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#Buddiesはみいちゃんの味方ー小池美波さんがいつかBuddiesの言葉に触れてみようと思える日まで置いておきたいnote

拝啓 小池美波様


最初に申し上げておきたいのは、例えば今の私に、あなたに何かできる力があるかと問われれば、何も思い当たらない、ということ。いや、力になってあげたい気持ちはBuddiesなら誰しも同じだと思うんですが、具体的に何を、と言われると、どれも1%の力も発揮しないような気がして。
それどころか、逆にあなたに何か心の負荷を与えてしまうようなことだと本当に申し訳ない。

このnoteを書いているのが、2023年11月。あなたの誕生日の直後です。でも誕生日にあげたくはなかった。こんな内容をめでたい日にあげることはできなかった。

今でなくていい。いえ、何ヶ月か、何年か経って、Buddiesの言葉に触れてみようと思えたとき、何かの間違いであなたが目にしたときに見てください。

それまで、インターネットの波の上に漂わせておきますので。




25歳。ブログでも触れていましたが、加入当初が16歳で、9年になるんですね。

9年というと、小学1年生が中学3年生になるまでの期間です。そう思うと、とんでもなく長い気がしてきます。

欅坂46として、最初の冠番組スタートから数えると、丸6年。
櫻坂46として、2023年のアニラで3年。

波乱万丈、という言葉で片付けられないほど、いろんなことがあった年月でした。


私は、当然ただの一ファンなので、中で一体何が起きていたのか、あなたやあなたを取り巻く環境で一体何があったのか、知る由もありません。
中にいないと知らないはずなのに、その知らない人間は確かにいろんなことを勝手に妄想して言葉にします。もちろん、私もその一人だという自覚はあります。そして、自分の何がしかの言葉で、もしかするとあなたを傷つけたことがあるかもしれない、という贖罪も背負っているつもりです。

そう考えると、この文章をあなたに見てもらいたいと願うことすら、本当に罪なことかもしれません。

ただ、敢えて言うなら、だからこそこの文章を置いておきたくなった、というのも確かです。


欅坂46、そして櫻坂46における小池美波さんの残したものは、今でも強く輝いています。

それは、平手友梨奈さん不在の二人セゾンで、意を決したようにマイクを佐藤詩織さんに渡し、平手さんパートのソロダンスを見事に舞い切ったあなたの姿であり。

欅坂の配信ライブ、あれだけ自分が好きになれないと言っていたあなたが真ん中で躍動する、みいビバレントの瞬間であり。

幻の曲となり、間違いなく悔しい思いをしたはずのコンセントレーションで、それでも可憐にセンターとして光るあなたの姿であり。

改名直後の櫻坂1stという、誰にとっても難しい表現を、欅坂から生まれ変わったという意味では最強だと思える、裏センターの位置で欅坂とは違う小池美波を見せたあなたであり。

まるであなたそのものが主人公ではないだろうかと見紛うほどのソニアのセンターの姿であり。

BACKS LIVEで、鬼気迫るというあなたとは最も縁遠い言葉を流れ弾センターで表現し、赤い度肝を抜いたあなたであり。

承認欲求MVでピンク髪という、Buddiesなら誰もが卒倒するようなことを一人やってのけたあなたであったり、と。


まさに小池美波でなければできない、他の誰ができるんだ、ということをあなたはいつも見せてきてくれました。

私たちに見せる小池美波とは、可憐をベースにしながらも、それだけではない、常に熱いものを内に秘め、それを体現するために自分と日々戦っている、そんなイメージでした。あなたのことをよく知らない人であれば、その可憐さをもって可愛い子だ、で終わるかもしれません。でも、小池美波を見てきた期間が長ければ長い人ほど、あなたの時折見え隠れする自分との戦いを感じて涙するのではないかと思うのです。

ずっとずっと戦ってきてくれた。
おそらく、そういう争いごとも好まない、心無い言葉など最も忌み嫌うあなたが、欅坂時代に様々な言葉に接しただろうこと、それにどれだけ深く傷ついたかということ。
私たちは、もっとしっかり考えるべきだった。

芸能人とインターネットの関係は不公平極まりない。
芸能人側は顔も名前も晒した状態で、その名前が広く世間に知られないといけないのに対し、それについて何かを書き込む側は匿名。匿名であることを隠れ蓑にして、好き勝手なことを曰う。責任が追及されそうになったら、逃げる。逃げきれないとわかると「こんな大ごとになるとは思わなかった」と。
自らが感じたストレスを、世間や誰かに向けて書くことで、書いた本人はスッキリするのかどうかわからないけれど、その言葉を受け止めた側が新たにストレスを受け、そして…という負の連鎖。

