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心機一転と共に、原点回帰ー櫻坂46、激強フロントで勝負をかける11thはここに注目したい

昨年…ではなかった、一昨年か。
3rdアニラの少し後に、8thの制作に入っているような空気感があって、12月末にMVを撮っていたのは後にはっきりした(小林由依ソロ曲MV撮影と同じ日だったと明かされた)ので、似たスケジューリングで動くとすると、昨年末にはすでに曲そのものはできあがっていて、振り入れが結構進んでいた年明けだったのではないか、と思ってはいた。

そして、実際に年明けを迎えて。
おそらくそう思っていたBuddiesが多かったとみえ、しばらく情報がない中で、焦れている様子は見てとれた。

そして、


まさに「聖徳太子か!」と言わせんばかりの怒涛の情報量だった笑
小出しにせずに一気に発表してくるあたりがなんとも、らしいと言えばらしいし、逆に何か意図があるのかなと思ったりして。

そこから、なぜかしばらく時間が空いた。

いつもなら上のティザーが出されればすぐに応募が始まるミーグリも少し日が空いたし、9日にティザーなら12日のそこさくでフォメ発表でもおかしくないのにそれもなかった。
何かが起きているのか、それとも当初の予定どおりなのか。

で、改めて19日のそこさく。
フォーメーション発表が行われた。


まとめると、こんな感じ。

櫻坂選抜シミュレータにて作成

なんというか、次のシングルが発売される、という情報だけが出てくれば、期待が高ければ高いほど予想したくなる。センターは誰で、誰が選抜に入って。そもそも選抜は一体何人なのか。1列目は何人、2列目は…と思いは駆け巡る。そして、そのポジションに一体誰が入るのか知りたくなる。Buddiesの特性として実に当然だ。

まずセンター。

7枚目以来の森田ひかる。

るんちゃんセンターを予想していた人は確かにいらっしゃった。私が見た限りでは多い、というほどではないものの、それなりの数だったと記憶する。
ただ、フロント全員を二期生で、という予想は私の覚えている限り、見たことはなかった。私もそんな予想はしてなかった。

でもここから読み解けるものは何か。

間違いなく、安定である。

Buddiesに一抹の不安さえ抱かせない、三人とも信頼感は抜群である。実力も実績もある。誰がセンターになってもおかしくないし、三人が同期故の、そして何よりも最も苦しい時期を三人センターで乗り切った初期の連帯感を最も感じられるメンバーがそばにいる。そのことの安心感はおそらく想像以上に違いない。

ということは、もちろん楽曲次第のところはあるにしても、私たちBuddiesはなんの心配もせずに見ていける類のものだということ。

そして、運営側がこの三人を前に据えて見せたいものは、本当の意味での勝負なのではないかと思っている。

三期生が力をつけてきて、選抜常連組にもなった。
そう遠くない時期に四期生が入る。
否が応でも、少しずつ変革の時期が迫っている。

その前に、現時点での「最高地点」を見せること、それは本当の意味での自信作として世に出せるものであると踏んでのことではないかと。

ということで、私はなんの心配もしていない。
なんなら、たとえどんな曲が来ても、彼女たちならカッコよく仕上げてくれるという信頼しかない。



2列目。

ここに三期生のセンター候補を揃えてきた感じ。そして田村保乃・守屋麗奈という実力派を据える。
いつもそうだけど、私は列の端が特に注目だと思っていて。
今回の2列目でいえば、山下瞳月と的野美青である。

推しメン山下瞳月が2作連続センターで、かなりプレッシャーが強い時期を過ごしてきて、ただそのことで彼女なりに見えてきたものもあると思っていて。
少しプレッシャーの少ない2列目で、なおかつ前には安定感も信頼感も抜群の先輩三人がいて。
センターを経験したからこそ、先輩のフロントから吸収できることも多いのではないかと。

