CL宮城「ツツジ入り逆転の一撃ルギア」
はじめに
今回はシニアのCL宮城で6勝2敗で29位だった一撃ルギアについて書いていきたいと思います。元々CL宮城の応募を忘れていたため、2次募集の存在を知った1週間前から練習を開始したが、春休み中だったのでいつもより練習時間を確保でき、理論やデッキを煮詰めることができました。結果的には自分のプランニングミスで負けてしまいましたが、納得のいくものができたのでnoteにまとめていきます。
環境予想
おおまかにはCL愛知と変わらないと考えました。
しかしトリプレットビートの発売により、ジェットエネルギーやボウルタウンが登場したためルギアやロストバレット、ロストギラティナが強化された形となりました。
以上より、主な環境デッキは一撃ルギア、白ルギア、雪道ミュウ、フュージョンミュウ、封印石ロスト、ロストギラティナ、ロストリザードン、黒馬、ミライドンあたりだと考えて考察を進めました。
CL宮城の申し込みを忘れ、2次募集で通ったので1週間前から練習を始めました。その時点でロストは練度的に諦めました。大会で勝つにはミラー戦に勝つことが絶対条件になるからです。そのためまず元々練度のあったルギアを改良した白ルギアを回すことにしました。しかしかなり受けのデッキであり僕の性分には合わなかったことなど様々な理由により一撃ルギアになりました。
最近の環境はデッキ選択よりもプレイングの方が重要になると考えているので、最終的に使うデッキはプレイに自信があったりお気に入りだったりするデッキで良いと思っています。
デッキ構築
採用理由を全て書くのは大変なので、マスター予選1位の方のレシピと比較しながら要点だけをまとめていきます。
・アマージョorサーナイト
僕はシニアであるため、対ロストを重視してのアマージョの採用です。アーケオスを月光手裏剣andロストマインでとられるのがきつかったり、ルギアをおとぼけスピットandどっすんグースカで倒されるのがきつかったりするからです。
サーナイトを採用すると、一撃エネが4枚ついたバンギの一撃クラッシュを耐えたり、ルギアVがストームダイブを耐えたりします。ミュウにも少し強くなります。
かがやくサーナイトを見せずにベンチを1枠開けておくことや、アーケオスのアッセンブルスターをあえて1体にすることなどである程度ロストと戦えるそうですが、僕にそんな高等テクニックは使えなかったのでアマージョにしました。今こう書いてみると、少しサーナイトが魅力的に思えてきました笑
・ドラピオンありorなし
僕は雪道ミュウを重くみての採用です。ドラピオンがあると場にルギアVがいなくなってしまったとしても、ダイナミックテールを打ちながらルギアVを置くことで1ターンの遅れを取り戻せるため、個人的に評価の高いカードでした。
しかしマスターの方は博士が4枚入っていて、ジャッジマンに強くなっています。僕も雪道ミュウを重く見るなら、博士を4枚入れてからドラピオンの採用を考えれば良かったと思いました。
・ネストボール3or2
僕はじゃんけんが強いので先攻が多いです。そのため先攻でサポートが使えなかったとしても、必ずルギアVを置きたかったため一般のレシピよりも多い3枚の採用としました。
マスターの方のようにテーブルシティ2枚目でも良かったのですが、僕はコインで試合を落としたくなかったので辞めました。
このデッキは中盤にアマージョやバンギラスなどを持ってきたい場面が多く、その時にキャプチャーアロマやハイパーボールを使うと終盤にツツジやボスにつなげるネオラント系のあたり札が減ってしまうため、ネストは3枚あってもあまり腐らなかったです。
・ジャッジマンandツツジ計2or3
僕は当日手札干渉のカードが3枚あったおかげで3試合くらい拾いました。ロスト系統のデッキは手札に必要なカードを貯めながら毎ターンやりたいことをやるデッキです。そのためひたすら相手の手札をぐちゃぐちゃにしておけばいつか相手が1ターン止まってくれて大体勝てます。
・ジェットエネルギー3orなし
僕はジェットエネルギーが登場したなら入れた方が良いのだろうと思って入れそのまま大会に出ましたが、マスターの方のレシピをみて驚きました。
ジェットエネルギーは上振れると強いカードではありますが、後ろのポケモンに手張りしておけないのが弱みです。またこのカードを上手く使えないと逃げるためにダブルターボを捨てて足りなくなることがあります。
実際にダブルターボがもう1枚あれば勝てていた試合があったので、もう1度CLに出られるならジェットエネは採用しないかもしれません。
各対面のプレイング
・対ロスト封印石
ちゃんとプレイすればほぼ確実に勝てます。
最初はルギアVSTARで攻撃します。おとぼけスピットとどっすんグースカで2パンされないようにアマージョを置きます。またイシヘンジンもベンチに置いておきます。
