二人への想いは整理できたら書くので、ここではほんの少しだけー櫻坂46、上村莉菜・齋藤冬優花卒業発表 毎日note neo #18 櫻坂な水曜日 2024年9月18日付
9月17日。
この日は、中秋の名月だった。
月は、太陽ほどの派手さがない分、その存在感をときに放ちつつ、そしてときに後ろに下がって他を引き立てる、実に日本人が好みそうな存在であるといつも思う。
そんな月が、最もと言っていいほど存在感を際立たせる日、と言ってもいいかも知れない、中秋の名月。
そんな日。
いつも思うのだけど、こういうときのスタッフさんって、どういうお気持ちでメンバーのブログやTwitterの送信ボタンを押すのだろう。
櫻坂のスタッフさんって熱い人が多いイメージで、それでなくても欅坂のオリメンとして活動してきたメンバーの卒業って万感の想いがあると私は思っているんだけど。
私がそんなスタッフさんだったら
「自分がここを押すと、世の中にこの事実が広まってしまうんだよなぁ…」
という影響力を考えてしまって、なかなか押せなくなる。
いや、そうか。
そんな公私混同してしまうような人ではスタッフになれないのか。
もちろん、どのメンバーが卒業しても衝撃はある。
たとえそれを覚悟していたとしても、結局は同じだ。
年月を経れば経るだけ、その思い入れも積もっていくので、受ける衝撃もそれに比例する。
でも、やはり違うのだ。
欅坂一期生。
欅坂オリメンの卒業は。
私だけじゃないし、推しメンだとかそうでないとか、それも関係なく。
二人のことをそれぞれ書かなきゃいけないところだろうけど、実際それができるメンタルにまだなっていない。
まだ始まってもいない10thの卒業をもって、ということであるならば、その間に二人のことを想える期間にしたい。
そして「その日」を迎えるとき。
言葉を口にしたい。
うん、ダメだ。
何かを書こうとして、でも結局何も書けなかったという経験は今まで何度もしているけれど、やはりこういうときはどうしてもそうなる。
まして欅坂、というワードと切っても切れない関係にある二人だから、そのグループの存在も含めて尚更だ。
もちろん、残る一期生のことも…
彼女はどういう思いで、二人を見送るのだろう。
過去最強クラスの勢いで、邁進する櫻坂46。
そこに一歩引いたところから参加することになる、小田倉麗奈の存在。
既に水面下で動いているはずの、節目となる表題を任される選抜メンバー。
決してアンダーなどではない、BACKSメンバー。
忘れてはならない、彼女たちを支えるスタッフさんを含めた、チーム櫻坂。
私たちBuddies。
そして、卒業を予定する、二人。
そんな様子をじっと見つめているはずの、将来この場にいることになる四期生候補生も含めて。
関わる人全てにとって、胸に迫るものを抱えながら過ごす期間となる。