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いたずら好きな君と

【櫻の魔法 〜図書館の記憶〜「谷口愛季」】
「ねえねえ○○くんって好きな人居ないの?」

放課後、2人で委員会のお仕事。

「居ないけど、どうして?」
「いや、居るのかな〜って」
「同じこと2回言ってるよ」
「うるさいな〜」
「そういう谷口さんは?」
「え〜?気になるの〜?」
「じゃあいいや」
「聞いてよっ!」
「え〜....なんか面倒くさそうだし....」
「ひどっ」
「はぁ....居るの?」
「居るよ?」
「ふ〜ん.....」
「........🙂」
「........なに?」
「誰か聞かないの?」
「興味無いもん」
「聞・い・て!」
「.....誰?」
「教えな〜い」
「........😠」
「教えて貰えると思った?笑」
「なんで聞かせたんだよチビ」
「あー!チビって言った!!自分もちっちゃいくせに!!」
「谷口さんより大きいもん」
「どんぐりだよ」
「うるさいなチビタマゴ」
「変なの付けた!」
「チビタマゴセンター分け」
「いいじゃん別に笑」
「てか早くプリント折ってよ、こっちもう終わるよ?」
「えぇ!?いつの間に?」
「チビタマゴがふざけてるうちに」
「チビタマゴって言うな」
「半分貸して」
「いいの?🥺」
「早く帰りたいの」
「何かあるの?」
「勉強」
「いつも勉強してるの?」
「してないけど」
「休みの日って何してるの?」
「本読んでる」
「へ〜じゃあ暇ってこと?」
「なんでそうなった?」
「今週末空いてる?」
「開けようと思えば」
「最近、映画の原作の小説読んで他のも気になって○○くんのオススメ読んでみたいなって」
「僕が読んでるのサスペンスだよ?」
「愛季は恋愛モノしか読まないけど、サスペンスも気になるなぁ....」
「いいよ。オススメの静かな本屋さんあるから連れてってあげる」
「ほんと!」
「うん」
「楽しみにしてるね!!」
「え?うん....」
「え〜へへ...何着てこうかなぁ....」
「.....ふふっ笑 子供みたい笑」
「もう17なんですけど😠」
「あはは笑笑」

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