嫉妬しないの?
【櫻の魔法 〜嫉妬しないの?〜「守屋麗奈」】
「今日夜飲みに行くことになった」
「おっけ〜」
「女の子も居るかも」
「うん?楽しんできてね」
「うん.......」
「お買い物っ♪お買い物っ♪」
「.......れな」
「なに〜?」
「れなって嫉妬とかしないの?」
「嫉妬?しないけど」
「そっか......」
「なにどしたの?」
れなは僕の目の前に立ち、にこっと笑う。
「いや.....なんか寂しい」
「え〜笑 なんでよ笑」
「だって僕、女の子が居るところに遊びに行っちゃうんだよ?」
「うん」
「なんで.....?」
「あ!もしかしてれなが嫌そうじゃないから怒ってるの?」
「いや怒ってはないんだけど」
「やだな〜って思ってるよ?」
「え!?じゃあ言ってよ!!」
「いやいやだって」
「うん」
「その子達より絶対れなの方が好きでしょ?」
「そうじゃないかもよ.....?」
「毎朝おはようのちゅうするし〜、ご飯食べる度に美味しいありがと〜!って言ってるし〜、どんなに遅くなっても絶対れなの事迎えに来てくれるし〜」
「やめて.....笑 恥ずかしくなってきた....笑」
「他にも〜🙂」
「分かったから!!」
「え〜他にもい〜っぱいあるのに〜」
「分かったよ嘘!!」
「ほ〜らね〜、や〜っぱり嘘だった」
「れな居るのに他の子なんて眼中に無いよ.....」
「知ってるよ〜」
れなはほっぺに軽くキスをして洗面所に向かった。
「れな、なんか手伝うことある?」
「ん〜.....無いなぁ笑」
「洗濯物干すとか」
「あ!じゃあれなが洗濯物持つから○○はれなのこと抱っこして!」
「なんで!?笑」
「早く〜笑」
「よいしょっ」
「あ〜近いね🙂」
「なんなの.....笑」
「れなのこと好き?」
「うん好きだよ」
「うふふ笑 れなも笑」
「なにこれ笑」
「浮気とか絶対ダメだからね😠しないと思うけど」
「できないよ」
「でもね、ほんとはれなも嫉妬することあるよ?」
「ほんとに?」
「うん」
「猫ちゃんとか可愛いって言ってる時」
「笑笑」
「なんで笑うの〜笑」
「ううん笑 分かった笑 れなが1番可愛いよ笑」
「ね〜笑ってるじゃ〜ん笑」