島根 松江 2024.06
この日は不昧スタンプラリーということで、松江城と歴史館、島根県立美術館を回りました。松平不昧は松江藩の七代藩主であり、江戸時代の代表的な茶人でもあります。
松江城
6/4は武者の日!
ということで、松江城では武者フェスが開かれていました。
至る所に武者が居て、小さい子たちはスタンプラリー的なイベントを楽しんでました。城内の武者を全員見つけて、全員からシールを貰うイベントのようです。お助け忍者も歩いてました🥷
お城の敷地にたくさんの武者が居て、ポーズを取ってくれたり、武者っぽく喋ってくれたり、ゲームの中みたいで面白かったです。一緒に写真を撮ってもらいました📸
松江城は天守が残存する12天守のひとつで、国宝でもあります。島根の松江市、市役所のすぐ近くにあります。松江松平家が納めた松江城、不昧は松江藩七代藩主だそうです。
歴史館
不昧は藩主として国を収めながら、茶道具を集めたり、図録を書いたりと茶道家としても精力的に活動されていたそうです。歴史館には著書である古今名物類聚が展示されていました。そのほかにも松江の歴史が詰まっており、街が発展してきた様子や名産品、中海、宍道湖の活用など知ることが出来ました。
企画展は神々の美術が開催されていました。
もともとは神道だった日本に仏教がやってきて、偶像崇拝が始まり、仏像に祈りながらも日本人は神を信仰して神として扱っていた、というような話だったと思います。
二重亀甲有字繋紋という紋様の、素敵なお化粧セットが展示されていました。出雲大社の御神紋としても使われていたという二重亀甲有字紋。亀甲の中に有という感じが収まる紋様です。
神様が有るという意味もあり、神在月の「十月」をくっつけると有になるという意味もあるそうです。
新三十六歌仙図帖
後鳥羽天皇が選んだと言われる36の歌人の歌が、歌人の姿と共に記された図帖。すごい良かった。
島根県立美術館
島根県立美術館へ。年パスを買って通い倒しています。ここでは不昧の特別展を開催していて、集められた茶器や直筆の書などを見ることが出来ます。茶器や茶葉を運ぶためのカバン?みたいなやつもあって興味深かったです。
常設展示には葛飾北斎の版画や、西洋画、焼き物、写真と多岐にわたる芸術作品が展示されています。お城と歴史館と美術館を無事に回り切って、スタンプラリーを制覇!巾着をもらいました。ついでに不昧の雑誌も買ってしまいました。
道の駅 きすき
木次といえば牛乳でしょってことで瓶牛乳を購入🥛スパチャライズド牛乳が有名なイメージ。
低温殺菌はお腹壊しにくかったり、味わいも濃厚で美味しい気がする。(思い込みかもしれないけど)道の駅の裏には公園があって、たくさんの散歩中の犬に会いました。
ホーランエンヤ
松江の神事?だそうです。
元々は御神体を船で運ぶ際に街の人が護衛をしたのが始まりとなり、今では船の上で歌舞伎のように派手に化粧をした人たちが舞いおどるお祭りとなっているそうです。
ホーランエンヤに参加する船は地域ごとに1番船から5番船まであり、それぞれ衣装や掛け声、漕ぎ方や船の飾りまで特色があり、それを一つ一つ見比べることができる博物館はかなり面白かったです。
YouTubeにも動画があるので見てみると面白いです。
そのほか
お昼のラーメンといちごミルク。
このスタンプラリーに参加するまで不昧を存じていなかったのですが、色んなところで不昧の名前を見かけて、改めて有名人なんだなと思いました。お茶菓子やカフェに至るまで不昧の精神が息づいていて驚きました。不昧の掛け軸の絵や瓢箪型の判子、丸文字みたいな字体が全部かわいいです。ぜひ本物を見ていただきたいです。
おわり