プリン

【櫻の魔法 〜図書館の記憶〜｢井上梨名｣】
｢梨名、げんこつハンバーグのオニオンソースにするわ｣

梨名とおでかけ。

｢ほな僕は何にしよかな.....｣
｢エビフライとセットのやつあんで｣
｢うそ｣
｢ここ｣
｢ほんまや、なんか見逃してたわ｣
｢好き度足りひんのとちゃう？｣
｢疲れてるんかな｣
｢梨名とデートやからってこと？😠｣
｢なぁ笑  ちゃうやんか笑  今日は癒されに来てんの｣
｢ふふっ笑  知ってる笑｣
｢美味しそうにご飯頬張る梨名が1番疲れに効くからな｣
｢恥ずかしいわ、やめて｣
｢可愛い｣
｢はよ決めや。梨名お腹ぺこぺこやねん｣
｢ん〜.....エビフライもいいけどビーフシチューも美味しそうやねんなぁ.....｣
｢今日の夜エビフライにするからビーフシチューにしたら？｣
｢ほんまに？｣
｢うん、梨名も食べたなってきた｣
｢ほなビーフシチューの方にするわ。セット決めたん？｣
｢そりゃプリンセットやろ｣
｢美味そうよなぁ.....ん〜.....最近お肉付いてきたからサラダセットにしようかな｣
｢太ってても好きやで｣
｢それ5年後も言える？｣
｢.......言える｣
｢なんやその間｣
｢店員さん呼ぼっと｣ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
｢逃げてますよね？｣
『はーい、ただいまお伺い致します！』

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｢あ〜お腹いっぱいもう食べられへん｣
｢結構食べたね｣
｢全部食べたの偉くない？褒めて｣
｢偉い｣
｢でもプリン.......🥺｣
｢ポテトとか頼んじゃうからやん｣
｢食べたいのにこれ以上食べたら吐きそう｣
｢僕が食べたるわ｣
｢アカン！梨名がお腹空くまで待って｣
｢なんでやねん！笑  映画遅れるやん！笑｣
｢だってプリン食べたいもん......🥺｣
｢また来たらいいやん笑｣
｢連れてってくれる？🥺｣
｢何回でも来たるって笑｣
｢よし！何してんの？ほら早く行くで！｣
｢うるさ｣