![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151137917/rectangle_large_type_2_f5f329a28946309adfe98a0ea8aa851d.png?width=1200)
Flying High
『は〜いじゃあ今日から魔法の授業を始めていきます』
『やったぁああああ!!!!!』
銀河のどこかの惑星が衝突した衝撃が地球まで届いたことで我々に魔力が備わった未来。
僕たちは魔法学校に入学した。
「くそっ!なんで.....」
「はい、ポンコツ〜!!」
「うるさいなぁ!じゃあ的野はできんのかよ!!」
「それが.....出来ちゃうんですね〜!ウィンガーディアムレビオーサ!」
「くそ!!!!ムカつく!!!!」
「うぇ〜い!悔しかったら飛んでみろ〜!」
『こら、的野さん執拗に煽らないように』
「すみませ〜ん....」
「へっ😏」
『的野さん、彼に教えてあげなさい』
「えぇ.....」
「お願いしま〜す」
「まずさ呪文なんて言ってる?」
「ヴィンガーディアム・レビオーサ」
「違う!!!」
「なにが」
「ウィンガーディアム・レヴィオーサ!!」
「はぁ?言ってんじゃん」
「違うあなたのは『ヴィンガーディアム・レヴィオーサ』!」
「.....?」
「『ウィ』!!『ヴィ』じゃなくて『ウィ』!!」
「ウィンガーディアム・レビオーサ」
「違ぁう!!」
「今度はなに?」
「ウィンガーディアムレ『ヴィ』オーサ!!『ウ』に点々付けろぉ!!」
「ウィンガーディアムレヴィオサー」
「なっ......あぁもう!!」
「痛ぁっ!!!なんで!!?暴力反対!!」
『こら的野謝りなさい』
「私、嫌ですこの人に教えるの。ストレスでアズカバンの囚人全員解き放ちそうです」
「こいつ.....」
『彼も出来るようになれば「O」あげますよ』
「っしゃあああやるぞ!!!○○!!!」
「なんなんだよ....怖いよ.....」
「まず杖を持つ手!!」
「はい」
「違ぁう!!人差し指がこうで親はこう!!」
「....はい」
「返事が小さい!!!」
「はい!」
「小さい!!!」
「はい!!」
「もっと!!!」
「はい!!!」
「うるさぁい!!!!」
『よし分かった、お前らもう『T』な』