔高杉⇔桂⇔
銀ノ魂篇は、銀時⇔高杉⇔松陽⇔

がメイン。

補足

これはライバル関係をメインとした視点のため書いていないが、松陽と桂だってお互いを大切に思っていただろうし、近藤とミツバだってお互いを大切に思っていたことだろう。