すやすやさん
【櫻の魔法 〜すやすやさん〜「的野美青」】
「おはよう美青」
「.....やばっ!!!寝すぎた!!」
時刻は20時。
「すやすやさんやったね〜」
「なんで起こしてくれんかったと!!?」
「いや、なんか凄い険しい顔してたから.....笑」
「夢の中でラーメン零したからかな.....笑」
「え、夢の中でもラーメン食べてんの?笑」
「あと○○にじゃがりこ盗られた」ポコポコポコ
「痛い痛い」
「今日誕生日なのにーー!!!」
待ってました。
「誕プレ欲しい?」
「え、欲しい」
「どれくらい欲しい?」
「え?.....量?」
「違う笑 気持ち的に笑」
「すっっっごい欲しい」
「ほんとに?」
「なんだよ、めんどくさいな笑」
「ほい」
「ばふっ...ちょっ.....笑」
美青の顔面目掛けてぬいぐるみをばふっ。
「あげる」
「え!プーさん!!!」
「見て」
「ん?.....え!!」
オーダーメイドでプーさんの服に名前を入れてあげた。
「美青!!!って書いてある!!」
「凄いでしょ」
「え〜...嬉しいすぎるかも.....」
「抱っこしてもいい?」
「ん!」
美青は片手でプーさんを抱えながらもう片方の手を広げる。
「残念、こっちだよ」
「わっ!」
たまにはお姫様抱っこ。
「ねぇ.....笑」
「なに?笑」
「なんか恥ずかしいんだけど笑」
「あら〜美青ちゃん可愛いね〜」
「やめろ下ろせ」
「暴れるな!」
「暴れない」
「偉い」
「え!!」
美青が寝てる間に飾り付けしておいたリビング。
途中で起きなくて良かった.....。
「ナニコレーーー!!!」
「頑張った」
「え、愛してる」
「え、ありがと」
「え、大好きなんだけど」
「え、知ってる」
「写真撮ろ!」
「いえーい」
「いえーい」
📸
「ね〜笑 目瞑んなよ笑」
「笑笑」
「いいの?私のインスタに載せちゃうよ?」
「やめて」
「もう上げた」
「最悪」
「許せサスケ」
「いいよ」
「ありがと」
「え、てかほんとに可愛いんだけど」
「嬉しい?」
「うん、ほんとに喜んでるからね?」
「分かってるよ」
「信じてないでしょ」
「信じてるよ」
「嬉しすぎてちゅうしちゃいそう」
「しろよ」
「しちゃおっかな〜」
「しろよ」
「いいの?ほんとに」
「しろって」
「うわ、ほんとにしちゃいそう」
「しろって笑」
「しない」
「しろや」
「キスしたい欲と嬉しさが戦った結果、嬉しさが勝った」
「頑張れや」
「うそ、する」
した。