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【相当有料部分あり】【激長編】【20000字超え】レスを求めて三千里II〜4thアニラの、アリーナから感じたことを添えて 毎日note neo SP 2024年11月24日付

Prologue~肉眼で顔が見えてこそ

その座席を知ったときから、すべての勝負はこの日だと決めていた。

どう考えても、アリーナ真ん中寄りの位置。

座席が送られてきたときはまだステージ構成は当然わかりはしない。ただ昨年のアニラの座席配置を参考にするならば、アリーナ中央からややライト寄りの位置にしか見えない。

レス。

何故オタクはレスをもらうことに、それほどまでに執心するのだろう。

そもそも推しメンとオタクの関係性とは、結局そういうものだというのが結論なのかもしれない。
坂道の場合はミーグリというシステムがあって、1対1で話せる機会がある。当然何度もそのメンバーに通えば、存在を覚えてもらえる。認知される、という言い方があるけれど、自分が応援しているアイドルに自分のことを覚えてもらうというのは、これ以上ない喜びであり、ちょっと他に例えることができない嬉しさがある。

それって、やはりミーハーというところに端を発するのかもしれないと。

古くは銀幕の世界、そしてTVの中の芸能人、そういう人々は自分たちの生活とは別の世界線で生きている。決して交わることがないはずだったその世界線が、こちらが応援することによって、昔ならファンレター、少し前なら握手会、そして今はミーグリという形で自分のことを知ってもらえる。日本中にあれだけファンがいるのに、自分のことを覚えてもらえると知ることは、一種の選民思想というか。神に選ばれたと同等の感覚、日常では得られない特別感を得ることができる、そこが最大の理由かもしれない。

芸能人として大活躍している人が、自分のことを知ってくれている。

やはりこの感覚は他で形容しがたい。


そこにもってきて、LIVE中に自分にだけレスをくれるというのは、選民思想の中の選民思想というか、選ばれし人に感じられるさらなる特別感なのだろう。
天空席にでもなってしまえば、それはさすがに諦めざるを得ない。彼女たちは「上の方まで見えてますよー」とは言ってくれるし実際見えてるんだろうけど、言うまでもなく一人一人が誰であるかが見えているわけではない。そんな場所でレスをもらおうという動きはなかなか難しい。

でも例えば、アリーナで彼女たちの表情がはっきり見える場所だとわかれば、どうだ。

こちらから彼女たちの表情がわかる、ということは、向こうから見てもこちらが誰かわかる可能性がある、ということでもあるのだ。
大勢の人の前に立つ仕事を私もしているのでわかるところがあるが、意外といちばん前は見えないのだ。何故なら、全体に向かって話をすれば当然目線はある程度後ろに向けられる。そうなると逆に、手元は意識しないと見えなくなる。
つまり、あまりに近すぎると逆に反応をもらえなくなるかもしれないのだ。
ほどよい距離感でいるほうが、目につきやすい。
もしそんな位置であるならば。
その選民になるチャンスに賭けたくもなる。

だから、オタクは必死にレスをもらうための工夫をする。うちわを作る。スケッチブックにメッセージを書く。
そして、推しメンタオルを掲げる。

さて。
川島にとって久々にそのチャンスがやってきた。
9th BACKS LIVEもアリーナではあったけれど、最も壁際の座席。2Fを通過するトロッコも見えず、花道をやってくるメンバーも最も遠いという場所だった。アリーナは実はかなり見え方を選ぶ。場所によっては2Fや3Fのほうがよく見える、というアリーナ席もあって、その時はまさにそんな感じだった。

肉眼ではっきり見えてこそ。
推しメンが本当に生きているということを実感することができる。

そういう意味では、3rdTOUR2023神奈川公演DAY2。私自身のバースデーライブとなったぴあアリーナMMでのアリーナ席以来ということになるだろうか。
その前になると、もうW-KEYAKI FES.2021の花道前というあの日にまで遡らないといけない。
一年に一度、あるかないかのチャンス。


実際、いざ座席に座ってみたら。

B11ブロックは、花道から数えるとB9、B10、そしてその隣になる。確かに距離としては、思ったより少し離れてはいる。だが始まってわかったが、本当に肉眼でだれかはっきりわかるくらいの近さ。

ただし懸念点が少々。

座席は、ブロックの、ステージ向かって右端。隣は通路だ。
横に広がれるからラッキー、というのはあるのだが、これはそれこそ9thバクラのときにもあったことで、とにかくスタッフが通路から押し戻そうとする。

とはいえ、隣の人が横に広がろうとしてくるので、中に入りたくても物理的に入れないのだ。私もどちらかというと横に広がりたい。でも、こっちが曲に没頭しているときにその注意をしにこられるのが、異様なほど腹が立つ。急に現実に引き戻してくるみたいで。
で、結論から言うと今回もそれはあった。

それともう一点。

花道は座席から見ると左向け左、なのだけど、その瞬間にわかったのが、B10ブロックの右端、つまり左を向いた瞬間に私の一つ前にいるのが、身長190cm超の巨大タワー笑
まぁ、これのせいで視界が遮られてね笑
不幸中の幸いだったのは、センターステージはその巨大タワー男の向こう側ではなく、左前方だったことと、花道にメンバーが立ったときはそのタワーの向こう側には誰もいなかったこと。

なかなか思い通りにはいかないもの、それは世の常ですな笑

前日DAY1とどこをどう変えてくるのか。
もし大幅な変更がないのなら、楽曲を愉しみつつ、コールやペンライトよりもレスをもらうことに特化しようと画策していた川島であったが…

果たしていったいどうなったのか笑

DAY2編は、もはや完全に川島の自己満足の世界笑
アリーナから見た彼女たちへの想いと、
レスを求めて三千里な世界に特化した奮闘ぶりをどうぞ笑



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