少しばかり過激
※過激な表現に気をつけてください。
【櫻の魔法 〜殺意の記憶〜「谷口愛季」】
「そうじゃなくてこうだよ」
「分かんないよ!!」
「こうしないと肉と骨ごと切れないの」
「......なぁ.....ほんとにバレないのか?」
「大丈夫だから任せて」
ついにやってしまった。
そんなつもりは一切無かった。
ーーーーーーーーーーー
「はぁ!?ふざけんなよ!」
「ふざけてるのはそっちでしょ?」
「何言ってんだ!お前がこんなことしなければ俺はとっくに......!」
「そんなこと言うんだ......」
「......なにがだよ」
「もうどうなっても知らないから」
「はぁ!?......うっ」
「あなたが悪いんだからね」
「ふざっけんな!!お前も道ずれに決まってんだろ!!」
「ふぐっ.....ちょっとぉ!!何して.....え.....なにこれ....」
「ふざけやがって.....」
「上手くやれた?」
「谷口.....愛季っ!!!」
「あら、どうも浮気相手さん👋」
「お前がっ!!お前がぁあああああ!!!」
「愛季.....どうして」
「え〜?後片付け手伝ってあげようと思ってね」
「後片付けっt」
愛季は後ろから彼女の首をいとも容易く掻っ切り、血が少量飛び散る。
「うわっ....ぺっぺっ.....不味っ.......」
「愛.....季........?」
「そんなおっかない顔しないでよ。助けに来てあげたのに」
「......なんでこんなこと」
「なんでって笑 愛しの○○くん助けるために決まってるじゃん」
「ちょっと待ってくれ!浮気したのは悪かった!」
「別に怒ってないよ?」
そう言っていつも通り笑い止血してくれる愛季には一切の殺意を感じなかった。
「ずっと言ってるじゃん。○○くんに何かあったらすぐに助けるねって」
「.......それは」
「嘘だと思ってたの〜?」
「いや......」
違う.....こんなの愛季じゃない.....。
「私の事好きだよね?」
いつもの優しい笑顔なのにいつもと違うそれに従えと本能が信号を出した。
「.......あぁ好きだよ」
「良かった私も大好き♡」
「........」
「じゃあ運ぶの手伝ってー」
「う、うん」
「よいしょっと......2時間以内に終わらせるよー」
「なにを.....?」
「解体に決まってんじゃん」
「はぁ!?待て待てどういう事だ」
「まさか放置するつもりー?いくら浮気相手だからって可哀想じゃん」
「待てよ!警察に正直に話s」
「私ね......○○くんの事大好きなの」
「.....は?」
「○○くんと居るためならなんでもするつもりだよ?」
「いや......」
「"何個"増えるかなー?」
「........分かった」
「じゃあまずは首から切って血抜きするよー」
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