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一等星は燦然と輝くためにあるものー小田倉麗奈生誕祭 毎日note EX 2024年7月25日付

たとえ忙しかろうとなんだろうと、推しメンの生誕祭に何も書かないという選択肢はありえない笑

小田倉麗奈といえば、やはりおもてなし会の、このスピーチが推すきっかけだった。
どうしても、言葉がそのきっかけをくれるんだなと思った。

東京都出身、高校3年生、18歳、小田倉麗奈です。今日、会場に来てくださった皆さん、配信をご覧の皆さん、ありがとうございました。私は今までずっと、本当は自分が臆病だから、できるだけ綺麗な感情しか人に見せないように生きてきました。でもそういう生き方をしていると、時々苦しくなってもうどうしようもないなと思ってしまうことがあったんですけど、櫻坂に入って、三期生のみんなに出会って、優しいスタッフさんに出会って、弱い自分を受け入れてくれる存在を見つけたことで心が軽くなって、なんか自分が好きなように生きていていいんじゃないかなと思えるようになりました。とても幸せなことだと思っています。人生はきっと無傷ではいられないと思います。だから櫻坂で知った幸せという形をBuddiesの皆さんと共有できるように、隣で嬉しい時も、悲しい時も一緒に立ち上がって歩き出せるように、寄り添えるような言葉や表現を持っていきたいなと思っています。精一杯頑張りますので、よろしくお願いします。

櫻坂46三期生おもてなし会 小田倉麗奈スピーチ


人生はきっと無傷ではいられない

彼女を推す人はよくこの言葉を口にするのだけれど、もちろんそれもその通りなのだが、私はその後がとても気に入っていて。

隣で嬉しい時も悲しい時も一緒に立ち上がって歩き出せるように、寄り添えるような言葉や表現を持っていきたい

櫻坂でもあるけれど、これはどちらかというと欅坂のマインドのような気もする。
それも踏まえた上で、やはり誰かの心に燦然と輝く一等星であるためには、無傷ではいられないのだろうと思う。なぜなら、傷の痛みがわからない人には、誰かに寄り添うことはできないから。

傷ついて悲しい思い苦しい思いは、しないほうがいい。楽しいことばかりで人生終えられたらいいだろうと、誰もが考えるというのは異論のないところのはず。でも、私のように人生をある程度進めてくると、そればかりでは何かどこかつまらない生き方のようにも思えてしまうからタチが悪い笑

年輪のように深く生きた証を刻んでいくというのも、一つの人生のあり方だと思うし、そのためには例えば自ら行動して、失敗する。傷つく。それでいいのだと思う。そのときは分からなくても、失敗して傷ついた瞬間にしか手に入れられないものがある。


ただ何が凄いかというと。

彼女はあの若さでそれを知っているということなのだ。

20歳でそれを知っているということは、もしかすると彼女と同年代ではおよそ経験していない、見ることすらないものを見てきたのかもしれない。彼女の言葉に接すると、そんなふうに思うこともある。

あの端正な顔立ちの裏に、そんな凄絶さを見る思いがする。



傷つかずに進める人生などない。
でも櫻坂で手に入れられる幸せは、そんな傷をも包含してくれるほどの幸せであって、それをみんなの隣で寄り添って共に享受したい、誰かにそれを与えていたい、と彼女は言うのである。

まさに私が小田倉麗奈を推す理由がそこにある。



もう一つ、そのことを珍しく垣間見せてくれたブログがあって、彼女が「強さ」とは何かを語っている内容。

私は、「弱さを見せず前を向き続けること」が強さなのだと信じて生きてきました。
そんな考えを持っていたので、YouTubeで公開されている合宿ドキュメンタリーで私はほとんど泣いていないと思います。
本当は、夜中に一人で練習をしながら大泣きをしていたんです。
練習してもついてきてくれない身体と何度やっても覚えられない振り、迫る期限への焦りが重なっていました。
それでも、今まで誰かに真剣に自分の弱さを見せたことがなかったという経験不足と、
偏った強さへのこだわりのせいで
涙を人に見せることはできませんでした。
ずっとそんな生き方をしてきました。
そんな私でしたが、ツアー期間中に支えてくださる方々の優しさに触れた時や、大阪公演でBANを踊っている最中に先輩と目が合った時、
「強さってちょっと違うかもしれない」
と思いました。
ほんの少しだけ自分の中で何かが動き出したのを感じました。
もしかしたら、信じることも弱さや涙を隠さないことも、強さなのかもしれないと思いました。
回りくどい生き方をしてしまったせいで、今更そんな思い直しをしました。
もっと素直に生きていきたいですね。

「強さとは」小田倉麗奈ブログ

若さ故の誤解というのは必ずあって、それは罪ではないと思っていて。
何かのきっかけというのも、ある意味天の啓示みたいなところがあって、でもその啓示に気づけない人なら何事もなく通り過ぎていくただの一瞬であって。

強さというものが自分が思っていたことと違うかもしれないと感じられた瞬間が、間違いなく小田倉麗奈の成長したまさに一瞬だったと思う。本人には言ってないけれど。いや、そんなこと私みたいなのに言われなくても、きっと彼女は気づいている。

時系列で言えば、この思いがあってあのスピーチへと繋がるので、「人生はきっと無傷ではいられない」という言葉の嵩を決めた経験だったのではないかなと。


ということはつまり、小田倉麗奈の人生を左右したのも、間違いなく櫻坂46という存在だった、ということになる。


…いや、たぶんそれだけじゃない。
おそらく、それ以外にもいろんな経験値がある気がする。
そうでないと、あの言葉は出てこない。



というか、三期生に総じて言えることではあるけれど、本当に陰の努力を惜しまない子が多い。その努力を人に見せることなく、結果だけを私たちの前に提示する。それを笑顔でこなすから、その裏にある血の滲むような日々を全く感じさせない。感じさせないから、それが迫力になる。

三期生の人気は、間違いなくそこに裏打ちされていると信じる。



ちなみに。
小田倉麗奈推しの中には、おそらくこのビジュが最も好き!というのがあるだろうけれど、私が最も好きなのは

そこさく末っ子フィーチャー回の、小田倉麗奈が本当にどストライクなのである笑

おそらく

No.1イケメン決定戦も同じ日の収録だったと思われるが、もちろんこれも笑

ついでに、小林由依とのツーショットトークの回の彼女もとても印象に残っている。まさに自分の弱い面を曝け出したうえに、それを優しく包み込んでもらった彼女が、これもひとつ成長した瞬間だったのかなと。


おそらくあなたのことだから、ここから先にはまた、今まで見たことのない世界が広がっていくことと思います。
そのときに何を感じ、その想いをどんな言葉で表すのか、本当に楽しみです。

小田倉麗奈さん
20歳の誕生日本当におめでとう。





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川島 雅隆(かわしま まさたか)
noteの中でも、櫻坂46・日向坂46に特化した内容ですので、特に二つのグループの推し活を経て、皆様に文章で還元できるよう努めてまいります! よろしければサポートをお願い致します。