するとおそらく相手はキバナなどを使いライコウ+封印石でサイドを3枚取ります。その返しにツツジを打ちながらイシヘンジンでライコウを倒します。
するとサイドは3-3でバトル場にはHPが130のイシヘンジンの状態で相手に番が帰ります。さらにツツジで手札を2枚にしているのでロスト側は順当に動くことが難しくなります。またこちら側のポケモンはロストマインで1パンされることがないため、サイドレース的にもほとんど負けません。あとはネオラントを崩スタでトラッシュしてしまえばOKです。
・対ロストリザードン
ちゃんと回ればだいたい勝てます。
ジャッジマンとツツジを打ち続け、自分のサイドが2枚になる直前までバンギラスやルギアVSTARで攻撃し続けます。
自分のサイドが2枚になるタイミングでアーケオスで攻撃し、後ろにはイシヘンジンを置いておきます。そうしないとリザードンを返せなくなります。
注意点はミラージュゲートやキバナなどで急にリザードンやカビゴンが来てもイシヘンジン+ツツジで返せるようにしておくことです。
・対雪道ミュウ
ずばり、運ゲーです。
先攻であればルギアVを2体置いて番を返します。ギフトエネルギーが貼れると最高です。相手は雪道ジャッジマンで番を返してきます。こちら側はミュウVMAXを2体倒せば勝てるので、1ターンの余裕があります。そのため、かぜよみなどでアーケオスをトラッシュに送って準備をしておきます。
その返しにまた雪道ジャッジマンを打たれながら前のポケモンを倒されます。このターンが勝負で、アッセンブルスターを言いながら気合でドラピオンで攻撃します。そうすると次バンギラスで攻撃すれば勝ちになります。
しかし注意点があります。この返しに相手がタブレット3枚+ベルトでサイコジャンプを使ってネオラントを倒してきた場合、相手の場にVMAXがいなくなりサイドを3枚取れなくなります。これを防止するためにネオラントは崩スタでトラッシュするか、Vガードを貼っておくかのプレイが必要になります。
・対フュージョンミュウ
かなり有利だと思っています。
メロディアスエコーの返しにメロエッタをストームダイブで返します。
相手がその返しにVガードの付いたルギアVSTARを倒すにはタブレット3枚+ベルトが必要になります。仮に倒されたとしてもその次にはどんなに頑張っても250までしかでないため、Vガードバンギラスで攻撃すれば倒されずに勝てます。
・対白ルギア
個人的にはやりたくないマッチングです。
先攻を取れたら2ターン目にバンギラスを使って気合で前のルギアVを倒します。これができると、次のターンにバンギラスはほぼ確実に耐えるのでもう一回攻撃ができます。
ここまでやれると、あとはストームダイブやボスでネオラント、イシヘンジンでアヤシシを倒したりで勝てます。
後攻の場合は相手が先にルギアVを倒してきます。よって相手はあとサイドを4枚取れば勝ちになるので、ルギアVSTARでネオラント、アヤシシでバンギラスを倒されて負けになります。
それを覆すには崩れたスタジアムを置いて、相手がアヤシシを出せないようにしながらストームダイブを打ったり、一撃クラッシュを打ったりして上手くターンを稼ぐしかありません。
注意点はバンギラスで攻撃するときは山札をトラッシュしなければならないため、キーパーツを巻き込むと困るので、ハイパーボールやキャプチャーアロマがあればイシヘンジンやバンギラスを回収しにいく必要があります。
・対一撃ルギア
先攻が有利なものの、後攻でもまくれる可能性があります。
先攻の場合は2ターン目に相手のバトル場のポケモンを倒します。その後バンギラスをバンギラスで倒し最後はボスでネオラントを倒して勝てます。
後攻の場合はジャッジマンで1ターン遅らせるか、バンギラスをバンギラスで返して相手のバンギラスを枯らす必要があります。もしくはアーケオスを倒してバンギラスを1ターンで起動できなくするかです。
詳しくは前の記事に書いていますが、ミラーは様々なパターンがあるため実際に対戦して慣れていく必要があります。
・対ミライドン
殴り合いをしますが、先に攻撃されるとかなり厳しいです。
ミライドンはジャッジマンやツツジに弱いため、それで1ターン止まってもらわないとしんどいです。
また、相手はエネルギー供給がしんどいこともあるので積極的にエネルギーがついたポケモンを倒しにいきます。
・対ロストギラティナ
こちら側がボスでギラティナを倒せると楽にかてます。
とにかく神殿ツツジがきついので、序盤にどんどんギラティナを倒せると有利です。バンギラスを2面置きしておけば、終盤バケッチャに触れると勝ちになります。
ロストデッキなので、ロスバレやロスリザと同様にジャッジマンとツツジを沢山打つのはかなり効果的です。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。新環境でもルギアを活躍させていきたいです。