アイドル。
それは偶像なんかじゃなく、人間ですよね。
夢を与えてくれる、そこまではいいとして、それをやっているのは私たちと同じ人間。だから同じ血が流れていれば、同じ感情がある。
当たり前すぎるくらい当たり前のことなのに、どうもそのことをわざと見ないようにしている人間が多すぎる気がして仕方がない。

欅坂の後期のことを思い出すと、小池美波さん、逆によく持ち堪えてくれたと思います。
櫻坂に改名してしばらく、欅坂を求められて櫻坂を求められないのは悔しい、と発言していたのも、間違ってたらごめんなさい、あなただったように思います。

2023年の櫻坂46は、あなたがかつて言っていたように、本当に大きく成長したと思います。間違いなく、それはあなたの力によるところも大きい。
それが肌で感じられるようになって。
楽曲も欅坂時代とは違う、洗練された中にも真っ直ぐに刺さる曲調に歌詞、そして難易度の高すぎる振り付け。
欅坂時代を知らず、櫻坂になってから推し始めた、という方も間違いなく増えてきた。もしかしたら、今なら客観的に欅坂46を見つめられるかもしれない、というそんな一年だった。

今まで辿ってきた道を、ふと立ち止まってみる余裕も、もしかしたらできたのかもしれません。でもそんなときに、自分のやってきたことを振り返ったときに…

難しい。
自分の中でいろんな折り合いをつける、ということが。
これは自分という人間の納得の度合いであって、正解も不正解もないわけで。

全ては、自分次第。

だからこそ、あなたの何かの力になりたい、でも力になれることが果たしてあるのだろうかと私が思う最大の根拠です。

心が、何に対して動くのか。
それは誰にもわからない。


でもね、小池美波さん。


本当に、本当にあなたが読んでみようかな、と思ったときで結構です。

それこそ欅坂の立ち上げからずっと見てきた人間の一人として。決して軽い気持ちではなく申し上げたいことは。




欅坂46も、櫻坂46も、本当にこれだけ多くの人の心を動かしてきたという事実。
なんなら、大袈裟でもなんでもなく、人生を変えられた人もいるという事実。

誰かの人生に影響を与える、というのは、確かに大それたことではあるかもしれません。でも同時に、誰にでもできることでもありません。

欅坂は、誰かの悲しみ苦しみを隣にいて分かち合う、そういうところがあったと記憶しています。
櫻坂はそんな欅坂のように隣で寄り添いながら、前を向くことの大切さを教えてくれるグループになっているとも思います。

そんな欅坂にも、櫻坂にも、救われた人は本当にたくさんいる。


あなたはそんなグループの一員。


それはれっきとした事実です。


ずっとずっと、自分と闘い続け、どうしようもないくらい辛い日もあったはずなのに、弱る心には常に寄り添い続けてきてくれたあなたを、私は心から尊敬しています。



心というのは、誰かが何かを言ったとしても、動かないときは動きません。
無言の宇宙にもそんな歌詞がありましたよね。
たとえそれが、とてもありがたい言葉だったとしても、同じこと。
それを悪いと思う必要はないのです。
感謝してもらいたくて告げているわけではなく。

逆。

これまでの日々に、戦い続けてくれたそんなあなたの日々に、こちらが勝手に感謝したいだけなのです。

自分が見返りを求めようとなどという気持ちは微塵もない。
これまでたくさんの贈り物をもらったあなたに。

なんとかこの後につながる、些細ながらも何かの一助に。


あるのは、そんな気持ちだけです。


結局、そんな言葉もあなたを傷つけることになるかもしれない、と実は危惧する中でこれを書いています。
だから、本当は書かない方が正解なのかもしれない。

こんな文章をレターで送るなんて、どちらかというとこちらのエゴだなと。

だからこうして、漂わせておきます。


目に触れないなら、それもいい。



私のような者を、ここまで連れてきてくれたあなたのことを
心から応援しています。

ありきたりな言い方しかできなくて本当に申し訳ないですが、どうか心身ともにご自愛ください。

                                     敬具


ケヤヲタ兼Buddiesの末端

川島 雅隆



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川島 雅隆(かわしま まさたか)
noteの中でも、櫻坂46・日向坂46に特化した内容ですので、特に二つのグループの推し活を経て、皆様に文章で還元できるよう努めてまいります! よろしければサポートをお願い致します。