それと彼女については、センター以外のポジションにいるときは、おそらく意図せずに存在感を消すことができるという、ある種の「特技」がある。意識して探さないとどこにいるかわからない。それはもしかしたら、彼女の性格的なところが出ているのかもしれないし、グループ活動をする上でのスタンスかもしれないけれど、列の端となると目立つ場面が出てくる可能性もあるので、そこでぜひ存在感を見せつけてほしいというのが推しとしての願いでもある。

的野美青については、本当に評価が急激に上昇している。
山下瞳月や谷口愛季ほどロケットスタートではなく、BACKSから始まった彼女ではあるけれど、もちろん最初から評価が低かったわけではない。ただここのところの伸びが凄まじく。
彼女の場合、ダンスも以前と比べると格段にスキルが上がっているし、彼女の人となりを表す絵であったり、レゴであったり、自然なイケメンぶりであったりもあるんだけど、私にとってはなんといっても櫻坂のサウンドに広がりを持たせる低音を奏でるのに不可欠な存在。ここはずっと声を大にして言いたい。



そして、3列目。

発表のときいきなり石森璃花から始まって、推しメン4人連続立て続けの発表はのけ反った笑
松田里奈・大園玲が隣り合うというのは、個人的に泣けてくる布陣だ。
そして二人とも、11作連続表題選抜入りという快挙は、もっと話題になっていい。
特に玲ちゃんは、新二期生のカテゴリから唯一それを達成した人だ。
間違いなく、求められているものがある、ということだ。
そして彼女を推す私たちは、そんな彼女の頑張りに応えないといけないなとは思っている。



これを書いている1/26時点で、櫻坂はPayPayドームにて「FUKUOKA MUSIC FES.2025」に出演した。
フェスなので、他界隈の皆様が大勢いらっしゃるところでの櫻坂楽曲披露、これは確かに単独ライブでは得られない何か、つまり他界隈の皆様の目をどこまで惹きつけるか、という勝負になる。

そして案の定、相当な数の反響があった。

10th IWTCなんてまさに初見の心にインパクトという剣を刺すのにピッタリだし、それでなくても楽曲の高い完成度と、彼女たちのパフォーマンスの洗練さできっと初めての人の心に届くと私は信じている。

11thもそんな楽曲の一つになってほしいと心から願っているし、たぶん誰が表題に入ったとしても、彼女たちならきっと櫻坂をたくさんの人に届けてくれる。

心から信じられるものがあるって、幸せなことだ。

これだけいろんなものが溢れている世の中で、そして本物はどちらかというと影が薄く、偽物が跋扈することが多い時代ではあるけれど、本物は間違いなく本物の輝きを見せる。
万一最初は影が薄くとも、本物の輝きはきっとわかる人にはわかり、目に留まる人には留まる。
そんな輝きを見た声が声を呼び、さらに大きくなる。

欅坂46は、乃木坂46という大看板を後ろ盾に結成されたところがあった。もちろんその届けたいと思う気持ちもパフォーマンスも本物だった。ただ、デビュー曲から世間的な注目を浴びた、という点では最初から目立つ存在ではあった。

櫻坂46はそんな欅坂を受け継ぎながら、全く新しいものを作ろうとした。0からの、真っ白な状態から作り始めて、間違いなく最初は影が薄かった。少なくとも欅坂46を注目した人が去っていった、それを肌で感じたのは事実だった。

でも、そこで腐るわけでもなく、愚直に自分たちのできることを積み重ねた結果、ここまで注目される存在になった。
本物は、間違いなく注目されるのだ。


全国ツアー、東京ドームは3days、京セラドームは2daysあるものの、バンテリンドームとPayPayドームは入っていない。つまりドームツアーではない。


でも、本物がきちんと評価されるなら。


きっとPayPayドームでの単独もそう遠くない。

そのためにはまず、11thをどこまで押し上げられるかが今年2025年最初の勝負となる。



それと…
推しメン中嶋優月のBACKSについては

また日を改めて。

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川島 雅隆(かわしま まさたか)
noteの中でも、櫻坂46・日向坂46に特化した内容ですので、特に二つのグループの推し活を経て、皆様に文章で還元できるよう努めてまいります! よろしければサポートをお願い致します。