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遠慮なく

【櫻の魔法 〜遠慮なく〜「石森璃花」】
「ねぇねぇ」

璃花とテレビを観ていた。

「ん〜?」
「○○ってさ、あんまり甘えてこないじゃん?」
「うん」
「なんで?」
「なんで.....?笑」
「なんでなのかな〜って」
「.....恥ずかしいから?」
「じゃあ璃花がたまに甘えるの恥ずかしいって思ってるの?🥺」
「違う違う!璃花のは可愛いなって思ってるよ!」
「○○にも甘えて欲しいな〜」

ほっぺつんつんするな。

「いや.....なんかこうむず痒いというか.....」
「ちゅうして」
「.....」
「.....こんな感じで」
「えぇ!?やだよ」
「ねぇ!お願い!笑」
「なんで.....ちゅうして」
「いいよ!」
「.....」
「.....🤭」
「なにこれほんと笑」
「なんか足らないな〜.....」
「え」

すると璃花は笑顔で腿をぽんぽん叩いてた。

「おいで🙂」
「まじ?」
「まじ🙂」
「.....まじ?」
「○○?」
「はい」

仕方なく膝枕してもらうと嬉しそうに頭を撫でられた。

「可愛いねぇ😊」
「恥ずかしいんだけど」
「甘えてごらん?」

一旦そのまま抱きついてみる。

「きゃー!可愛いね!!」

なんか気分が乗ってきた。

「頭とか撫でてよ」
「いいよ〜」ヨシヨシ
「璃花ぁ〜」
「え〜嬉しい.....」
「ちょっと楽しくなってきちゃった笑」
「でしょ?」
「りかぁ.....」

璃花のお腹の音が聞こえる。

「あ、璃花のお腹ギュルギュル言ってる。笑」
「ねぇ笑  聞かないで笑」
「可愛いね」
「もう.....ばか」
「笑笑」
「ねぇねぇ膝枕だけ?」
「.....」
「🥺」
「.....分かったよ笑」

起き上がり、璃花の方を向く。

「璃花」
「なに?」
「り〜か」
「な〜に?」
「りかちゃん」
「なに?🤭」
「ぎゅーして」
「キャーいいよ!」

いつもより力が強い。

「ちゅうしないの?」
「する!!」
「.....」
「.....😊」
「.....もっかい」
「えっ!」
「.....」
「.....なに〜?今日素直だね!」
「璃花がやれって言ったんじゃん笑」
「定期的にやってね?」
「はいはい」

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