本当によくぞここまでーグループが大きくなるということ 毎日note #49 フリーな火曜日 2024年6月19日付
遠征から帰ってきて、日常生活に戻るといつも思いますが、LIVE参戦や、FFさんにお会いする等、大阪から離れてた時間空間は全て非日常でした。急に夢から現実に引き戻されたような、今日は結局テンションの上がらない一日で笑
大阪に到着したときの大雨が、まさに私の心を映しているかのようではありましたが…
LIVE本編のnoteは一体何文字になるかわからない上に笑、リピート配信もあるのでなかなか上げるタイミングも本来難しいところではありますが、明日明後日には出せればと思います。
今回もまた雑記帳感覚でお願いできればと思います。
グループが大きくなる、ということは、過去を知らないと実感できません。櫻坂46の前身といえば欅坂46ではありますが、そことの比較だと違和感が出るので、やはり改名直後の自分たちと比べて、ということになります。
正直櫻坂になってからのグループは、みんな一生懸命にやっているのはとてもよくわかりますが、なんとなく、傷を背負っているような、と申しましょうか。痛々しさが拭えなかった。それはやはり、グループ全体の余裕のなさであり、欅坂の古傷に喘いでいる姿に見えた時期はどうしてもありました。
それでも信じました。
逆説的ではありますが、欅坂を背負うということは、見方を変えれば、本物の継承でもあるからです。
その血を受け継いでいるなら、必ず花開く時が来る。
そのまま朽ちることがあってたまるか。
その後も売り上げがどうとか、紅白落選とか、いろいろありました。それでも信じたかった。真の実力は、発揮するまで時間もかかるのだ、と。
その後の注目度の高まりは今更言うに及ばずです。
例えばドームのステバ席が埋まったとか、もちろんそれも素晴らしい。とくにDAY2の外野スタンドが埋まった光景は心から感動しました。そういうのはもちろんあるんですが、私が裾野の広がりを実感しているのは、やはり新規の皆様が明らかに増えていることです。
初めての櫻坂LIVE参戦という声を、いろんなところで聞きました。新規ではありませんが、厳密には欅坂から離れていたけど戻ってきた、という方も結構見かけました。櫻坂新規、という意味では同じカテゴリですよね。
全く知らない人を、自らの魅力で振り向かせる。
グループというより、人間関係でも同じですが、前述のとおり時間がかかるに決まっています。短期間で結果が出なければ全部ダメ、というのであれば、乃木坂だって最初の頃にもう終わっていたことになりませんか。日向坂なんて、ひらがなの時代に終了していたことになる。そんなはずがないですよね。
櫻坂も、時間はかかる。
結果が出なければすぐにオワコンにしようとする、業界のサイクル。もし本当にそうなら、改名などせず終わっていたはずです。でもそうしなかった。時間がかかっても続けさせたいという思いが強く伝わってきました。
本物は、誰がどうしようと潰されない。
見事でした。
ここまでメンバー各々が力をつけ、それがグループとして結集した破壊力。
先輩は圧倒的な存在感を見せつけ、さらにまだ全ての能力を上げにかかる。
そんな先輩の培ってきた歴史を、受け継いでいく後輩たちの意思。
そして、何があってもさらに上を目指す、その満足しない向上心。
全てが体現された世界がそこにありました。
これらが、人の心を惹きつけないわけがない。人の心を動かさないわけがない。
一生の中で、これだけは心の底から信じられるというものって、幾つ存在するんでしょう。私は、人生を全うするまでに一つ見つかればいいというのが持論ですが、もう、すでに見つけてしまいました。
アイドルが好きなのかと聞かれることがありますが、アイドルは坂道のおかげで尊敬する対象ではあるものの、好きかと言われれば特別好きではありません。
これもどこかで言われていましたが
ということ。
櫻坂だってアイドルだろと言われるかもしれませんし、それは否定しませんが、だからといってアイドルみんなが好きなのではない。
コールがどうのという揉め事は、櫻坂を他のアイドルグループと同じとみなして他でやっていることを持ち込もうとする人たちと、櫻坂を他のアイドルグループと同じに扱いたくない人たちとの間で起きていることであると私は認識していますが、そもそもこんな論争が起きること自体が、櫻坂の特異性でもあると思うのです。
アイドルグループであるとしても、アイドルとみなしてほしくない、とファンが言う。そんなグループが他にありますか。
でも、それを間違ってると思うなかれ。
この層がいるからこその、櫻坂46だと思うのです。もしいなかったら、他のグループと大差ない。大差なければ、ここまで注目されたかどうかも怪しい。
私がよく言う、欅坂46からの系譜。
これがあるから、今の櫻坂の魅せたいものが確立したのではないでしょうか。
東京ドームDAY1の影ナレで、推しメン松田里奈はあのセリフを口にしました。
2023年始のCM。
本当にこのときの言葉のとおりの年でした。
総じて、Buddiesは準備できていない人の方が多かった印象。
でも、今なら言えます。
OK、推しメン
いや
OK、キャプテン
どこまでも行こうぜ、ここからも。